アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「この学校がいいね」と君が言ったから

2010年09月22日 | 中学受験
…九月二十日は中受記念日
となって、熱心に勉強するようになりました、めでたし、めでたし。

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なんてことになれば話は早いのだけれども、もちろんそんなことはなくて、文化祭に行ってきたあとも、はなひめはより熱心にイラストを描くようになっただけである。

まぁ、はなひめの頭の中ではまだ、行きたい学校に行くということと、受験勉強というものが必然性を持って結びついていないわけだから、私もそんな無意味な期待はしていない。

でも、行って確実に変わったことというのはあって、まず、
・やはり近所の公立中ではなく私立を目指して受験しようという方針が固まったこと、
それと、
・学校は近いほうがいいと言い出したこと
である。

ついこの間まで、遠くてもいいといっていたが、それは、母や母の友人から多少なりとも話を聞いたりして具体的にイメージを持っていたのが、母の母校と、横浜地区最難関女子校であったからに過ぎないようだ。それで、近場の学校でも、制服がかわいくて携帯が持っていけて、みんながのびのび元気で校舎もきれい、なんてところがあるんだったら何も遠くまでいく必要はぜんぜんないというわけだ。

…あ、そうなんだ。それだったら、母が想定していた「現実的な着地点」と一致するんで、それはそれでいいんだけれども、始めっからそれでOKというのもいかがなものか。こじろうのときの「まぼろしの第一志望校」みたいに、とりあえず目指すところがあるほうが、途中、勉強をがんばっておく目安になっていいんだけどね。

それで、「一応」JGとかも見せておこうかと思ったり、先日見に行ったところよりだいぶやさしい某校もやっぱり見ておかないとね (併願校候補として、あるいははなひめの成績がたいして伸びなかった場合の第一志望校候補として)、こじろうの学校ははなひめの進学先候補としてはまったく考えてないけどもちろん見に行きたい(私が)などと考えていくと、今年行こうとしている学校リストは、先日のも合わせて「6校」。いやまたろうの学校も合わせれば「7校」か。中学受験とは無関係だが。

ここまであると、秋の週末はことごとくつぶれてしまう勢いになってくるので、いやーこんなに行かなくてもいいかなと思わなくもない。

なにしろ、こじろうのときには、本人が事前に行った学校はたったの「2校」。四年生のときには一個所も行ってない。そもそも親が中学受験の方針を固めていなかったこともあるし、今はなひめがやってるバレーボールより、こじろうのやってた和太鼓のほうがだいぶ忙しかったから無理だったのもある。

結局、入学するときに、「この学校がいいね」と本人が思って(正確にはそう「言った」という事実を作って)入れればそれでいいわけだ。その点、結果的にこじろうは問題なかったけれど、もし第二志望のほうになっていたら、入試当日まで一度も足を踏み入れてない学校に通うことになったので、実際どうなったかはわからない。同じ子、同じ学校の組み合わせであっても、本人が深く納得・希望しているかどうかで、どれだけ学校に快適になじめるかが違ってくることは大いにありそうなことだから、ここは重要なポイントだ。

だからまぁ、幸い時間がとれる今年のうちに、回れるだけ回っておくのはいいことでしょう。

それにしても、はなひめは、こじろうの中学受験を肌で感じてきて、偏差値表なども何度も見せているのだけれども、「その『上』にのってるほうがいい学校」的な感覚をまったく持ってない。持ってなさすぎる。母も別に上ほど良いと思ってるわけじゃないけど、一次近似的な目安としては意味があると思うし、とりあえず五年生くらいまでは漠然と「上」を目指して勉強したってバチは当たらないと思うけどねぇ~

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コメント (10)
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