新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2021年秋…名古屋文理大学文化フォーラムで「スギテツ ファミリーコンサート 鉄道物語 in 稲沢vol.4」前篇

2023-01-05 06:33:55 | ライブ

2021年10月

名古屋文理大学文化フォーラム

 

スギテツのプロデュース

「スギテツ ファミリーコンサート 鉄道物語 in 稲沢vol.4」

に行く…

 

このコンサート…2020年に引き続いて2年連続の参加であります…

 

ここ稲沢は…稲沢は…鉄ちゃんにとって聖地の一つ


貨物の街…


東洋最大だった貨物列車の操車場があった…街

なんでも、稲沢操車場は「新鶴見・吹田」と並んで「日本三大操車場」と呼ばれているらしい
そして…昔に比べれば
縮小されたものの
貨物銀座として????
賑わっている…

そんな「JR貨物」とコラボして、行われたコンサートイベントがこの「鉄道物語 in 稲沢」なんだな…

まあ、私…「貨物(かもつ)」列車を眺めてても特に…

でありますが、小ホールで、そのイベントがやってたので、興味がさほどなくても、立ち寄る私…

新型コロナウイルス感染症対策のため、連絡先記入、手指消毒液、さらには非接触型体温計で体温測定…さらに付箋などの「JR貨物」のちょっとした記念品までいただいたのに…ほんの5分ほどで、興味もなく…昨年同様、ふふんと眺めて退場しちゃったのは、関係者にちょっと申し訳ない気持ち…

 

一応…模型を眺めて…

 

 

稲沢操車場マップ…広い!広い!!

広いのは分かったけど、たとえばバンテリンドームナゴヤの何個分の広さの表示があったら、どれくらい広いのか…すぐわかったのに???

他には「貨物の大きなパネル」

平ぺったい貨物と記念写真が撮れちゃうすぐれもの…

 

ヘッドマーク

さよなら ありがとう

 

さよなら

 

二度も「さよなら」「さよなら」

と言われちゃったから、小ホールからサヨナラしちゃったじゃないか…

 

さてさて、せっかく感染症対策等いろいろしてくださったのに、ふーんと眺め、5分ほど体感(たいかん)…いや5分ほどで退館(たいかん)してしまった私…

あとは、会館の近くの喫茶店…いいお店をみつけました…

珈琲茶屋「かぐら」

はい、和風オムライス…おいしかったです…名古屋文理大学文化フォーラムの近くでいいお店みつけました…

 

 

デザートも食べてお腹いっぱい!!

 

 

ああ、稲沢に来てよかった…(笑)

 

おっと、今日の目的を見失うところでした…今日は「スギテツ ファミリーコンサート 鉄道物語 in 稲沢vol.4」をみるために「わざわざ、いなざわ」にきたんだった…




ではでは

早速「スギテツ ファミリーコンサート 鉄道物語 in 稲沢vol.4」のレポをばだらだらと…

まずは源石和輝アナからの開演前の放送アナウンス…

「みなさま、まもなく「スギテツ ファミリーコンサート 鉄道物語 in 稲沢vol.3」の開演でございます…本日は本編の前に、このシリーズ初登場となります愛知県立木曽川高等学校ブラスバンド二??」と、いきなり噛む源石和輝さん…(笑)

「失礼しました…」と続けて「ブラスバンド部によるオープニング演奏がございます」とここまでアナウンスして

ここからは車掌風の口調で「それでは、ご案内申し上げます…愛知県立木曽川高等学校ブラスバンド部は80名で活動しています…さまざまな演奏活動に積極的に参加しており…」と

今年の大会では、アンサンブルコンテスト東海大会でフルート三重奏の部門で出場し、銀賞、学校では、吹奏楽東海大会に出場し、銀賞、マーチング部門では、東海マーチングコンテストで優勝といった受賞歴を紹介し、今回は、鉄道とのコラボレーションということで鉄道にちなんだ曲を演奏すると

 

「銀河鉄道999 The Galaxy Express 999」

凄い迫力…どうやってコンテストで採点するんだろう…金賞と銀賞の差をどうやってつけるんだろう、私の耳では絶対に差をつけるなんて無理、これぞ金賞だと思えるほど、実に素晴らしい演奏…

いやあ、高校生といっても、ここまでレベルが高いなんて、素晴らしすぎる…

 

