空に乾杯

日々な話やドラマの感想など雑多に書き綴ってます!

あれよあれよと

2010-10-21 | 本やマンガ

お互いに、その存在に気づかされるけど、さほど驚きもしない。

とはいっても、いいタイミングで、二人の前に現れるのよね!

安兵衛って、現代の曖昧な部分をうまく突いてくる。

作者が意図的にそうしているのかもしれないけれど……。

適当にしがちなことも、こうだって言い切るのよね。

たぶん、頷かされて、納得させられてしまう。

嫌味とかじゃなくて、的を射ているから、痛快かも?

ひろ子と友也にとっては、安兵衛の存在って、

タイミングよく出現してくれて、ありがたいわけよね!

ひろ子はちょっと男気あるかも?

とはいっても、女性なので、そんな感情も見せる。

友也にしてみると、同士みたいな感じよね!

父親的というよりは、安兵衛が、ひとりの人間として、

友也を扱うので、そこの目線がいかしてるよねぇ~

上から目線じゃない、物言いがスカッとするのかなぁ。

あれよあれよと、物語が進んでいって……。

そんなこんなで、取り残されている感はないのですが。

それぞれが気づかされていくって課程がそこにあって。

あぁ~ここで、その場面ねって、わかるわけ。

で、読み進めていくと、あっ、たぶんって予感が……。

きっちりと、やってくれるじゃないですかぁ~みたいな。

意外にリズムに乗れてしまったなぁ~

読んでみなさぁ~い……てねぇ!

「ちょんまげぷりん」

荒木源著

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