「布遊び展」と 名をつけて 田舎の小さな空き店舗のギャラリーで オバサン三人で 展示会をしています。
初日から沢山の方に来て頂いていますが 残り5日になりました。
私は もっぱら袋物ですが 毎回見ごたえのある 着物を一枚皆様に見ていただいています。
今回は 季節はずれですが 絽の着物です。
紋は五つです。 上前には 白鷺が三羽 上から子供の鷺 お父さんの鷺 お母さんの鷺と 三羽が描かれています 刺繍入りです。
そして下前には 若いオスの白鷺 その下に嫁の白鷺が飛んでいます。
裾は ぼかしの白っぽいものですが 渓谷の清流が 描かれ 肩の辺りはなんともいえない紫 江戸紫でしょうか。
どうみても 日本が戦争の気配さえなかった時代の 着物です。
仕立ても 丁寧な いい仕事で縫ってあるので それだけでも 見ごたえがあるものです
この着物の主は 小柄な方だったらしく 身丈は短いものです。
まだ 全然痛んでいませんので 今でも着れそうな 保存状態です。
それにしても こんな高価な夏の絽の留袖を 嫁入り着物に用意した 親の気持ち
其の着物を今まで大事に 保存していた持ち主 そしてこの着物の仕立てのいい仕事をした 仕立て人 と この着物の声を 毎日聞いています。
展示会に見えて この着物に目を留められた方には 勿論私が得意のおしゃべりでこの着物の 気持ちを語っています。
今は 眺める着物ですか 其の後 どうするか 嬉しい悩みを抱えています。
初日から沢山の方に来て頂いていますが 残り5日になりました。
私は もっぱら袋物ですが 毎回見ごたえのある 着物を一枚皆様に見ていただいています。
今回は 季節はずれですが 絽の着物です。
紋は五つです。 上前には 白鷺が三羽 上から子供の鷺 お父さんの鷺 お母さんの鷺と 三羽が描かれています 刺繍入りです。
そして下前には 若いオスの白鷺 その下に嫁の白鷺が飛んでいます。
裾は ぼかしの白っぽいものですが 渓谷の清流が 描かれ 肩の辺りはなんともいえない紫 江戸紫でしょうか。
どうみても 日本が戦争の気配さえなかった時代の 着物です。
仕立ても 丁寧な いい仕事で縫ってあるので それだけでも 見ごたえがあるものです
この着物の主は 小柄な方だったらしく 身丈は短いものです。
まだ 全然痛んでいませんので 今でも着れそうな 保存状態です。
それにしても こんな高価な夏の絽の留袖を 嫁入り着物に用意した 親の気持ち
其の着物を今まで大事に 保存していた持ち主 そしてこの着物の仕立てのいい仕事をした 仕立て人 と この着物の声を 毎日聞いています。
展示会に見えて この着物に目を留められた方には 勿論私が得意のおしゃべりでこの着物の 気持ちを語っています。
今は 眺める着物ですか 其の後 どうするか 嬉しい悩みを抱えています。