千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

お月見

2006-10-07 | Weblog
 中秋の名月は年によって、月見の日付けが違う。今年は10月6日である。2003年は9月11日だから約一ヶ月の違いがある。それは月見は旧暦の8月15日と定められているからだ。当然太陽暦と慣れしたんでいる現代人には違和感がある。
 さて、矢作川の源流域の寒村の月見は、こんな感じだ。子供たちにとってお月見は、楽しみの一つだ。日が暮れ、7時頃?子供たちが集まってくる。集落の各家庭のお供え物をみんなで「盗み」にいくのである。そのことは勿論大人は承知している。それように別におやつを用意をしていてくれる。なぜこのような風習があるのか分からないが、おやつの少ない時期だったので、平等におやつ分配する仕掛けではないかと拙者は勝手に考えている。ある人にその話をした時「そういえば、それはお月見泥棒と言うのを聞いたことがある」と教えてくれた。全国的な広がりがあるのか。 千曲川中流域のお月見は、趣きがある。神社の近くの高台に「十六夜観月殿」通称月見堂がある。おそらく江戸時代くらいの建立と思う。夕方、集落の自称俳人や子どもたちが集まる。お題は、あらかじめ決まっているものと当日発表のものとがある。締め切り時間を待って、選者がいくつかの句を詠みあげていく。その後、月見堂での祝宴が始まる。昨年までこの地区の役をやっていたので、前日からお月見の準備をした。前日は観月殿の掃除を行い、当日はおみやげ(参加賞)の大根を用意したり、祝宴の手配、句会の準備と大忙しだった。
この地には、松尾芭蕉が立ち寄ったらしい。
十六夜もまだ更科の郡かな
 貞享5年8月16日、信州坂城での作。芭蕉は十六夜、立待の月と三夜連続で信濃の月を愛でていたらしい。「さらしな」には去らないの意が掛詞になっているらしい。 

○中日5-2広島● 
マジック4
福留は悩んでいた。WBCのホームランのときと同様、流れを変えた。最短は8日(日)だが、甲子園でもいいかなと思う。
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