アメコミとラーメン

DARK TOWER その30


今月のDARK TOWER(以下“DT”)は2冊到着。まず早速読んだDT Battle of Jericho Hill全5回の1回目。筋書きをRobin Furth、台詞をPeter David、彩色をRichard Isanove。そして今回のArc(シリーズ)から画家としてJae Leeが再び登板。添付画像の表紙もJaeによるもの。彼の画としては、それ程魅力的ではないが、実力の程は十分伺える。

先月終了したDT Fall of Gileadで主人公Rolandの宿敵Crimson Kingの手下John Farsonの手によって廃墟と化したGileadのシーンから物語りは始まる。最初のページのこれまでの経緯で、設定がGileadの陥落から5、6年経過したことがわかる。そう言われてみれば、Rolandが成長したようにも見られる。

今までRolandとその仲間達は、どこかに隠れているらしいのだが、Beamsの一本が破壊されたことがわかった(完全に切られたわけではないらしい。)時点で、DTに行きその魔術の力を使ってJohn Farsonを唐サうと決意する。

BeamsはDTの小説版を読まないと何のことやらわからないかもしれないが、磁力のある力の線。それを辿っていけば、DTに辿り着くことができる。映画にもなったStephen Kingの小説「アトランティスのこころ」で、主人公が救おうとしたTedは、そのBeamsを破壊することができる力を持つ。

一番好きなシーンは最後のパネル。Rolandが仲間にDTを探そうと仲間を誘うシーン。仲間達全員が挙手するところだ。青地に白い馬が描かれているGileadの旗を手にしているRolandの力漲る姿が印象的だ。
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