ここで司会進行の源石和輝さんと小倉沙耶さんがステージ脇に登場

演奏が素晴らしかったと絶賛しながら…

源石和輝さんが「本当に停まらない感じ…ノンストップのマンハッタンの地下鉄に貨物列車が乗り込んできた感じで…」と感想を述べ

さらに、今日は拍手をいただくか、入り口でお配りしたブラボー札を掲げていただけると、演奏者一同喜びますので、どうぞよろしくと、「ブラボー」と叫ぶことのないように…と新型コロナウイルス感染症対策にも配慮しながら…素晴らしい演奏でしたと…愛知県立木曽川高等学校ブラスバンド部のみなさんを見送って

「愛知県立木曽川高等学校ブラスバンド部のみなさんは礼儀正しい…それに比べて、車内自動放送のモノマネをやって、とちるという大変な失敗をしてすみませんでした」と笑いのおこるお詫びをば…一言述べて

 

スギテツ ファミリーコンサート 鉄道物語 in 稲沢vol.4」にご乗車いただきありがとうございます」

「本日の司会を務める、源石和輝、東海ラジオ「抽斗(ひきだし)!」という番組をやっていると自己紹介

そして、パートナーは、と振られ

「鉄道アーティスト、鉄道大好き、貨物列車大好き」と小倉沙耶さんも自己紹介…

なんでも、小倉沙耶さんもラジオ番組をやっているようで、源石和輝さんも、ときどき呟いて、リツィートしてるとか…

ラジオ好きな鉄道大好きな二人で、お送りしていく、さらに小倉沙耶さんにはトークゲストとしても登場することを知らせ

ここで、小倉沙耶さんのプロフィールの紹介

豊橋出身で、鉄道に関わる全ての方が、笑顔でいられるためのお手伝いをモットーに活動しており、2009年に「明知鉄道観光大使」、他にも都市交通政策技術者・鉄道コンテナアドバイザーとしても活躍されていると…

いろいろやりたいことをやっていたら、こんなふうに肩書きが…と答える小倉沙耶さんに向けて、さらに

「お母様になりました」と

「ママ鉄になりました…新米ママ鉄」と言葉を足す小倉沙耶さん

源石和輝さんが

「小倉沙耶さんとは稲沢のイベントでご一緒するのは初めてとのこと…客席にいたり、違う場所で違う方と組んでいたりということはあったけど」

と語れば、小倉沙耶さん

「二人で司会を務めさせていただける喜びを感じている」と「ママになって初めての鉄道仕事だ」と

さてさて、源石和輝さんが、本題に戻して

さて、この稲沢は新鶴見操車場や吹田操車場と並ぶ日本三大操車場である稲沢操車場がある場所…現在、愛知機関区と言われ機関車の整備が行われている…行き交う機関車をみているだけでも興奮してしまう…鉄道ファンのみならず…稲沢市民のみなさんが羨ましいと思う…

そんな稲沢でこのようなコンサート「スギテツ ファミリーコンサート 鉄道物語 in 稲沢vol.4」を開催することができたと

続いては小倉沙耶さんが語る…

そんな稲沢の鉄道との密接な関係を市民や近隣の方に知ってもらおうと、JR貨物東海支社の協力を得まして、このシリーズのコンサートは2016年にスタートしたとのこと

 

初回からイベントをプロデュースしているのが、スギテツの杉浦哲郎さん…

前半は、いつものようにスギテツを中心としたクラシックで笑顔を作るステージに…去年に続いてこの会場にも縁が深いセントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルの3名の方

今回初出演、鍵盤ハーモニカ奏者の吉田絵奈さん

中盤になると、今回初登場となるスペシャルゲスト、NHK Eテレ「ピタゴラスイッチのテーマ曲」で有名な栗コーダーカルテットのみなさん、そのステージでは、鉄道をイメージしたオリジナル曲も披露すると、紹介して

後半は、鉄道トークコーナー、ママ鉄タレントの豊岡真澄さんとJR貨物の社員とスギテツの杉浦哲郎さんと一緒に

きっとこのステージを通して、稲沢の魅力を再認識していただけるのでは、とまとめて

公演中のマスクの着用、大声もご遠慮いただいて、拍手をいただくか、入り口でお配りしたブラボー札を掲げていただけるとありがたい、帰りは、新型コロナウイルス感染症予防対策で、規制退場になることを知らせて

 

さてさて、いよいよ出発進行

「間もなくスギテツのお二人が入線します…」と

でも、その前に

 

ステージには
久しぶりにみた
アナログの人力の「踏切」登場???

