「この漂える国を、
理を修し固め成せとのたまいひ......」
「このただよえるくにを、
すじをただし、かためなせと、のたまいひ......」
これは、
日本最古の書物とされる古事記に書かれている一文です。
まだ天地が別れたばかりで、
ドロドロとしている下界を指し示し、
天上の神々がイザナギ(伊邪那岐)とイザナミ(伊邪那美)の
2柱の神に話した言葉として記されています。
イザナギさんとイザナミさんはこの言葉とともに、
天上の神々からアメノヌボコ(天沼矛)と呼ばれる矛(ホコ)を授かり。
その矛を「天の浮橋」という天空の虹のような橋の上から
ドロドロとした下界に差し下ろして、
コオロコオロ......と音を立ててかき回し。
そのかき混ぜた矛を引き揚げると、
矛の先から滴り落ちたしづくが固まって、
「オノコロジマ」と呼ばれる下界最初の島になったと。
そう書かれています。
これが日本国における「国産み」の神話。
この後、
イザナギさんとイザナミさんは
次々と沢山の島々を産んでいきます。
それらがやがてこの日本列島になったのだ......と。
そういう神話。
昔から、
この国の創造に関わる大切な話として語られてきた物語です。
原文を記してみると......
修理固成(すじをただしかためなせ)
是多陀用幣流之國(このただよえるくにを)
賜天沼矛而(あめのぬぼこをたまわりて)
ここより、
神道(しんとう)において、
とても大切なモノしてとして抜き出された言葉が
「修理固成=しゅうりこせい」
「作り、固め、成せ」
一度作り、
その後も何度も何度も見直して。
修正し、修理し、
そうして少しづつ固めて行く。
それが作るということなのだ。
この言葉こそ神道の奥義と言っても差し支えない......
と言うような方もいますし、
神道においては、
それぐらい古来より重要視されてきた言葉。
近頃、
この言葉が僕の頭の中をとても強く回り巡っているのです。
ちなみにこんなブログでも、
いつもアップ後に
実際の表示画面デザインを自分で幾度か見直して。
そこで気付いた細かいところを微修正して、完成!
......という形で記すようにしています。
バックサイトのCMSに
イソイソと文字を書き入れている時では分からない、
最終的なデザインレイアウトで見てみないと気づけない、
そんなミスや誤字などもあるからです。
なのでこのブログは、
本当はアップされた時から一時間後ぐらいに見てもらえるのが
一番良い感じなのですが......
前回の記事でも、
アップした後に載せ忘れていた写真が一枚あることに気づき、
写真を追加をしていました。
そんなふうにして、
こんなブログでも「修理固成」的に書き記していたりもします。
もちろん、他でも、沢山。
いろんなビジネスでも、きっと、沢山。
この「修理固成」の概念と
やり方で作られているものはとても多いと思います。
それは自分という人間性や生活でさえも......です。
修理固成。
最近、とても気にしている言葉なのです。
とても良い言葉だと思います(^^)
そして、
神話における「修理固成」の話のくだりでは、
イザナギさんがイザナミさんに向かって、
こんなことを言います。
「まだこの国は造り終えていない......」
では、
この国の「国造り」はいつ完成したのでしょうか。
人は、自分は、神々は、いつ完成したのでしょうか。
するのでしょうか。
「修理固性」とは本当に興味深い言葉だと思います(^^)
「mont-bell(モンベル)」さんというアウトドア系グッズのブランド。
最近、富士山に登ろうとして、
古くなっていた幾つかのアウトドアウェアや
グッズを買い換えていました。
その中でもこのモンベルさんの商品はいつも
「素晴らしいなぁ、、」
と唸らされるものが多くて、
ついつい揃えてしまったりします。
最初は海外のブランドかと思っていたのですが、
日本のブランドだと知った時にはちょっと驚き、
嬉しかったことを覚えています。
日本のアウトドア系ブランドさんでは
「Snow Peak=スノーピーク」さんと共に、
「修理固成」をとても強く感じるブランドさん。
とても好きなのです。
理を修し固め成せとのたまいひ......」
「このただよえるくにを、
すじをただし、かためなせと、のたまいひ......」
これは、
日本最古の書物とされる古事記に書かれている一文です。
まだ天地が別れたばかりで、
ドロドロとしている下界を指し示し、
天上の神々がイザナギ(伊邪那岐)とイザナミ(伊邪那美)の
2柱の神に話した言葉として記されています。
イザナギさんとイザナミさんはこの言葉とともに、
天上の神々からアメノヌボコ(天沼矛)と呼ばれる矛(ホコ)を授かり。
その矛を「天の浮橋」という天空の虹のような橋の上から
ドロドロとした下界に差し下ろして、
コオロコオロ......と音を立ててかき回し。
そのかき混ぜた矛を引き揚げると、
矛の先から滴り落ちたしづくが固まって、
「オノコロジマ」と呼ばれる下界最初の島になったと。
そう書かれています。
これが日本国における「国産み」の神話。
この後、
イザナギさんとイザナミさんは
次々と沢山の島々を産んでいきます。
それらがやがてこの日本列島になったのだ......と。
そういう神話。
昔から、
この国の創造に関わる大切な話として語られてきた物語です。
原文を記してみると......
