「女の義務は、魅力的であること。それ以外は、全て付け足しに過ぎない。」
『OFFICIEL』というゴージャスな雑誌の日本版に、鹿島茂氏が寄せた記事の結びの言葉。
やけに胸を打たれました。
ファム・ファタル論がお好きな氏ならではの、当然といえば当然のキメ台詞で、しかしこうも男性からキッパリ言い切られると、「そうなのか。」と我知らず説得されてしまう。
魅力的であること。
って、どういうことなのか・・・
笑顔とか、声がきれいとか、立ち居振る舞いとか、いろいろあって、
一言で表すのなんて、無理だけど、おおまかに外枠だけ言うならば、
内外きちんとメンテされた人が、
その人だけの人生を生き、
その人生は他人との比較に左右されない。
ことではないかしら、なんて思います。
おおよそ、「比較」ほどやっかいなものはなく、”絶対”なんてないのに、いつでも他人の芝生が青く見えたりする出来事なんて、そこらじゅうにあります。
もちろん容姿だって、常に大いにアリ。
なんて思ったのも、先日、珍しくJJ (だったか?) を見、というのも、表紙の女の子がとってもかわいかったからで、
うわとつい手にとったものの、中を見ると、ただいま旬の、その子に似た子ばっかりが、ぎっしり並んでいる。。
その子の髪型がかわいい!という特集だったから、多分特にそうだったのでしょうね。
私も例に漏れず、「うわ、かわいいヘアスタイル!」と思って手に取ったわけだから、人のことなど言えないのだけれど、かわいい誰かを真似して、そっくりになってしまう、って、そんな満足にはあまり浸れない。
オジサンオバサンみたいに、「みんな似ていて見分けがつかない」と弱音をはきそうになりました。
容姿がキレイに越したことはなく、もちろんそれは、魅力的である前提だけれど、
(ただしそれが型通りである必要なんて、どこにもない)
それだけじゃ魅力的とは言わない。
見分けがつかないその他大勢と一緒になって埋もれてしまうなんて、さびしすぎる。
魅力的とは、こう!
と雑誌などが提案する画一的なものに、ほんとの価値が備わっていることなんてほとんどない気がする。
その時点で、”オリジナリティ”という、いちばんやっかいで難関ではあるけれど、魅力の真髄であるものは抹殺されてしまう。
自分で掴みに行って、身につけたそれだから、魅力。
そんなのアタリマエだけど、それを手に入れるには、パワーが必要だなと思います。
歳を重ねるほど、足並みそろって一緒に、なんて仲間はいなくなる。
いろんな選択肢が出てくるし、同じ体験からだって同じものを得ているとは限らないから、経験のいろんなふくらませ方が可能になる。
その差を「比較」じゃなくて「個性」として芯から受け入れている人が、もっともっと多くなったら良いなあ、と思います。
義務を全うするのも、なかなかどうして、大変なものです
『OFFICIEL』というゴージャスな雑誌の日本版に、鹿島茂氏が寄せた記事の結びの言葉。
やけに胸を打たれました。
ファム・ファタル論がお好きな氏ならではの、当然といえば当然のキメ台詞で、しかしこうも男性からキッパリ言い切られると、「そうなのか。」と我知らず説得されてしまう。
魅力的であること。
って、どういうことなのか・・・
笑顔とか、声がきれいとか、立ち居振る舞いとか、いろいろあって、
一言で表すのなんて、無理だけど、おおまかに外枠だけ言うならば、
内外きちんとメンテされた人が、
その人だけの人生を生き、
その人生は他人との比較に左右されない。
ことではないかしら、なんて思います。
おおよそ、「比較」ほどやっかいなものはなく、”絶対”なんてないのに、いつでも他人の芝生が青く見えたりする出来事なんて、そこらじゅうにあります。
もちろん容姿だって、常に大いにアリ。
なんて思ったのも、先日、珍しくJJ (だったか?) を見、というのも、表紙の女の子がとってもかわいかったからで、
うわとつい手にとったものの、中を見ると、ただいま旬の、その子に似た子ばっかりが、ぎっしり並んでいる。。
その子の髪型がかわいい!という特集だったから、多分特にそうだったのでしょうね。
私も例に漏れず、「うわ、かわいいヘアスタイル!」と思って手に取ったわけだから、人のことなど言えないのだけれど、かわいい誰かを真似して、そっくりになってしまう、って、そんな満足にはあまり浸れない。
オジサンオバサンみたいに、「みんな似ていて見分けがつかない」と弱音をはきそうになりました。
容姿がキレイに越したことはなく、もちろんそれは、魅力的である前提だけれど、
(ただしそれが型通りである必要なんて、どこにもない)
それだけじゃ魅力的とは言わない。
見分けがつかないその他大勢と一緒になって埋もれてしまうなんて、さびしすぎる。
魅力的とは、こう!
