amnjackのNewWeblog

電子工作中心に雑多なカテゴリー構成ですが,興味のあるジャンルがありましたらご覧ください。

できました HPA

2012年01月23日 | AUDIO
±15Vのスイッチング電源を与えて,HPAのリニューアル完成しました。
このHPAは オペアンプに4580D,Trに2SC3421,2SA1358で駆動するもので,ゲインはとりあえず11倍(約20db)としています。以前トーンコントロールを入れてプリアンプ的に使っていたのですが,トーンコントロールからのノイズ対策が大変で取り外したものです。(一応,ノイズはカットできたんですが,,,)・・・そのプリアンプは今電子ボリュームつきのプリになってます。アナログレベルメータ付き。

今日は,とりあえず,組み立てただけです。

ヘッドホン端子の造作

このスイッチつきの基板用ジャックから標準部ラグの端子に出します。一応すべてシールド線を使いました。COMの配線が4本分来ていて大変。

あとは配線を間違わないように,標準ジャックへ橋渡し。


ひたすら配線。

で,こんな形に



ヒューズは電源基板についてましたので,省略。






【動作確認と試聴】
 居間のシステムから配線を引き出して試聴しました。

ラックスのLXA-OT1に繋いであった配線をこっちに付け替えて試聴です。
まず,動作は問題ありません。
ただ,標準プラグのハイインピーダンスのヘッドホンが見あたらない。ずっと探してたんですが,ないのです。ですので,今日はいわゆるカナルタイプのイヤホンで聴きました。パイオニア製のものとメーカーが分からないものと2種類ですが,インピはたぶん16Ω程度だろうと思います。
 まず,電源投入時ちょっとパツッと言うノイズが入ります。VRは,戻しておいてから電源を入れた方がいいでしょう。その他は,上から下までものすごくクリアに再生しますね。特に低音の再生能力は抜群でかなり低い音までクリアでした。ボーカルはヘレン・メリルとこの間聴いたソフィー・ミルマン。古い録音も新しいのもいいですね。コンボ系では「至上の愛」。コルトレーンではなくてB・マルサリスのライブ。これは,MPプレーヤにも入っているので聞き比べたが,勝負にならない。エリック・ドルフィー「ラスト・デイト」バスクラの迫力がすごい。フルートは軽やか。ジャニス・ジョプリンのだみ声も雰囲気いい。
 駆動力や音質は,満足できました。


 ただ,ちょっと失敗というか,,,ハイインピーダンスのHPを試していないので,何ともですが,最近の低インピーダンスのイヤホンでは,ゲインありすぎ。20dbは要らないと思いました。今のところ音量を絞っても左右のバランスが崩れていないように思いますので,当面このままですが,,,

上カバーを取り付けて完成。

3.5のジャックのエポキシ固定(瞬間接着剤で仮止め)とつまみはまだですね。

空いた空間は,レベルメータの回路を入れようか??

コメント