月曜日。
会社帰りに、友達と待ち合わせてお茶をしました。
実は、彼女と2人きりで会うのは久しぶり。
それで、いつものように、わたしは夢中になって話してしまったのだけど、物静かな彼女は、いつものように、うんうんとにこにこしながら聞いてくれる。
私が一息つくと、彼女がゆっくり話し出す。耳に心地良い声で、的確な内容で。・・・
こんなシーンは、会社の仲良しなど他の友達とでもそうで、それを思い、自分は聞き上手に恵まれているなあとふとありがたく実感。
聞き上手、
これは真の美人の最たる条件で、ここにあらわれる包容力こそ、ひとの魅力の核といえると思います。
こういう頭の良い女性の中には、
「相手によっては聞いているフリなのよ」
というテクを駆使することもままあり、ということもある人もいるそうですが。
まあ、場合によっては、必要なことでしょう☆
たまに読み返す本に、黒木 亮 『トップ・レフト~都銀vs米国投資銀行~』(祥伝社文庫)があります。
長編国際経済小説。
(持ってていいよと言われたにしても、借りっぱなしすぎ??)
わたしは全然、金融の専門家ではありませんが、それでも、わからない単語は調べて解りたい、と思わせるくらい、読み物として惹き込まれる。
サブタイトルからも匂うとおり、舞台は、国際金融マン同士がしのぎを削る、スピードと緊張感とに満ちた世界の金融界 (主にロンドンのシティ、アメリカのウォール街)。
限りなくノンフィクションめいたフィクション、凄みを感じる一冊です。
そこにも、こんな一描写が。
「今西が説明を始めると、セビムはじっと耳を傾ける。油断のない目が今西を見つめる。
半人前の人間は、相手の話も聞かずに声高に自分の主張を繰り返すが、すぐれた交渉者は、まず相手の言い分をじっくり聞くものだ。
セビムの態度は、まさに後者だった。」
たとえ交渉ごとではなくても、これはコミュニケーションをとる時の人間力の基本。
相手のキャパがわかる手段として、『聞き方』はたいへんポイント高いと思ってきましたが、仕事ともなればさらに当然でしょうね。
当然のバランスというか、
聞き上手は話し上手でもあります。
理路整然と話すには、情報を全部整理する必要があるからです。
これは、必ずしも頭の出来ばかりじゃなく、訓練とか、努力とかで誰でも出来ることだと思うのですが、
まず自分に対する客観性は必要だなと思います。
遠くに住む、中学時代からの友人に、チャン・ツィイー似の超・美女がいます。
彼女は、その冷たいまでの美貌からか、いつでも全然目の前の相手に興味がなさそう、に見えていました。
長い付き合いのこちらとしては、ちゃんと聞いているのは解っているのだけど、
彼女を知らない人にとっては、話を聞く態度がうわの空にみえる。
何も考えていなくても、憂いに満ちて考え込んでいるように見えるタイプ。
しかし、ホステスのバイトを始めてから、何かが変わり始めました。
「話の聞き方」を学んだようです。
彼女の場合、それがひとつのきっかけだったようで、1年くらいでその仕事を辞めてからも、美貌に、その力が新たな魅力として加わりました。
目に見えやすいところからいえば、さらにもて出したし、
中身はさばさばしているので、友人も増え。
甘く鼻にかかった声で、「うん、うん」と相槌を打たれると (でもコメントはシビア)、同性であっても、なんだかわくわくドキドキしてしまう・・・。(アブナイ?)
関係はまず対話からですから、そこをスムーズに行かせるようになった彼女の世界は、ますます広がりを見せたのでした。
もちろん、ただ黙って相手に対面しているだけが聞きの姿勢ではなく、
いかに、「相手に興味を持っていることを示すか」、「きちんと相手の話を理解できるか」もポイントで、注意深さも必要です。
聞き上手に知性を感じるのは、そんなこと全てを、雰囲気から感じるからですね。
一緒にいて本当に心地良いし、そんな女性 (に限らず男性も!) から刺激を受けるのが好きです
会社帰りに、友達と待ち合わせてお茶をしました。
実は、彼女と2人きりで会うのは久しぶり。
それで、いつものように、わたしは夢中になって話してしまったのだけど、物静かな彼女は、いつものように、うんうんとにこにこしながら聞いてくれる。
私が一息つくと、彼女がゆっくり話し出す。耳に心地良い声で、的確な内容で。・・・
こんなシーンは、会社の仲良しなど他の友達とでもそうで、それを思い、自分は聞き上手に恵まれているなあとふとありがたく実感。
聞き上手、
これは真の美人の最たる条件で、ここにあらわれる包容力こそ、ひとの魅力の核といえると思います。
こういう頭の良い女性の中には、
「相手によっては聞いているフリなのよ」
というテクを駆使することもままあり、ということもある人もいるそうですが。
まあ、場合によっては、必要なことでしょう☆
たまに読み返す本に、黒木 亮 『トップ・レフト~都銀vs米国投資銀行~』(祥伝社文庫)があります。
長編国際経済小説。
(持ってていいよと言われたにしても、借りっぱなしすぎ??)