そして

その踏切を一旦停止しながら…
左右を確認して…渡るスギテツのお二人…笑

スギテツのお二人、入線

まず演奏するは

バッジーニの「妖精の 踊り」と
私が10代の頃の鉄道ソング
山口百恵さんの「いい日旅立ち」

いやあ、ディスカバー・ジャパンの頃の歌、懐かしい…

あの頃、私は「駅」のスタンプを集めていました…昔は、駅にスタンプが置いてあったのよ!!

演奏終えて、杉浦哲郎さん

1年ぶり…今年も無事に開催できてほっとしていると開口一番…

なんせ「 鉄道物語 」、このコンサートは「稲沢祭り」の一環…「祭」と言えば「フェス」…愛知県で「フェス」で「ものがたり」とついたイベントに碌なものはない…(笑)…「波」ではなくて「鉄」の方は安全運行でいきたいと宣言!!…今回の「鉄道物語 in 稲沢vol.4」は、多くのスタッフの方のご尽力で開催することができたと感謝の言葉を述べて…今日は豪華な出演者…と

「まずは、頭に無理やり車掌帽を被っていただいた」と

ここでセントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルのみなさん(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)の3名の方を迎え入れる

さらに杉浦哲郎さんが語る

冒頭では、源石和輝アナが車掌さんふうにアナウンスをしてくれて、信号機をつけてくれた後には、恒例の踏切儀式…

今回は本物の信号機を用意してもらって、つけてくれたので、僕たちの手作りの木製の踏切がショボく見えてしまったと語りながら

その上げ下げをやってくれたのが、この名古屋文理大学文化フォーラムの館長さんとか会館スタッフの方だったとのことで、そのお二人をお礼がてら紹介して…

ここからしばらくは普段行っている「冗談クラシック」…クラシックは固いイメージが強いので、クラシックとは別のものを足して遊んでしまおうと、そいった形で活動している…まずは懐かしい作品からと…

原曲は3拍子とヨハン・シュトラウスの作曲の「美しき青きドナウ」…を…岡田鉄平さんがヴァイオリンで奏でながら

その演奏をバックに語る杉浦哲郎さん

この3拍子を4拍子に替えてと、その言葉どおりに3拍子のこの曲を4拍子に替えて、ヴァイオリンで演奏する岡田鉄平さん

さらにこの明るい調、二長調を短調にして…と、それまた、そのように岡田鉄平さんが演奏してみて

中京TV2時間ドラマふうにしてみたと…

岡田鉄平さんの
ものまねヴァイオリンが思いっきり披露される
さらには、セントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルのみなさんのモノマネ弦楽器での演奏がみられる

ヨハン・シュトラウスの作曲の「美しき青きドナウ」と
イヴァノビッチ作曲の「ドナウ河のさざなみ」と
火サス某テーマ曲が融合された完成度の高い作品

「美しき青きドナウ河のさざなみ殺人事件」

スギテツの代表作とも言える作品!!
某火曜サスペンス劇場のイントロも衝撃的だし…


岡田鉄平さんの
ものまねヴァイオリンが思いっきり披露され

いやセントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルもパトカーや救急車の擬音も…
…披露されて…

演奏後は、ブラボーの札があがる!上がる!!!

演奏を終えて、杉浦哲郎さんから、この曲のものまねヴァイオリンの解説が

「物騒なタイトルをつけてしまいましたが、雰囲気を出すためにヴァイオリンでメロディー以外のさまざまな擬音を出している」と

ヴァイオリンという楽器は…自由で、何もないところを押さえて音を作っていく…と岡田鉄平さん…それに対してピアノは1オクターブなめらかに演奏しようと思っても階段を上り下りするような動きにしかならないのに対して、ヴァイオリンは、なめらかでエスカレーターに近いことから…これを使うとサイレンになると


パトカーのサイレン
トヨタ車のクラウンと
日産のセドリック昭和430セダンのサイレンの音の違い
を丁寧に解説し…笑

「ソ」の「#」と音が1音高いのが、トヨタ車…日産のセドリックは「ファ」の「#」ここは愛知県だからとトヨタ推し!

