端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

結いの心

2006-08-04 | Weblog
田舎の集落は いろいろな仕事の人達の集まりです。

一口に牛の仕事 といっても 乳牛の乳を搾って出荷する酪農
和牛に子牛を生ませて せり市に出す和牛農家 子牛を競り市で
買ってきて 肉牛に育てる肥育牛の農家 などがあります。
お茶の栽培農家 ハウスでの園芸農家 畑で色々な作物を耕作する農家
などがあり それぞれ忙しい時期や 暇な時期が異なっています。

そんな時 手の空いた農家は 忙しい農家に手伝いに行きます。
忙しいときの 手伝いなので こんな嬉しいことはありません。
そんな 手伝いを「結い」といいます。
手伝いを 頂いた農家は 忘れずにお返しの 手伝いをするのです。

そうです。 助け合いなのです。
昔から 続いている 田舎で生活していく 知恵なのです。
 
でも 近頃は 仕事が機械化され 人間の手をあまり必要と
しなくなりました。
冠婚葬祭の手伝いも 今は少なくなりました。
この「結い」と言う 言葉も 忘れられていくのでしょうか?

皆に 嫌がられる くずかずらの花です。
根はあの 高級なくずが採れます。
夏に きれいな花を 咲かせます。
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6 コメント

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えっ? (ゴトウ)
2006-08-04 21:53:39
えっ、こんなにきれいなのに嫌がられているのですか? 紫のグラデーションがとっても素敵。

イナカの助け合う美しい風潮がなくなって、互いに足を引っ張り合う悪しき風潮だけが残るのはやるせませんね。
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ゴトウさんへ (穴熊の女房)
2006-08-05 06:52:43
おっしゃるとおり 葛の花とてもきれいです。

蔓の植物ですので 山の植林した樹木に 絡み付き 幼木の大敵です。

林業の方には 嫌われます。

大きいかずらは 親指くらいの太さに なります。

大きい かずらにしか花が咲きません。

近頃は この蔓で編んだ籠が 中年女性に 人気らしいですよ。
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葛の花、初めて見ました (yasuko)
2006-08-05 21:26:47
家に何時も本葛を置いています。

お腹に良いと思いまして、

お互い助け合わなくても済む便利な世の中には、何か置き忘れた大切な物が・・・寂しいですね。

先日お嫁さんが哺乳瓶を持ってくるのを忘れ、家の前の仲良くしている家のお嫁さんが一駅離れていますのに自転車で取りに行って持って来てくれました。声を掛けてくれて嬉しかったと言われ私も嬉しくなりました。
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yasukoさんへ (穴熊の女房)
2006-08-06 08:48:23
他人に迷惑を掛けずに 生きることは 勿論ですが 助けてもらったり 甘えることも 必要だと 私も 近頃思います。

他人に 頼られると うれしいですよね。
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恐らく殆どの人が (ichi)
2006-08-08 10:59:38
 助けを求められたら、力を貸すことを厭わないと思います。

 しかしなかなか、手を貸す側から声を掛けにくい昨今…「個人主義」や「プライバシー」などという風潮の為に、「余計なお世話かも知れない」と思うと。

 

 だからこそ、「助けてください」の一言が必要なのでしょう。

 お互い様の世の中、きっと親切な人で溢れているはず、と思いたいですね。

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ichiさんへ (穴熊の女房)
2006-08-08 12:56:41
そうですね。

こんな世の中でも 親切な人沢山いると 思いたいですね。

歳をとると 切実に思います。

「小さな親切 大きなお世話」

なんて いえない歳になりました。
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