ヤマブキ
2018-04-04 | 自然
桜は 花びらをチラシ若葉が出始めました。
いよいよ夏の始まりです。 南の県の私の県 春の季節が短く 五月の連休頃からは 真夏の気候が待っています。
庭の ヤマブキが咲き始めました。
高校生だったころ 色々ほしいものを買ってほしいと母に無心すると 必ず太田道灌の ヤマブキの歌を そらんじて 私の願いを交わしていました。
父の 少ない給料を工面して 子供の使いかけの大学ノートに 鉛筆なめなめ家計簿らしいものを記帳していたのを 思い出します。
短歌といえば 我が家に配達の朝日新聞西部版は 水曜日に宮崎県版の片隅に 県民の短歌 俳句 川柳が掲載されます。
今朝の俳句の中に
蕗の薹 この家にもう帰れまい 宮崎市 有馬 進 さんの俳句を見つけました。
例年になく寒かった今年の冬 蕗の薹が少し芽を出した早春に 事情があって 我が家を出なければならない それは病か 老いの事情か
わからないが ご本人が 住み慣れた我が家に 分かれをしなければならない。
よほどのことだろう。自分にも納得させなければならない。
読んでいて涙が止まりませんでした。
自分の 人生も残り少なくなり 体の能力も衰え始め 難儀なことばかりです。
牛が反芻するように 昔の思い出を手繰っています。