Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

2012年の目標。

2012-01-10 | vie... kurashi
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

思えば、今年でブログ開設から8年目です。
4月に8才となるこのブログ、この頃全然書いてませんでしたけれども、もっと気軽にコンスタントに、更新していきたいとの思いは、意外とあります。
そもそも、友人に「元気?最近何してる?化粧品、何使ってる?どんな美容グッズがおすすめー?」と聞かれ・・・る前に応えてる、的なところが始まりだったのですから、
それにweblogは、web上に残すただの記録なのだからして、そんなもったいぶることもないんだよね。

2011年の振り返りと、2012年の始まりを記念して、今日は何か残しておきたいなあと思います。

2011年から2012年にいたる日々は、ふだん静かな日々が、ちょっとだけ慌ただしかったのでペースが乱れがちになり、例年に比べて「謹賀新年!」という晴れやかさが、正直少なかったです。
身内の健康に心配ごともあり、新年がすべてを新しくしてくれる!という期待感もちょっと持ちにくかったです。
一大イベントであるおせちも、作らなかったし。

けれど、新年会も終えた今となっては、家族全員が元気に年越しを出来、
仕事も暮らしも静かながら波風立たずに運ぶことが出来、
お世話になった人たちも皆お元気でいらして、
そういう有難い「ふつう」さに、感謝がこみ上げます。

3月11日の震災から、もうすぐ1年がたちますね。
関東のひとたちは、実家の家族始め、東北のひとたちに比べて被災意識がきわめて少ないけれども、実際そんなはずはない。関西にいる自分からしたら、明らかに大きなショックを受け、立ち直る力を必要としたと思います。
しかし1年もたたずに、テレビが復活し、商店街が復活し、クリスマスや元旦にはデパートに大勢の買い物客が訪れ、日本の新陳代謝の底力というか、パワーを見ました。
“電気を明るめに点けたら、「非国民!」的な視線に刺される時期もあったよ~”
と、震災後数か月の様子を、東京の元・上司がぽつりと語っていましたが、先日訪れたその高層ビルは、何事もなかったように高くそびえて、ビジネスマンたちが忙しくきれいな格好で行き来していた。
窓から眺めた景色は、相変わらずビルの整列した都会で、夕日に規律正しく照らされていました。

しかし、3月の東北では、友人のご家族が津波にのまれて一瞬で亡くなりました。家も町もいまだ荒れ地。
また、放射能に汚染された地域に実家があり、帰れないでいる友人がいます。
2012年も引き続きこれらは課題なのだと思うと、まだ、新年を今までのようには祝えない、という気持ちがあります。

なにかわたしでも関西でできること、を考え続ける1年になるような気がします。



個人的には、2011年初頭に立てた目標を振り返ってみましたら、8割達成していました。
あとの2割はおまけみたいなものでしたので、おおむねOK,良い一年だったと思います。

何かを得るには古いものを捨てることも大事なので、今年は、取捨選択を厳しく意識しながら過ごす1年にしたいなと思います。
例えば、個人的なことでわざわざ書くまでもないけど、瑣末なところでは、ツイッターを、(もともとアクティブユーザじゃありませんでしたけれど)今年いっぱいにします。今年いっぱいは堪能します、たくさんお世話になったから。
他にも、目標に対して「なんだか乗らない」と感じてしまうことを、極力排していきます。
そして、ペースができあがってきた今の生活への感謝の表明として、2012年中に達成する収穫物を3つは設定します。

生産的な暮らし、をテーマに。
来年の今頃、また振り返るのを楽しみに。


皆さまの新年の祈りも、どうぞ大きく叶いますように。



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