修理固成(すじをただしかためなせ)
是多陀用幣流之國(このただよえるくにを)
賜天沼矛而(あめのぬぼこをたまわりて)
ここより、
神道(しんとう)において、
とても大切なモノしてとして抜き出された言葉が
「修理固成=しゅうりこせい」
「作り、固め、成せ」
一度作り、
その後も何度も何度も見直して。
修正し、修理し、
そうして少しづつ固めて行く。
それが作るということなのだ。
この言葉こそ神道の奥義と言っても差し支えない......
と言うような方もいますし、
神道においては、
それぐらい古来より重要視されてきた言葉。
近頃、
この言葉が僕の頭の中をとても強く回り巡っているのです。
ちなみにこんなブログでも、
いつもアップ後に
実際の表示画面デザインを自分で幾度か見直して。
そこで気付いた細かいところを微修正して、完成!
......という形で記すようにしています。
バックサイトのCMSに
イソイソと文字を書き入れている時では分からない、
最終的なデザインレイアウトで見てみないと気づけない、
そんなミスや誤字などもあるからです。
なのでこのブログは、
本当はアップされた時から一時間後ぐらいに見てもらえるのが
一番良い感じなのですが......
前回の記事でも、
アップした後に載せ忘れていた写真が一枚あることに気づき、
写真を追加をしていました。
そんなふうにして、
こんなブログでも「修理固成」的に書き記していたりもします。
もちろん、他でも、沢山。
いろんなビジネスでも、きっと、沢山。
この「修理固成」の概念と
やり方で作られているものはとても多いと思います。
それは自分という人間性や生活でさえも......です。
修理固成。
最近、とても気にしている言葉なのです。
とても良い言葉だと思います(^^)
そして、
神話における「修理固成」の話のくだりでは、
イザナギさんがイザナミさんに向かって、
こんなことを言います。
「まだこの国は造り終えていない......」
では、
この国の「国造り」はいつ完成したのでしょうか。
人は、自分は、神々は、いつ完成したのでしょうか。
するのでしょうか。
「修理固性」とは本当に興味深い言葉だと思います(^^)
「mont-bell(モンベル)」さんというアウトドア系グッズのブランド。
最近、富士山に登ろうとして、
古くなっていた幾つかのアウトドアウェアや
グッズを買い換えていました。
その中でもこのモンベルさんの商品はいつも
「素晴らしいなぁ、、」
と唸らされるものが多くて、
ついつい揃えてしまったりします。
最初は海外のブランドかと思っていたのですが、
日本のブランドだと知った時にはちょっと驚き、
嬉しかったことを覚えています。
日本のアウトドア系ブランドさんでは
「Snow Peak=スノーピーク」さんと共に、
「修理固成」をとても強く感じるブランドさん。
とても好きなのです。
でも、モンデルのガスバーナーを使って公園で、コーヒーを作っていて、お金持ちのホームレスと噂されないようにね。
バーナーはモンベルでなく「プリムス」ですねσ(^_^;)ええ。ええ。
かつブロさんの記事のリンクからお邪魔しておりました。
昨日職場に来たお客様で「モンベル」のTシャツを着ている方を見ましたので
読み方解らなくて「モントベル??」と読んでいました^^;
色々なお話、いつも楽しみにしています♪
では失礼致します
モンベルは創業者の辰野さんが日本を代表するトップクライマーで、ある時、雪山で使っていた手袋の品質が悪く、手が凍傷になってしまったことから、自分が納得する商品を作ろうと決意したとこから始まってるメーカーさんなのですね。
レインウェアやザックの出来は素晴らしいっすよ(^_^)
興味深い。なんか刺さった。
たぶん私のこれからの人生において
とても大切にしていくだろう言葉。
ビジネスにおいても
趣味のゴルフにおいても
意識していくだろうなぁ。。。
シビレます......
近く、一度大きく弾かれた四国に行く予定なのですが......
本当に厳しい旅となりそうで......
先日、アル神様から頂いたばかりの言葉なのです。
「この漂える国を、筋を正し、固め成せ」
感動したことを覚えている最中です(^^)