ジャンク箱からこんな基板が出てきました。
数年前に購入して、取り付けねじ等がなく自立しないので,使い勝手が悪く,そのままほったらかしにしていたもの。反対側にサーモカメラがあり,8×8ピクセルで熱源を映し出すといったもの。外部出力等はないようですので,写ったのを見るだけ。
特徴はタクトスイッチにより,測定温度範囲を設定できるところかな・・・測定範囲は上限100℃,下限は-10℃でした。
サーモカメラはAMG8833とのことで,これはパナソニック製のようです。データシートはこちら。
このまままたほったらかしにするのも何なんで,たまたまあったポリカのケースに収め,電池駆動にしたいと思います。
18650電池にUSB保護付き充電器き基板を噛まして給電。
USB-Cの方を使います。リンクは画像をクリック
養生して,穴開けはカメラとSWとUSBのみ。
こんなかたちになります。
カメラ部分。現物合わせ。9.5mm*4.6mm
手持ちのトグルスイッチにしました。
USB基板は底に両面テープ止めで・・・
何か殺風景だし,中が丸見えっていうのもちょっとなあ・・・ということで,ケースにスプレーかけました。
プラサフを吹いたら,何かひび割れのような模様が,シンナーで落とすのも面倒なのでそのままつや消し黒を塗りました。脱脂用のIPA波十分乾いてなかったのかな?そんなに見てくれは悪くないですよね・・けがの功名?
あとは組み立てです。
カメラ基板へはmicro-USBなんで,適当な物をちょん切りました。とりあえずは1pinが+,5pinがGND何ですが,幸い充電用のUSBだったようで,信号線がありません。この方が楽でした。
動作確認。
測定範囲は20-40℃,もっさり動いてます。温度表示は中央の+マークのところ。
組み込みました。基板等はエポキシで固めると取り外すときが面倒,、というか外せなくなるので,ホットボンドでお気楽に止めました。
充電もOK.
半田小手に向けてみました。
ドットが粗いので,きれいには写りません。また動作がカクカクしますが,熱源などのチェックはできそうです。
蓋をして完成の図。
これで,ポータブルで持ち歩けます。
このカメラ基板,今はもう販売されてないようです。別な物は
amazonでこんな物の取り扱いがあるようですが,高いですね・・・