わたしは全然、金融の専門家ではありませんが、それでも、わからない単語は調べて解りたい、と思わせるくらい、読み物として惹き込まれる。
サブタイトルからも匂うとおり、舞台は、国際金融マン同士がしのぎを削る、スピードと緊張感とに満ちた世界の金融界 (主にロンドンのシティ、アメリカのウォール街)。
限りなくノンフィクションめいたフィクション、凄みを感じる一冊です。
そこにも、こんな一描写が。
「今西が説明を始めると、セビムはじっと耳を傾ける。油断のない目が今西を見つめる。
半人前の人間は、相手の話も聞かずに声高に自分の主張を繰り返すが、すぐれた交渉者は、まず相手の言い分をじっくり聞くものだ。
セビムの態度は、まさに後者だった。」
たとえ交渉ごとではなくても、これはコミュニケーションをとる時の人間力の基本。
相手のキャパがわかる手段として、『聞き方』はたいへんポイント高いと思ってきましたが、仕事ともなればさらに当然でしょうね。
当然のバランスというか、
聞き上手は話し上手でもあります。
理路整然と話すには、情報を全部整理する必要があるからです。
これは、必ずしも頭の出来ばかりじゃなく、訓練とか、努力とかで誰でも出来ることだと思うのですが、
まず自分に対する客観性は必要だなと思います。
遠くに住む、中学時代からの友人に、チャン・ツィイー似の超・美女がいます。
彼女は、その冷たいまでの美貌からか、いつでも全然目の前の相手に興味がなさそう、に見えていました。
長い付き合いのこちらとしては、ちゃんと聞いているのは解っているのだけど、
彼女を知らない人にとっては、話を聞く態度がうわの空にみえる。
何も考えていなくても、憂いに満ちて考え込んでいるように見えるタイプ。
しかし、ホステスのバイトを始めてから、何かが変わり始めました。
「話の聞き方」を学んだようです。
彼女の場合、それがひとつのきっかけだったようで、1年くらいでその仕事を辞めてからも、美貌に、その力が新たな魅力として加わりました。
目に見えやすいところからいえば、さらにもて出したし、
中身はさばさばしているので、友人も増え。
甘く鼻にかかった声で、「うん、うん」と相槌を打たれると (でもコメントはシビア)、同性であっても、なんだかわくわくドキドキしてしまう・・・。(アブナイ?)
関係はまず対話からですから、そこをスムーズに行かせるようになった彼女の世界は、ますます広がりを見せたのでした。
もちろん、ただ黙って相手に対面しているだけが聞きの姿勢ではなく、
いかに、「相手に興味を持っていることを示すか」、「きちんと相手の話を理解できるか」もポイントで、注意深さも必要です。
聞き上手に知性を感じるのは、そんなこと全てを、雰囲気から感じるからですね。
一緒にいて本当に心地良いし、そんな女性 (に限らず男性も!) から刺激を受けるのが好きです
人相手の仕事しているので
とても参考になる記事でした。
いつも7:3の割合で相手の
話を「聞く」ようにしています。
恐縮です~~
「7:3レシピ」の配分が、どのようにしていちばん美味と判明したのかに興味があります・・・
ちゃんと聞くためなんだそうです☆
っていうのはわかってんだけど、
ついついぺらぺら喋っちゃいます↓
miさんのブログを読んで改めて
「これからは人の話をちゃんと聞こう」と思いました。
↑小学生の目標みたい・・・(´Д`;)
でも記事読んでると、すごく聞き上手そうな気がする。
雰囲気作りがうまそうだわー。
miさんがドキドキする様な相手って~
気になりますね♪
さぞかし素敵な方なのでしょう。
聞き方の印象一つにとっても相手を判断する重要な要素の一つなのでしょうね。
うかつにしていると人間性まで見抜かれてしまいそうで少しドキッとします(苦笑)。
人間性見抜かれる、結構じゃないですか~♪
insomniaさま、ステキなキャラだし、問題なし!
っていってしまうのも、話をしているときの聞き方も、こうして文章を書いているときも、基本の姿勢は同じだと思うから。
早とちりせずじっくり読み、相手の言葉と姿勢を尊重する。
顔が見えないネットでこれをきちんとする人って、普段の生活もやっぱりキチンとしてるんじゃないかしら・・・
なんて、
ちょっと話がそれましたが・・・
そんな方じゃないかと想像してます
なんだか、ガツンときちゃいました。
聞き上手、大事ですよね!
また、美のお手本にさせてください
うまく言い表すのが難しい~~・・・
と思っていることを、「そうそう!」って気持ちにさせてくれる、すてきなページですね
また読ませて頂きに、伺いまーす
よろしくお願いします♪