先々月届いたAll New X-MEN (“ANX”) 12号、と先月届いた13号についてレビュー。添付の表紙は、12号のもの。ANGELとX23(WOLVERINEと名乗っている。後述。)の愛のデザインが好きなので採用。Bagleyやる。
筋書きと画は、新ANXの鉄板コンビ、Dennis HopelessとMark Bagley。本当に固い。
さらっと粗筋を舐めておく。過保護なANGELからもう付き合えないと言われたX23。気晴らしのために、CYCLOPSが調べた犯罪の進行の兆しを探りに、彼女は世界各地へ飛ぶ。しかし、誰かに先を越され、犯罪は未然に防がれていた後だ。それを防いでいたのは、ANGELだった。一方、お節介なIdie、Evanは、Bobby (=ICEMAN)をクラブ(あ、おいら達世代にはディスコね)へと誘い、ゲイであるBobbyの社交生活の幅を広げようと試みるが、そこで事件発生。
犯罪の兆候を調べている若いCYCLOPSはリーダーとして、若いながらしっかりしている。アメコミ仲間の一人が、今のMarvelでは、この若いCYCLOPSが正式な彼みたいなことを書いていた。賛同したくないけど、若い彼の存在感がどんどん増してきて浮「。
X23は殺し屋としての名前みたいに書かれているな。殺しをしない彼女は、だから今はWOLVERINEと名乗っているのか。Molemanの”Could I get little help?”という問いに”No”と即答する彼女は、殺しをしなくても、恐い。
なんやかんや言って、元鞘に戻るANGELとX23は、青春していて羨ましい。あ、そう言えば、WOLVERINEの新作Loganの予告編見たけど、X23らしき娘が登場しているな。
他人とは、なかなか普通の会話をできないBobby。後半はその惨めな状態が同情を誘い結構声をかけてくれる。話の持って生き方が面白いな。そして、そのクラブで最後に声をかけたのはInhuman族のRomeo。
Bobbyの話を聞かずに、Romeoは自分の携帯操作に集中していると思いきや、Bobbyの携帯に自分の電話番号を入れていたって「サゲ」が好き。もう一つ「サゲ」があって、こいつは掏りの癖を治そうとしているのに、その掏りの癖を使ってBobbyの携帯を取り上げていたってのも良いな。
全般的に、若い男女の青春物語がテーマなANXは、結構楽しい。
ちょっと不満なのは、どうもX-MENが刷新されるらしく話が消化試合になっているところかな。
それから、もっと不満な点。もうInhuman属にはウンザリ。SCARLET WITCHに”No more inhumans.”って呟いてほしい。
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