2014年7月に訪れた際の記録。
この日は城内には入らず案内ボランティアの説明を聞いた。
福井地震で倒壊した際の石瓦、笏谷石(しゃくだにいし)製の鯱
【一筆啓上】
手紙の手本として知られる「一筆啓上 火の用心」から始まる手紙は、「鬼作左」とも呼ばれた本多重次(徳川、三河三奉行)が陣中から妻へ宛てたものである。この文中の「お仙」が越前丸岡藩の初代藩主本多成重であったことから、旧丸岡町職員であった大廻政成の発案で 1993年(平成5年)の「母」への手紙として「一筆啓上賞」の公募を始めた。
【歴代城主】
1576年(天正4年) 織田信長の家臣で、越前ほぼ一帯を領していた柴田勝家の甥である勝豊により築城され、勝豊はそれまでの豊原寺城から当城に移った。
1582年(天正10年) 本能寺の変の後の清洲会議により、勝豊は近江国長浜城に移された。代わって勝家は安井家清を城代として置いた。
1583年(天正11年) 柴田勝家が豊臣秀吉によって北ノ庄城で滅ぼされると、この地は丹羽長秀の所領となり、長秀は丸岡城主として青山宗勝(修理亮)を置いた。
1600年(慶長5年) 丹羽長秀死後、領地はそのままに豊臣秀吉の家臣となっていた青山宗勝とその子・忠元は、関ヶ原の戦いで敗者である西軍方につき改易された。越前国には勝者の徳川家康の次男・結城秀康が入封し、丸岡城には秀康家臣の今村盛次が2万6千石を与えられ入城した。
1612年(慶長17年) 今村盛次は越前騒動に連座し失脚した。幕府より附家老として福井藩に附せられた本多成重(重次の子)が4万3千石で新たな城主となった。
1624年(寛永元年) 福井藩2代目の松平忠直が、不行跡を理由に豊後配流となり、福井藩に減封などの処分が下された。同時に本多成重は福井藩より独立。大名に列し丸岡藩が成立した。
1695年(元禄8年) 4代重益の治世、本多家の丸岡藩でお家騒動が起こり、幕府の裁定により改易となった。代わって有馬清純が越後国糸魚川藩より5万石で入城。以後、有馬氏丸岡藩6代の居城となり明治維新を迎えた。
、、、出典:ウィキペディア(Wikipedia)
【かつては広大な五角形の内堀に囲まれていた】
戦国時代の天正4年(1576)一向一揆の備えとして織田信長の命により柴田勝家が甥の勝豊に築かせました。、、、丸岡市観光協会HPより引用
丸岡城は天正5年(1576)柴田勝家の甥、勝豊が築いたとされ、天守は現存する最古のものと言われている。その一方で、天守の構造分析などから慶弔18年(1613)という説もある。小高い丘に位置し、五角形の内堀に囲まれた中に本丸や二の丸があった。天守の屋根瓦は笏谷石(しゃくだにいし)製で天主に石瓦を使用した現存例はここだけである。一重目の入母屋破風や、柱や長押を白木のまま見せる3階などが天守の古風な風格を高めている。創建以来火災に合うことは無かったが、昭和23年(1948)の福井地震によって倒壊、可能な限り倒壊前の建材を活用して再建された。
【丸岡城】
《古式ゆかしい木造天守が現存する天守》
名称(別名);霞城(かすみじょう)
所在地;福井県坂井市丸岡町霞1-59
城地種類;平山城
築城年代;天正4年(1576)
築城者;柴田勝豊
主な城主;柴田氏、安井氏、青山氏、今村氏、本多氏、有馬氏
文化財区分;重要文化財
近年の主な復元等;平成14~15年店主の屋根を修理
天守の現状、形態;望楼型 二重三階 木造U(現存)
地図;
※出典、、、日本100名城 公式ガイドブック・日本城郭協会監修(学研)
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