そして
「シ」と「ソ」の音でドップラー効果を使った
通り過ぎる救急車の音をヴァイオリンで
車種は…トヨタのハイエースだそうな

さっき、午前中セントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルのみなさんとリハーサルをやったけど、みなさんが一番練習してたのが、救急車だった…と口にするのは、杉浦哲郎さん

…今度、オーケストラの定期演奏会でやってみてください…きっと怒られちゃうからと、言葉を足した後

こういった擬音、他に家の中でもインターホンとか電子レンジとかあるけど、懐かしいところで、今、家庭では少なくなったけど、大事な用件をファックス、プッシュ回線で…と

ファックスの送信から受信までを
プッシュ回線で…



それはそれは拍手喝采!!!


なぜなら…「拍手!」と書かれた紙が送信されてたから…笑

 

杉浦哲郎さんが語る…

ヴァイオリンにはいろいろな演奏方法があって、たとえば、弓の反対側で叩いて演奏したり…で…次はさまざまな環境音、自然の中のいろいろな音をクラシックとミックスした曲を…と

バロック時代の作曲家ヴィヴァルディの「四季・冬」

岡田鉄平さんが「演奏方法に特徴があって、この曲は、氷をひっかくような冬をイメージしやすい音で演奏されている」と

付け足すように杉浦哲郎さん

普通、この曲は、弦楽器とチェンバロといった編成だけど、今日は珍しい、僕たちも初共演、超絶技巧の鍵盤ハーモニカ奏者…この曲を循環呼吸を使って、息継ぎなして、演奏し続けるといった素晴らしい技術を持った方と5人でコラボレーションしたいと

鍵盤ハーモニカ奏者、吉田絵奈さんを迎えて、一旦、ここは杉浦哲郎さんが退場し

セントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルの3名と岡田鉄平さんとの5人で演奏する

ヴィヴァルディの「四季・冬」

 

曲に溶け込むような響きを聴かせてくれる鍵盤ハーモニカの音色…さらに、寒さを表現する激しさが伝わってくるヴァイオリン及び弦楽器の音色は、もう圧巻!!鳥肌もの!!

 

演奏が終わると同時にステージに現れた杉浦哲郎さんは、

鍵盤ハーモニカとヴァイオリンでの、これだけ激しい演奏は、実に素晴らしいと褒め称えて、ここで吉田絵奈さんを改めて紹介

国内では非常に珍しい鍵盤ハーモニカ奏者「茂木大輔の生で聴くのだめカンタービレ」のオーケストラの全国ツアーでも演奏されたと

出身は愛知県春日井市、尾張旭に在住と吉田絵奈さんから自己紹介

杉浦哲郎さんは「名古屋出身の僕とも親しみを感じる」と言葉にして、お会いするのが、2回目…と言葉を足し

早速、循環呼吸、呼吸の山手線のような…(笑)…これはどうやってやるのか?との質問に吉田絵奈さんが答える

「鼻で吸うのと口で吐くのを同時に行うと永遠に音がでます」

「ビックリ人間のすることじゃないですか」と杉浦哲郎さんが返せば

練習すれば誰にでもできるようになると、いいながら

その循環呼吸で、そう息継ぎなしで、鍵盤ハーモニカを奏で続ける吉田絵奈さんに拍手喝采!!

もう1曲吉田絵奈さんの鍵盤ハーモニカとのコラボで

ルーマニアの作曲家「グリゴラシュ・ディニク」の「ひばり」をスギテツとと一緒に…

演奏前に、岡田鉄平さんが、曲の途中で、ひばりの鳴き声が聞こえてくると、その鳴き声をヴァイオリンで披露して

鳥の鳴き声が、街で聞こえてくる信号機の横断歩道の音に似ていると語ってからの曲紹介

この「ひばり」の鳴き声を横断歩道から聞こえてくるメロディーに替えちゃおうと、あの「ピヨピヨ」といった鳴き声じゃなくて「通りゃんせ」の曲とミックスして

「横断歩道舞曲 ~「ひばり」変奏曲」

実に自然に「通りゃんせ」のメロディーが溶け込んでいる…

さらには、街にいれば聞こえてくる、岡田鉄平さんがヴァイオリンで表現する名鉄特急のミュージックフォーンや救急車の音も随所に散りばめられていて、さらには吉田絵奈さんの鍵盤ハーモニカの響きから聞こえてくるのは「麦畑」のメロディー

もう、それは素晴らしくて!素晴らしくて!!圧巻!圧巻!!!ブラボー!ブラボー!!

