ナビィのコトノハ

ドラマみたいな通夜

昨夜が通夜で、本日無事に葬儀も終わりました。

通夜では10数年連絡が取れなかった

一番上の兄、すなわち長男が登場しました。

何年も絶縁状態で、母が事故で重体だった時も全く駆けつけず

今回ももちろん病床には現れませんでした。

10数年前に兄の方から両親に縁を切る!と言ったそうで、

穏やかで怒ることのない父が

怒って、呆れて、嘆いていたそうです。

おとなしかった兄は結婚してから

別人になってしまい、奥さんに洗脳されたようで

お金のことばかり言うようになってたし

絶縁した方が楽かもしれないなぁと

私は思ってました。


でも、たった一人の父親の死に目にも来ないなんて。。。

下の兄(次男)が連絡しても最後まで

来ませんでした。

そして、お通夜には親戚の叔母さんが

泣きながら説得したようで

会場に現れたのですが、

偉そうに「最後やから顔見に来たったわ」とのセリフに

もう、私は殴りたい気持ちで爆発しそうでしたが

下の兄が「よう来てくれたな」と

とりあえず式場に入れました。

棺の前まで来て、父の顔を見ながら

長男、次男、末っ子の私で話しが始まりました。

その瞬間から、会場全体が私達を食い入るように見つめていたそうです。

ずっと父は兄を心配していたこと

なぜもっと早く来て和解してくれなかったのかと。

残った母が呆けてるから、今後どうするのかと。

それに対して、自分は見捨てられたとか、

自分だけ愛されてなかったとか

ナビィだけ可愛がられてたから

おまえが面倒みろとか。

もう怒りに震えて、殴りかかりそうになった時に

義姉が止めに入りました。

式場のスタッフも大変な事になってる~と

二人くらい、止めに入ろうと駆けつけてたみたいです。

端からみたら、遺産の骨肉の争いに

見えたそうですが、笑

全く遺産もない兄弟ゲンカでした。


いくら喧嘩しても、自分の親なら心配に決まってる

嫁が自分の両親を嫌いなら、嫁に黙って見舞いに来るに決まってる

そんな私の甘い考えがズタズタにされて

通夜は悲しみよりも怒りに震えて

身体が震えて、ずっと瞬子に支えられていました。

最後まで、兄に会いたいと言ってた父が可哀想で

今すぐにでも殴りに行きたい衝動ですが

ここは我慢しないとね。

でも、あんな風になってしまった兄が

情けないような、可哀想な、

妹として恥ずかしいような

さみしい気持ちもあります。

下の兄も次男なのに、喪主をするなんて

辛かったと思います。


通夜の後、瞬子と義姉はめちゃめちゃ笑って

ドラマみたいやったわーとネタにしてましたが。

葬儀の話しはまた明日。。。

思いっきり身内の恥ですが、

忘れないためにも書いて置きます。

では、おやすみなさい。

コメント一覧

ナビィ
ecoちゃま
ありがとうね~泣
どこにでも家族の確執はあるんだろうね。
家族だからこそ、わかりあえるはずなのに
家族だからこそ、難しいのかもしれへんね。
父は全てを許してるはずで、
もうとっくに好きな北欧を旅してる気がします。
eco
ナビィさん、悲しみの中でのお兄さんの件は本当につらいですね。
私の友人の兄も全く同じで、結局お父さんのお通夜にもお葬式にも来ませんでした。
お父さんは最後まで息子にも孫にも会いたがってたそうです。
ナビィさんのお父様、息子さんに会えてホッとしたかな。。。
身体も気持ちも落ち着くまで時間がかかると思いますが、ゆっくり休んでくださいね。
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