[レコードと歩行者天国]

はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩５分、大戸神社・武蔵中原駅徒歩15分新明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸として、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

こくご食堂今日のお話は、[レコードと歩行者天国]

昨日は原宿近辺で仕事でした。原宿は久しぶりです。例によって仕事の集合時間より1時間以上早く到着。原宿付近を
散歩しました。

原宿駅を降りて明治神宮入り口を横切り進むと、右手に代々木公園。左手に代々木競技場が見えてきます。代々木公園に行ったことがなかたので、この景色は新鮮です。そして、都会の真ん中、自然の多いことにびっくりです。


そしてずんずん進むと、サッカー場があり、若者がフットサルをしているようで掛け声が聞こえてきました。そして、この辺り。道路をはさんだ景色、そしてあの歩道橋。どこかでみたことがある。考えてみて、びっくりしました。ここは、３０年ほど前「竹の子族」がいた地域です。この道路は歩行者天国になっており、大勢の若者が色とりどりの服を着て、踊っていました。男子も女子も混合のグループです。中学生になった私は、友人と「たけのこ族」見学に来ました。「竹の子族」メンバーは、俗に言う「イケテル不良」です。週末になると、歩行者天国になるこの道路で、ダンスをしていました。ピーク時、参加者は2000人を超え、それを見物する私達のような野次馬を含めると、とても大勢の人がこの道路に集まっていました。

▲以前、歩行者天国だった道路

「竹の子族」のダンスは、今のダンスとは違います。一時期流行ったパラパラに足の動きがついたものです。グループがいくつもあるのですが、グループごとに違う踊りをしていました。体育で先生が吹くような笛を吹き、掛け声をかけているグループもありました。

▲歩道橋
見物客であふれていました

「竹の子族」出身者で芸能人になった人もいました。沖田宏之。ヒロ君と呼ばれていました。彼は「金八先生」にも出演して「腐ったミカン」で有名なお話の重要出演人物でした。そして、アイドル活動をしており、「E気持ち」というレコードデビューもしていました。小学生の時に購入した沢田研二「勝手にしやがれ」以来、二枚目の人気歌手レコード購入が沖田宏之「E気持ち」でした。このレコードは、歌詞が今のテレビ放送コードには不適切なので、放送されないかもしれません。そして、さらにびっくりしたのが、沖田宏之は次男と同じ高校出身でした。川崎の方だったのです。

仕事の前に、３０年以上前のことを鮮明に思い出し、不思議な気分になりました。そして、その歩行者天国の先に、自然たっぷりの公園があることを知りませんでした。次回、原宿付近に行く機会があったら、是非この公園を散策しようと思います。東京は、まだまだ知らないところがいっぱいです。

▲代々木公園に咲いていた花
紫で綺麗でした

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兄弟関係と性格について、シリーズ
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「姉と弟」
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