演奏を終えて、杉浦哲郎さん

弦楽器とピアノと一緒に、今回は鍵盤ハーモニカというみなさんの身近な楽器で演奏してるけど、次にご出演していただく方は、鍵盤ハーモニカとかリコーダーとか、みなさんが必ず子供の頃に手にした楽器の数々を駆使して演奏してくれると…今までの緊迫とした空気とは真逆の、ゆったり、のほほんとしてしまう…今回は、ふり幅の広いコンサートをと

栗コーダーカルテットのみなさん及びサポートメンバーの安宅浩司さんがステージに登場し

ここからは栗コーダーカルテットの演奏コーナー

関島岳郎さんから「今回、楽しみにしてきた、お招きいただいて嬉しく思います」との挨拶の後には

「僕たち、ユルイ感じで演奏するので、肩の力を抜いてきいていただけたらと、まずは自己紹介替わりに、NHK、Eテレの…」と

 

「ピタゴラスイッチ オープニングテーマ」

から…お馴染みのこのメロディー

TVと同じ30秒のサイズでお届けしました…と笑わせる…関島岳郎さん…今、演奏してるソプラノリコーダーからグレート バス リコーダーまで、4本のリコーダーの同じ編成でTVでやってると紹介して…リコーダー四重奏でもう1曲と

 

「マヨネーズ第2番」

リコーダーのアンサンブルはまさに癒し…音の重なるところなんか、めちゃめちゃ気持ちいい

 

演奏を終えて関島岳郎さん

この曲、もともとTVのマヨネーズのCMのための曲だったのでこのタイトルがついていると…で、今度はリコーダー以外の楽器を使った曲をと…ちょっと和やかなコンサートには相応しくない怖ろしい曲をと、アメリカの映画の音楽を2曲続けて演奏すると

まずは、「ジョーズ」

海水浴場に大きなサメが現れて、食った、食われた―、ちぎれたーって大騒ぎになる映画、「ジョーズ」は何が大変かって言うと、海水浴場に現れたサメが怖ろしいけど、もう一つ怖ろしいものが登場する、それは音楽

「サメが出てくるたびに怖ろしいテーマ曲が流れてくる…そうすると、音が聞こえてくるだけでサメが出てくるんじゃないかとドキドキしちゃうような…「ジョーズ」だけに音楽の使い方が、とても…」

と言葉を一度溜めて

 

「「巧みな」映画です…」と透かす…(笑)

関島岳郎さんのMCが、とても「ジョーズ」です…(笑)

「この編成で、頑張って怖い感じでやってみよう」と

で、もう一つは、有名な映画シリーズ「スターウォーズ」、そこにダースベイダーという怖いオジサンがいる…そのテーマ曲をと

怖い怖いサメが襲ってくる…
臨場感溢れる…
もし…このサメが襲ってきたら…
小指をちょいと噛まれそうな…笑


「ジョーズのテーマ」


関島岳郎さん曰く…

コワイオジサンがドンパチするという…


臨場感溢れる…
もし…このドンパチをみてたら…
なんとなくこのドンパチ
学校の掃除中なんかにおきてたりして
先生にみつかったら叱られていそうな…笑

脱力感いっぱいの
「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」

聴いていて目を閉じれば…

リコーダー大好き少年だった
小学3・4年生の…私自身が…目に浮かぶ…

今…先生になって
ときどき…音楽の授業でソプラノリコーダー吹くけれども…

ああ…
小学3・4年生の…ときの方が…苦笑
ウンとウンと上手かった…

今、せめて栗原さんの100分の1でも…
吹けたら…笑
授業…子どもとの低高音のパートに分けての合奏…
ウンとウンと助かるのに…笑


ああ…

栗原さんの爪の垢を煎じて飲みたい…笑

「タイヘン怖ろしい曲を2曲続けてお送りしました」と関島岳郎さん

「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」は、なぜか僕らの演奏しているものが、いろいろなところで使われている…よくバラエティ番組のショボい場面で使われている…と笑わせて

続いてはオリジナル曲

「うれしい知らせ」

…なんだか…
…知らず知らずのうちに元気が湧いてくるような…
そんな素敵な曲…


リコーダーの高音の…清らかな音色が…
心に滲みる!滲みる!!

そして最後に、イギリスの古い曲をと

栗コーダーのレパートリーの中で
私のお気に入りの


「川口くんのおすすめトラッド1&2」


前半は…川口義之さん
アルトリコーダーで…
懐かしい…気持ちにさせられ

後半は
「ボーラン」のリズムで…ご機嫌に盛り上がる!!

でも、その「ボーラン」に持ち替えるのを忘れていた川口義之さん!