と雑誌などが提案する画一的なものに、ほんとの価値が備わっていることなんてほとんどない気がする。
その時点で、”オリジナリティ”という、いちばんやっかいで難関ではあるけれど、魅力の真髄であるものは抹殺されてしまう。
自分で掴みに行って、身につけたそれだから、魅力。
そんなのアタリマエだけど、それを手に入れるには、パワーが必要だなと思います。
歳を重ねるほど、足並みそろって一緒に、なんて仲間はいなくなる。
いろんな選択肢が出てくるし、同じ体験からだって同じものを得ているとは限らないから、経験のいろんなふくらませ方が可能になる。
その差を「比較」じゃなくて「個性」として芯から受け入れている人が、もっともっと多くなったら良いなあ、と思います。
義務を全うするのも、なかなかどうして、大変なものです
何でそう感じるかって言えば、その人が魅力的な訳で・・・だけど!真似しようとした時点で、魅力的からは最も遠い所へ飛んでいる様に思います。
どこかそのスタイルの中で、自分をより良く見せるポイントだけを、ちょっと拝借する位で十分なのに。もしくは真似る必要もなかったり。
誰もが皆、他の誰にも無い魅力、個性があるのに
何で皆「他人」になりたいのか??自分を愛そうよ!と言いたくなってしまうのです。
「私」が私を殺すなんて、嫌だなぁ。コンプレックスが、他人にしたら好ましかったりするし。
日本は画一的なファッション雑誌ばかりで、買おうと思った雑誌を、間違えて買ってきたりします(笑
皆似てませんか?ってオバサン化?!
「美和ノ輔さんは綺麗だから・・・。」と言われるのも光栄な事ですが嫌いです。
私の魅力は外見ではないと思っているからです。
確かに外見も磨きをかけようと努力をしますが、流行は追わない事にしています。
みんなと同じコピー品になってしまうと悲しいのです。
魅力的になる事が義務・・・。
大変そう。
でも、魅力的でなければ損から
義務にしてしまおうかな?
僕は、元来、女性の魅力というものはその人の「目」が語ってくれるものだと思います。幸せな人は、とても幸せそうな目をしているし、キビキビと仕事をこなしていく女性の魅力も、やはりその人のキビキビトした目に表れると思います。そこで、そのポイントとなる目に、周囲の注目がぐっと集まるように、目元をはっきりと見せる工夫をすれば、本質的な魅力を表しているであろうその目に、周囲の視線は向くでしょう。目元をいかに「魅力的に」見せるかは、ひとつの大きなポイントなのではないでしょうか?
一方、女性のフェロモンをひとつの魅力として醸し出すのであれば、今度は、口元をぐっと色っぽく魅せる。その唇に思わず視線を向けてしまうような施しをすると、何となく艶やかな魅力を感じてしまう。グロスとかって、そのいい例ではないのでしょうか?
ある一箇所、その時のキーポイントに集中的に手を加えることによって魅力って演出できるんじゃないかな。女性だと別の意見を持つのかもしれませんが、男性からのいちコメント・・・でした。たまには、コメントしてみようと思って。
記事を完成させて下さるようなコメント、ありがとうございます!
雑誌を間違えて買うって、かわいいでも赤文字系の場合、それはなきにしもあらずだなあ・・・。
そう、真似したい、他人になりたい、おっしゃるとおり、それが一番他人からしたらもったいないですね。
しかし、憧れの他人の真似を一所懸命する時期も、若いある時期にはあってもいいなと、一方では思ったりします。おしゃれの基本を学ぶ、という意味で。素地があれば、応用編を膨らませる楽しみも、大きくなりますもんね♪
美和ノ輔!さま
魅力は外見に表れるものだと思うので、外見を褒められることは、おおいに喜んで良いのでは!
義務を楽しんでこなしましょう~
keiさま
あらお久しぶり!「たまのコメント」がたいへん充実しててうれしい、ありがとう!
こうまで言い切れるのは、男の人ならではだなあ。このポイント・ポイントは、女性がいくら書いても空を引っかくようなものだけど、男性にいわれると、すとんとはまる説得力がある。
そうか、目か、そして唇か・・・。
こうして、男性もいろんな女性の魅力的な点を見てるんだな。と知ると、励まされますね。世の女性は、こういう男性からの意見に、やる気がチャージされるんではないかしら?
と、目くじらを立てる方もいらっしゃるでしょうが…
やはり異性の目というのは気になります。
気になる男性なら、なおさら!
男性のファッション分野が増えたとは言え
まだまだ女性だけに許された特権もありますし
女に生まれたことを存分に堪能したいと思っています。
もちろん、内面の美しさがあってこその魅力ですから
上っ面な人間にならないよう自分磨きも。
きゃあ、ミスコン反対運動(一例)のおばさま達の声が聞こえてきそうです☆
男性の目を気にすることと、自己を持つことは、別問題ですよね・・・
かえって、おっしゃるように女を堪能することこそ、自己確立に役立つんではないかしら。
女性と男性は補い合う存在ですから、共に魅力を伸ばしあうよう心がけることは、大切ですよね