最近、セキセイインコを飼い始めてから可愛いまだヒナの小鳥に夢中になっている。
さし餌といって、温めた餌を混ぜ合わせて口へ運んであげる。
喜んで食べる姿を見ると、心が温まってくる感覚がある。
ちょっとずつ、子離れをしようと思う私に救世主が現れたみたいな気持ち。
それでも、完全に寂しさがなくなった訳じゃない。
本当は近いうちに息子と会う約束をしていて、いろいろあっていったん保留にした。
昨日の夜、眠るときに、何とも言えない恐れの感情が湧き上がってきた。
それは、前回に息子と離れたときにまた、胸が苦しくなってきたことが今も思い出されてしまうからかもしれない。
インコの愛に目覚めて、ようやく心が楽になってきた私。
身勝手だけれども、少し時間やいろんな距離を置いていくのが必要なんだと思う。
それは、親子だけじゃなく、恋人や友人もそうだけれど、
強い執着や共依存的な関係には、分離の苦しみが伴う。
そろそろ、私は私の心を自由にしてあげたいのだ。
癒しは一瞬でおこるものでもないし、時間と上書きの経験が執着を薄れさせてくれる。
意識的に楽しいことに目を向ける訓練をしていきたい、
ついつい不安や恐れにフォーカスしてしまう悪い癖がなかなか治らない。
もちろん、元気なときは楽観的でぐんぐん前に進めていくタイプだから、
今は、トンネルの中で彷徨い、もがいている途中なのかもしれない。
息子は、コロコロ気が変わる私に、
「僕はどちらでもいいよ」
といつもながら優しい。
その気遣いに感謝しながら、私は私を立て直す決意にしたい。
話は変わるが、敬老の日のこと。
母から電話があった。
私の息子である孫から、ラインギフトが贈られてきたという。
ハーゲンダッツのアイスをコンビニに取りに行ったという母。
嬉しそうな声が聞こえてきた。
私は、そうしてと頼んでもないけれど、自然と行動できる息子を思うと涙が出た。
こうやって、優しい子に育ったことは私の子育ても結構よかったのかもしれない!
そうやって、自分のこともついでに褒めてあげたい。
また、10月ごろに帰ってくると言っていた息子。
それまで1か月あるかないかだけれど、いい距離でまた出会える自分でいたらいいなと思う。
彼とも会う約束がある。
最近、頻繁に連絡しあっているから新しい話題がないかもしれないけど、
毎日少しでも繋がっていると思うと、それが嬉しいし安心感をもたらす。
朝から晩まで、本当に忙しい人。
それでも、時間を作ってくれて一緒の時間を共有してくれる彼に感謝したい。
また、ずっと苦しんでいた私を優しく見守って、言葉に耳を傾けてくれた。
人生に正解はないし、選択も自由だ。
これから先も、紆余曲折あるけれど、いつも心に希望と光をみつけていきたい。
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