新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

鳳来寺山登山の巻…

2020-09-25 06:59:46 | 歴史史跡
1425段の石段を上って
到着した
鳳来寺の本堂…


で…大爆笑している??「膝」
パンパンに張ったふくらはぎをさすりながら…
ふとMAPを眺め思う…


へー
鳳来寺山頂とは書かれておらず
瑠璃山山頂695メートルなんだ!!


へー
本堂のみならず
「鳳来寺」には奥の院があるんだ!!

肉体は間違いなく50過ぎ…
だけど…気持ちはいつまでも10代~20代の私…



昔から
バカは高いところに登りたがるって言うけど
まさにその通りの性格でして


「奥の院」っていうくらいだから
所詮参拝路
たいした山登りにはならないやろ…

膝の笑いを押し隠すように
頭上の山を見上げてる私…






今、登らないといつ登る??
どんどんどんどん体力は衰えていくんだ…
膝がどんなに笑っていおうとも
「今」がチャンスでしょう!!


せめて…せめて奥の院は参拝しておかなくちゃ!!


どんなに膝が笑おうとも
ふくらはぎがパンパンに張っていおうとも
腰痛に悩まされていおうとも
気分は20代!!


バカなので
高いところに登りたいのよ!!


MAPには
ぐるっと廻って
2~3時間くらいと書かれている!!
で…気分は20代…

どんなに膝が笑おうとも
ふくらはぎがパンパンに張っていおうとも
腰痛に悩まされていおうとも
気分は20代!!


ということで
鳳来寺旧本堂の脇道から
鳳来寺奥の院目指してレッツゴー!!






岩には
利修仙人さまがいらっしゃって
私をお見送り





霊木7本杉の1本から鳳来寺本尊となる峯薬師如来を作った利修仙人さま
鳳凰に乗って山中で3匹の鬼を従えて住んでいたといわれる利修仙人さま
文武天皇が病にかかられたときに鳳凰に乗って都に行き
祈祷によって天皇のご病気を治した利修仙人さまに見送られれば
元気百倍…
笑いかけた膝も黙るというものです??





足元注意
確かに…
黙っていた膝が一気に笑い出します…





想像以上に
急勾配
足元も悪いし…

奥の院への参道なんて思ってちゃ大間違い!!

キツイ!キツイ!!
しんどい!しんどい!!





急勾配しすぎて
手すりにつかまらくちゃ登れないほど






足元注意
お地蔵さんが語り掛けてくれてるようです…





しんどくて
もう…ここが頂上でもええんとちゃう??




岩崖には
白山大薬坊大師の仏塔





よくぞ、こんな岩崖に建てたなと
感心するほど…


こんな小径になると
ちょいとホッとするけど




長くは続かない…
すぐに急勾配で這って登らなくちゃいけないようなところも…


岩に沁みて流れ落ちる清水…

顔をべちゃ!!とくっつけたい気分




岩穴に石仏…
実にシュール!!



湧き出て
滝のように落ちる水





ああ、顔を洗いたいけど
下に仏様がいらっしゃるから
ちょいとできませんよね??





ここに赤いお堂が
おお、奥の院に着いたか!と思いきや


「勝岳不動」








ここで
利修仙人さまはお亡くなりになったのですね…

合掌…






さてさて
「奥の院」はまだまだ「奥」のようなので
森の小径をひたすら登ります…


疲れすぎて
膝も笑う余裕すらなくなっていく感じ…
参拝道…ではありません!明らかに登山です!!

初心者コースとも思えない急勾配
厳しさです!!
まさに気分は修行僧…





木の根っこに蹴躓かないように








六本杉








この木の株が
利周仙人さまが御本尊である
薬師如来さまを作った杉の木なのか???
木の株に触れて
利周仙人さまのパワーをいただき
元気百倍!!には…なりません!!
ひたすら登る坂
この木の橋なんか…まるでアドベンチャー!!

映画だとよく
これが崩壊して
主人公が木の枝なんかに捕まって
なんとか危機一髪
助かる…なんていった映画が思い出される…
私は…そんな主人公になりたくないので
慎重に…慎重に…



進む小径を防ぐ倒木
まさにアドベンチャー






とても参道とは思えないけど…
ついに念願の…念願の
「奥の院」に到着しました!!











思い切りお堂の屋根に木が寄りかかっていて
立ち入り禁止になっていました…






遠くから
合掌…








京都の鞍馬山
牛若丸伝説の残る
魔王殿、木の根道を彷彿させる
この光景…




この辺りが
瑠璃山山頂
695メートル


霊山で
「ロクでなし」にも「ご利益」ある!!

