Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

ブルターニュ日記. 8/7 パリ→サンブリュー

2017-08-25 | France, août.2017
シンガポールから12時間。やっと早朝のパリに到着し、懐かしいシャルルド・ゴール空港、ターミナルは3。
夫のゴルフバッグがレーンに届かず、、いきなり暗雲、と思いきや、何故か?お隣のターキッシュairのレーンに発見してホッとする。
そう、空港の空気を吸って徐々に思い出すのは、基本的に、ここは信用できる人はほとんど居ない国という事実。そして、何が起きても全部自分で引き受ける覚悟が必要です←トラブル多発に対する心構えが必要の意味

空港からタクシーで市内へ。
これは定額制になったのだけど、ボッタクリの客引ドライバーは相変わらず多いです。
話しかけて来たドライバーには、必ず交渉して、絶対60ユーロあたりまでで手を打つべし。
うちにはゴルフバッグという大物が居たので大型車を希望してこの値段ですが、通常は55ユーロで、市内へ行けます。

変な話ですが、空港では、フランス語を話せないふりの方が、結果良いような印象があります。



タクシーでモンパルナス駅に到着しました。
タバコだらけの殺伐とした駅周辺は変わっていない。17年前トゥールに住んでいた時は、TGVに乗るならここを必ず経由していました。

構内のコインロッカーconsignes に9ユーロ7サンチームを入れてトランク2個を収め、街へ腹ごしらえをしに。



カフェで、お決まりクロワッサン🥐とオレンジジュースとコーヒーのセット、タルティーヌと熱いショコラをオーダーし、秋風吹き始めているパリを行き交う人々を眺める。
そんな中、夫は元気にバゲット🥖サンドイッチ一本、サラダ大盛り。

TGVのチケットは、ネットで買っておいたので、機械でガチャンコとcomposterしなくても大丈夫です。
しかし、2等車で大人ひとり97ユーロ、、高い。以前はカルトブルーで半額当たり前だったので、衝撃です。
鉄道については不満だらけです。
異様に車両が長〜いわりには、発車番線の発表が遅い。
乗客はみんな、ヤキモキしながら掲示板を眺め、番線発表と同時にそれっ。トランクがらがらと移動し始める。
うちは、一番線の一番端っこの車両。4歳児連れでこれはない、こうしてみんなパリ色に不機嫌になっていく。



それからサンブリューまで2時間超の旅。
ブルターニュの歴史を想いながら車窓を眺めていたら、途中、落書きだらけのレンヌ駅線路が、心痛む光景でした。

と、心細い思いも多少ありながらテンション低く到着したサンブリュー駅に、手を振っている友人旦那さんニコラの笑顔を見たときは本当にホッとしました。



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