会場はこじんまりした事務所横のスタジオ。
しかし、めっちゃ人数がおるやん～（汗）
劇団でもなく養成所でもないプロダクションなので少人数面接かと思っていたのに。
すぐ写真を撮って、待合室に通される。そこには付き添いの親と子供達がいっぱい。
オーディション会場はガラス越しに見えて７人ずつ審査される。
何気に受付で貰った用紙に目を通すと、演技テストのセリフも書いてあって
梅子「嫌や～」とすでにテンションダウン。
私「あかん、ここまで来てんからやれーーっ！」と一喝。
程なくオーディション会場に通される。
面接官は、２時ワクのディレクターから企画会社のオエライさん、タレントのＫちゃんまで。
おおぉーほんまのオーディションやん♪と心躍る私。
受ける子供は小さい子ばっかりかなぁと思いきや、意外と中高の男の子が多くてびっくり。
「この前のジュノンボーイで良いトコまで行ってダメだったので悔しくて役者になろうと決心しました」とか
「ウォーターボーイズ見て、僕も人を感動させたいと思い受けてみました」などなど、聞いてるだけで楽しい。
勿論、小学生の女の子は皆おしゃれ（梅子は超普段着）で
「父がいろんな世界を見た方が自分のためになると言ったので応募しました」とか
「芸能界に入って映画に出て、テレビにも出たいです！」としっかり語る語る～
もうすんばらしいわっ！小さいのに自分の夢を語れるなんて～と目頭が熱くなりました
が、我が娘梅子はオーディション受けたきっかけは？と聞かれ
「あ、お母さんが無理やり…」（汗）
将来の夢は？
「ケーキ屋かパン屋さん」審査員一同ずっこける（冷汗）
特技のダンス見せてくれる？
「……」もじもじもじもじ。シーン（結局恥ずかしくて踊らない）
セリフ（あぁ美味しかった）を言ってくれる？
「あーおいしかった…」←激棒読み
後ろで見ていた私は「このどアホ！もっとオーバーアクションで両手の上に顎でも乗せてみぃや！」と心の中で絶叫！
と同時に私が受ければよかった～と切に思う。
こんな感じで終了してしまい、あまりのヤル気なさに逆の意味で目立ってしまった。
最後に社長さんが私に動機を聞いてくれたのでデカイ声で
「この子は内気で内気で、人に遠慮して生きてるので、自信をつけさせたかったんです！」
これには社長さんも、大きく頷く。
「そうだよね～もっと前に出たらいいんだよ。半年ぐらいでできるようになりますよ。」
と優しいお言葉。ホント良い方～。
オーディションで芸能界目指す人とはレベル（顔の作りや情熱みたいなもの）が全然違うのが身に染みてよくわかりました。嵐とも別世界なんだなぁ～とまた痛感（笑）
これでニノと娘の共演（勝手に想像すな）は夢となって散ったけど、とっても良い思い出になりました。
こんなお母さんに付き合ってくれてありがとう！
梅子、お疲れさん！！
意外と場馴れしてない感じが新鮮で急展開あるかもよ～
ステージママ