「69でなし」にも「5利益」ある!!


と思わせる
695メートルの高さから
見下ろす眺望は絶景!!
















「69でなし」にも「5利益」ある!!
舞い上がってる私…






気分は鳳凰にのる利修仙人???ということで???
この瞬間だけは…この瞬間だけは…この瞬間だけは…
疲れがぶっとんだ気がします…


歩き出すと
とんでもない疲労感が襲ってくるんですけど…汗



このまま来た道を降りようかと思ったんですけど
ぐるっと廻ると
約2.5キロの山道ですけど
ぐるっと廻ると
鳳来寺東照宮に出られるようで

登ってきた道1.1キロ
ぐるっと廻ると
約2.5キロの山道ですけど

せっかくのこの機会
ぐるっと廻ることに
だって、もう山頂にいてるから
これ以上登ることは、ないやろ!!


そう思って
基本的に
「急がば回れ」が教訓???のような私ですので…

昔の休憩所でしょうか?
朽ちて自然に還ろうとしています…




「夏草や登山客どもが夢の跡」



BY松尾ドショウ!!


あの…鳳来寺山に登ったの
夏ではなくて春…3月のことですけど…






どうもこの辺りが
ホントの鳳来寺山の山頂のようであります…

示す案内看板は見当たりませんけど
ベンチはいっぱいあって…
木々に囲まれてて
眺望は…ここは今一つ







ベンチのあたりからは
中国人グループのけたたましい
会話が…響き渡ってまして…


こんなご時世ってこともあって
きっとこれは偏見なんでしょうけど…
なんか、近づけなかった…汗…です…


なので
さっさと先へと…








私の膝とふくらはぎは
休憩したいよー!!って言ってました??けど…


道はもう登らないと思ったのに…
なにこれっ!!険しすぎる!!




橋を渡り




岩をよじ登り





まさにアドベンチャー






思った以上に
よじ登って…

天狗岩に到着
岩が天狗に似ているそうですが…
天狗が舞立った岩かも知れないけど
よくわかんないけど…








眺望は抜群












まさに天狗になって
舞い降りたような気分が
味わえます!味わえます!!







南アルプスどこ??
よくわからないけど







天狗には見えませんでしたけど
天狗岩を後にして
ここからはアップダウンが少ない感じ
でも相当疲れてますので
登りの勾配がくると
うわっ!!と
膝とふくらはぎから悲鳴のようなものが聞こえてくるような





でもこの
鷹打場8分の道案内標識に
後、8分だー!と元気がちょっとだけ湧いてきます??


花がきれいで
この美しさに元気がちょっとだけ湧いてきます??





目の前に積み上げられてる石









文部省の石碑






文科省ではありません!!文部省です!!
歴史を感じますなあ???

巫女石と高座石だそうな…








この辺りはアップダウンはないけど
木の根っこに蹴躓かないように注意!注意!!





ここの別れ道で
鷹打場へと






いやあ…ここの眺望が
一番素晴らしかったかも
自然と一体化になれるかのようで…

















新型コロナウイルス
ここでなら…かかってこいや!!
はい…大自然の中、廻りには誰もいませんので…笑




あの…
通勤途中や職場では
新型コロナウイルスかかってこないでね…
ひたすら手洗いとマスクで防御しっぱなしで
臨戦態勢には入ってませんので…笑




帰り道…
ここからはひたすら下る!下る!!








途中
家族連れ、それも小学生1年生くらいの子が
親の手と繋いで登っていくのを見かけたけど
ちょいと険しすぎるよ!
大丈夫か…とも思いながら








私は東照宮まであと4分の
案内看板に元気づく





一番元気が出た瞬間



下方に…下方に…
鳳来寺東照宮がみえる!みえる!!






入母屋造り
檜皮葺きで
建物は極彩色
山の中で豪華絢爛に輝く…
鳳来寺東照宮が見下ろせる!!













おお!着いた!着いた!!
私の膝もふくらはぎも
アキレス腱も…重い腰も
耐えた!耐えた!!よく頑張った!!







でも…
思えば
この後…参道麓の駐車場まで
1425段の石段を下りるのね…



膝が笑うだけでなく
全身痛…
しばらくは…立ち上がるのも
痛たたた
ものにつかまり
よっこらしょ!!


はい…こんなふうでも
気分!気分だけは20代なので…ねっ!

1…いたたたた…動くのに
4…四苦八苦のこの痛み
2…肉体は疲労困憊
5…ご苦労さん!!



はい…石段
1425段…

翌日…動けなくても
気分!気分だけは20代なので…ねっ!


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