「線は、僕を描く」2022年
彼はその水墨画を見て涙を流す。
師匠となる篠田は「弟子にならないか?」と。
一瞬で才能を見抜く眼力は凄いなぁって。
彼こと青山霜介は半信半疑である…が。
「水墨画」には魅せられている様子…。
手本となる「画」を自ら描き。
それを霜介が自ら描いてゆくのだなぁ。
目に見えるものを描くのではなく…。
見えないものを表現するという難しさが。
見えるそのものを自分の感情のままに描く。
容易ではないことは伺えるぅ。
霜介はつらい過去を抱えて生きてきた。
ずっとその場所を避けてきたのだが…。
千瑛と訪れそれぞれが転機となるのだなぁ。
現状を打破する…二人がいるじゃない。
過去との決別もある意味必要不可欠であるぅ。
過去と向き合いその先へ進むことの大切さ。
それを強く感じた映画でしたぁ。
「線」から生み出されるその「画」には。
心を鷲掴みされその奥深さにえらく感動しますのぉ。