栗原正巳さんに指摘されて、即気づき、演奏には、何の問題もなく…(笑)

自然発生した手拍子にのって
ご機嫌なリズムに…
私の気持ちまで…
御機嫌そのもの

さてさて、演奏後には、スギテツ、そしてセントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルのみなさんも再登場…替わって安宅浩司さんは退場

杉浦哲郎さんは

素晴らしい演奏を…と一言添えて、栗コーダーカルテットのみなさんとは10月上旬に行われた「仙台クラシックフェスティバル」でも、ご一緒させていただいて、久しぶりではないんですが、今回はセントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルのみなさんと一緒にコラボレーションをと

昨年、生誕250年を迎えたベートーヴェンの交響曲第5番「運命」…これを最初に栗コーダーカルテットのみなさんと一緒に演奏させてもらったのは、CD「スギテツブラボー」で…

「運命」は非常にドラマティックな展開があるけど、実際の「運命」なんて、平凡な何もない日常がほとんどで、特にコロナ禍だと、なるべく静かに静かに過ごしていたりとか、ようやくコロナ禍があけて、やっとコンサートができるようになった…そういったコロナ禍におけるみなさんも含めた「運命」を次の曲で表現したいと

さらに岡田鉄平さんが「派手な部分は「スギテツ」とセントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルのみなさんが担当して、自粛の時期は栗コーダーカルテットのみなさんが表現する」と言葉を添える

杉浦哲郎さん

「今日は、そのままコンサートが終わってJRで帰るような日常を…ステイホーム担当は栗コーダーカルテット、「スギテツ」とセントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルはドラマティック担当で

 

ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」

 

いやあ、栗コーダーカルテットのゆったりとした…まるで、休日になんの予定もなくゴロゴロしているかのような、ゆるゆるの「運命」

一方で、スギテツ&セントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルの、いかにもクラシックのコンサートで、よく拝見する緊迫感迫る演奏…その対比に、客席から笑い声すら起きる!!

フツーのクラシックコンサートでは考えられない…(笑)

ベートーヴェンの交響曲5番「運命」をスギテツ&セントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルは激動的に演奏、栗コーダカルテットは「脱力」で演奏…
それを交互にやるので…もう演奏スタイルのギャップがおかしくて、おかしくて…

 

演奏後には、ブラボー札があがる!あがる!!

杉浦哲郎さんが、栗コーダーカルテットもみなさんに「みなさん、ステイホーム中、相当のんびりされてましたね」…といじれば

関島岳郎さん「ステイホームが始まる前から、ステイホームでした」と言葉を返して…

「おんがくブラボー」という番組のオンエアで、一緒に演奏したことがあって、アルバム「スギテツブラボー」で一緒にレコーディングさせていただき、今日のステージに繋がったと杉浦哲郎さん

ここで、セントラル愛知交響楽団弦楽アンサンブルにみなさんは拍手の中、退場…替わりに安宅浩司さんを招いて

ここで、杉浦哲郎さんが語るには、栗コーダーカルテット、関島岳郎さんの曲を演奏しようと、今回のコンサートは「鉄道物語」、鉄道をテーマにしたコンサートということで、気になる栗コーダーカルテットのアルバムのジャケットがあると、それは栗コーダーカルテットの初期、3枚目のアルバム「鉄道ワルツ」…列車記号の「PDF」が「KQ」になっている「鉄道ワルツ」という曲、とてものんびりとした稲沢の鉄道風景を思い浮かべるような曲だと…

関島岳郎さんが付け加えるには、「鉄道ワルツ」は、もともと胡弓の演奏家と一緒にやるために作った曲とのことで、内陸的な風景を思い浮かべながら作ったと…草原の中を汽車がトコトコ走っているようなイメージ…

でも、どこの風景でも構わない、東海道本線でも名鉄でも…と

杉浦哲郎さんが、そんなアジアの大陸の代表的なものの一つ、濃尾平野を思い浮かべて楽しんでいただければ…とうまくまとめて

「鉄道ワルツ」

優しいリコーダーの響きあいが心地よい…そして、ギターの音色も溶け込んで…心地よい、栗コーダーカルテットの音色と、調和したメロディー…そこに、岡田鉄平さんのヴァイオリンの音色が自然に被さり、まさに知らない街を走る各駅停車の列車に乗って揺られているようで…

 

ここで、栗コーダーカルテットのみなさん、退場…

 

したところで、ブログも長くなってるので次回に続く…

 



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