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あみの3ブログ

17512 Spoon&Noodle@石川県中能登町 10月28日 新しくなった「醤油SOBA」に金沢のあのカリスマ店主が来店!

前回のエントリーは→こちら

週末だけオープンする中能登の隠れ家バー Spoon&Noodle(すぷーんあんどぬーどる)
ラーメンが美味しいバーとして通い始めて早1年、9月に使用した麺がどうしても納得いかなくて試食会までして決めた麺がいよいよデビューという事で仕事終わりに駆けつけました。
今回は予てより同店に関心を寄せていた「金沢の若きカリスマ」のたっての要望でご一緒するというサプライズ付き♪

予定より早く19:30頃に到着しましたが店内はいつものように友人・知人で溢れワイワイと賑やかな雰囲気。 


ワンオペのマスターも旧知の仲なので焦ることなく和気あいあいと仕事を楽しんでいらっしゃいます。
2周年イベントや鶏と水の話を熱く語るカリスマ店主に耳を傾けているうちに、あっと言う間に30分が過ぎようやく店内へ。

当初告知していた「鶏と水」のスープに納得がいかず


急遽メニューを差し替え「ハマグリ」を追加したとの事。
マスターがリスペクトして止まないカリスマ店主からの「水の性質や容器の材質」など多岐にわたる緻密なアドバイスもきっと刺激になったことでしょう(それだけでも今日の値打ちがあったかもw)


さて、specialguestと頂くメニューはと申しますと、
醤油SOBA 900円 


鶏とハマグリの醤油SOBA 900円


各3杯づつ都合6杯(いずれも半熟味玉100円トッピング)を6人でシェア


醤油SOBA


名古屋コーチンと比内地鶏をメインとしたいわゆる「水と鶏」のスープに、日本一しょうゆの他和歌山と長野の3種類の生揚げ醤油をブレンドした新作のタレを合わせたという意欲的な一杯。


ただ本業との関係で、試作や調整に時間的制約があるのは致し方ないだろう。 それともspecialguestの来店予告に気負ったかな(笑)
甘めに仕上げた醤油タレが全体をまとめ、表層のたっぷりの鶏油がすごく香ばしい。
自分だけで食べるならこのまま天地返ししてスープと鶏油を撹拌したいところだが、シェアしている関係であまり失礼のないように原型をとどめておくのが礼儀(笑)


鶏とハマグリの醤油SOBA


名古屋コーチンと比内地鶏をメインとしたいわゆる「水と鶏」のスープがマスターの理想形に至らなかったということで急遽「ハマグリ出汁」を追加ブレンドしたスープ。 こちらは醤油SOBAよりさらに甘味を感じるが貝出汁が影響しているせいかもしれない。

以前のハマグリの時もそうだったが、ファーストインパクトは貝出汁の「コハク酸」
軽やかに舌を舐め回し喉元でグッとくる旨味。 これ以上強いとエグミになる寸前の効かせ具合が絶妙!
後半、特にスープが冷えてくると感じるのは煮干しの芳ばしい旨味。 特に完汁後のドンブリに鼻を付けるとまさに魚(笑)


今回の最大の特徴は仕入れ先が変更となった麺にある。
これまでの三河屋製麺から京都の棣鄂に切り替えた麺は#22低加水のストレート 北ホナミ100%全卵添加と記憶しているが、オーバーボイルでしっとり鶏油に馴染む麺は啜りがいがある。


21時のバータイムが近づくとウイスキーを楽しむ常連さんでカウンターも埋まり、次のお客様もお待ちのようなので席を譲ることにした。
中能登の静かな里山で頂く特別な一杯と非日常の空間。 カリスマ店主とマスター、お互いにとって良い刺激になったのではないだろうか。 それが明日への英気となり、ますます美味しいラーメンを私たちに届けて下さることを祈って中能登の「隠れ家」を後にしました。
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