再生医療にまた新たな光明となる新型細胞「STAP」の発見が
今朝の朝日新聞一面に大きく取り上げられていた。
万能細胞といえば、先にノーベル医学生理学賞を受けた
京都大学の山中伸弥教授を中心とする研究グループが開発した「ips」細胞が
まだ記憶に新しい。
今回発見されたSTAP細胞はこのips細胞よりもっと簡単に作れて
しかも癌化する危険の少ない優れものらしい。
このすごい発見に世間は大騒ぎだ。
朝日の一面にはこの発見についての山中教授のコメントも見出し付きのコラムで載っていた。
「誇りに思う」と。
「重要な研究成果が日本人研究者によって発信されたことを誇りに思う。」
山中教授のこの第一声だけで私などはもう感激してしまう。
ノーベル賞レベルの研究者であれば皆多かれ少なかれ競争意識はあるものだろう。
皆最先端のまだ世界の誰も発見していないものを見つけてやろうと野心を持っているはずだ。
たとえ功成り名遂げた大家であってもそれはきっとあるに違いない。
その中での山中教授のこの発言だ。
教授の素晴らしいお人柄にただただ感服するばかり。
私はこの方がノーベル賞を受賞した時からその人柄に強く惹かれていた。
今回も期待を裏切らない立派な姿にますます尊崇の念が募る。
私や私の周りの妬み嫉みでまっ黒になっているちっぽけな人間には眩しすぎる。
背が高くて知的な感じ。
奥様もとても素敵な方ですよね。
医師であり女性といえど社会的地位のある方なのに
ご主人と張り合ったりせず万事控えめにしていらっしゃった。
なかなかできることではないと思います。
お二人は高校時代からのお付き合いとか。
良いですねぇ~。
ここ数日のマスコミ報道に対して
コメントが発表されましたね。
山中教授の時はもっと連日の報道がすごかった気がしますが、いつ見ても物腰もとても柔和だった気がします。
人としての器の違いなのでしょうか。
何もかも中途半端な私にとってもやはりまぶしい存在です。