今月もX-MENの話。まずは、形容詞の付かないX-MEN 15.1号と16号について。好き嫌いは別として、表紙を描いているJason Pearsonの画が気になったので、これを今回の添付画像にした。Jasonの画は上手いのだか、下手なのかが判然としないが、なかなか味がある。(デフォルメなんだか、遠近感を上手く描けないんだかどっちなんだろう。)特に真ん中のGHOST RIDERが良い味を出しているな。16号の表紙を描いているのJose Molinaも上手いのだが、つまらない画を描いているので却下。
中身の画の方はWill Conradが、筋書きをVictor Gischlerが担当。Marvelが最近出している。ャCントワンシリーズはなかなか良い画家達を使っている。今回のWillも結構良い画を描いているな。まだ、若いのか自分の味を掴みきってないかもしれないが。特にDaniの表情の描き方は好きだ。
話の方は、一話完結で、アメリカンインディアン(アメリカではこんな良い方はあまり好まれなくなってしまったが)の魔術師が呼び出した悪霊を退治する話。
次は16号。こちらの筋書きVictorが、そして画を表紙も描いているJoseが担当。Jose の画は、GEN 13を描いていたJ Scott Campbellの画に似ているかな。彼の描くPIXIEの画は良いな。前回のWillが上手くPIXIEを描ききっていないのと対照的だ。
話の方は、X-MENのリーダーCYCLOPSの元カノLee ForresterからのSOSを受け、異次元へ旅立つX-MENとFFの活躍。正確には、まだ活躍には至っていないが。Leeって、X-MEN 150号くらいに出てきた人だったかな。137号にCYCLOPSがX-MENを去ってから、復帰する作品だったけな。
好きなシーンは、CYCLOPSの今カノEmmaが皮肉たっぷりにI’d love to save your ex.というところかな。Loveとまで言っちゃうところが、上手いな。それから、Dr. Doomと行動を共にしているFFに対し、これまたEmmaがNice team mateと皮肉るシーンも良いね。FFのメンバーSueも負けじとNot my ideaと返すのがね。そうこれは旦那さんのRichardの発案でSueは気に食わないんだよね。
もう一つオマケにUncanny X-MEN 542号。引き続き、筋書きをKieron Gillenが、画をGreg Landが担当している。表紙の画はあまりおもしろくないのだが、Gregの画はいつ見ても良い。特に最後のコマがすごい。古代の神Cyttorakの力を得たX-MENのメンバーColossusの力溢れる姿は最高だ。
先月から続いているMarvel Comics全体でのお祭りFear Itself。Marvelの各雑誌で、忘れ去られた神Serpentの僕が、いろんなやつらに憑依して暴れ回っている。X-MENのいるサンフランシスコでは、Juggernautが暴れまくり。リーダーCYCLOPSがあの手この手でJuggernautを止めようとしている。先月CYCLOPSが公言したように、恐るべき敵を止める作戦は、本当にアルファベットの数以上にあった。542号では、42まで数えられている。
一方、Juggernautを精神的に操縦しようとしたEmmaが逆に敵に操縦されているのが気がかりだな。来月が楽しみだ。
そうそうこのFear ItselfってFranklin D Roosevelt大統領の大恐慌の時に行った有名な演説から取ってきたんだよね。(この間ャbドキャストで彼の肉声を聞いた。)Let me assert my firm belief that the only thing we have to fear is fear itself.この言葉凄い。恐浮チて言葉そのものが、浮「のであって、他に恐れるものなど何もないってことだよね。(うまく伝えきれないな。)脱線するけど、彼の名字を日本ではルーズベルトと呼んでいるけど、アメリカ人は薔薇のRoseと同じように発音しているな。
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