今月のXタイトルの中では一番最初に読んだAstonishing X-MEN (“AX”)6号それから、その前の5号についてレビュー。
筋書きをCharles Soule、5号の画をRamon Rosanas、6号の画を。Mike Del Mundo。
Rosanasの画はまあまあ。カラーもDel Mundoともう一人が手鰍ッていることもあり、6号の品質の方が高かったか。Astonishingは相変わらず見せてくれる
さて、粗筋。Shadow Kingと戦うため、アストラル界へ送られることになったX-MEN。WOLVERINEとGAMBITは、Shadow Kingに敗れ、現実の世界で彼らはShadow Kingの操り人形として、周りにいる人間を憑依する手伝いをしている。現実の世界で使えるのはANGEL一人。アストラル界でProfessor X(肉体は死んでいる)と共に戦っているのはROGUE、PhantomeX、Raven。
アストラル界のProfessor Xが”I didn’t save GAMBIT.”と言ったのが気になったが、この言葉に悪意はなかったのかな。彼の説明(他のX-MENを助けるため)のを読んで一応納得。
ANGELはApocalypseの僕(しもべ)の姿ARCHANGELに変るのが精神的に苦痛の様子。これいつからそうなったんだろう。X-MENの派生商品が多すぎて全部を読んでないからな。
アストラル界での戦いは概念的すぎて画は綺麗だがちょっとついて行けない。(これまでのShadow Kingの戦いもあまり乗れなかったのを思い出した。)
Shadow Kingが99%勝っていて最後の詰めが甘くて負けるという展開はまあまあかな。それから、ARCHANGELが爆弾を防ぐシーンは描かれていないのも良い。
捕虜になったイギリスの警察だかなんかの特殊部隊が爆弾を落とされることを知り、何とか逃げるため、PSYLOCKEを懐柔するページが良いな。わざとらしい言い訳とその後のPSYLOCKEのテレパシーで真実を知る瞬間の対比の視覚的効果も素敵。
今回のAXはわからないことが多い。まずは現実の世界に戻ったProfessor X。え、これPhantomeXの肉体を借りているってこと?愛弟子CYCLOPSに殺されたっていうのも好きじゃないけど。これもなー。
それから、Shadow Kingが敗れたのに、現実世界の憑依された人たちがまだ憑依されたまんまってのはどういうこと。その割にWOLVERINEとGAMBITは自分を取り戻しているのは何故?
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