三月のイベントラッシュに向けて、練習すべき曲はいろいろと抱えているけれど、なんといっても一番の懸案事項はメントリ。
←来週末は初合わせ!!
はるか実力オーバー曲であるうえに、渾身の人選の結果、明確に私だけが足をひっぱる構成になっているので、できれば…じゃなくて、できるだけ、かける迷惑を最小限にしたい(つまり迷惑かけることは前提)。
・音程のずれを最小限にしたい
・望ましいテンポについていきたい
この課題(とりあえず音楽的にどうこうというのは除外してある)をクリアするのに、最大の障壁は端的に言って「バイオリンが下手」ということであり、これはレッスンにいっても一朝一夕に大幅改善するわけがないから、さてどうしましょうねぇ。と思いつつ、でもレッスンには行ってきた。まずは指番号と弓順をふってもらわねば練習もままならないから。困ったときの中川先生頼み。
中川先生は私が実力オーバー曲を持っていこうがまったく動じない(こないだのバッハを見たあとでは驚けないのかもしれない)。ほいきた、という感じでてきぱきと書き込みをしていく。
指使いを決める際に考えるべきこと、というのは多岐にわたっており、たぶん専門家が考えても、何通りかにばらけるものなんだろうけれども、先生は「私の都合」つまりポジション移動にやや不安があるとかそういうこともふんわりと考慮しながら実際的なものを提案してくださる。
自分で「こうかな?」と思って仮に練習してみたものとは異なる指番号がつけられたところは、なるほどという感じで、より滑らかに、より音程が狂いにくくなった。
ポジション移動がいくらキライだからって、そりゃもう頻繁に出てくるのはしかたがないのだが、たとえば二ヶ月前の自分と比べると、すごくスムーズになったと思う。これはバッハパルティータ効果。
それと、この曲ではこれまで曲中で弾いたことのない最高音「ソ」が出てくる。この音は「3ポジ」までしか弾かないつもりの初心者にしてみると未知の領域にあるものだが、えいやと指を伸ばして試しに弾いてみても、音らしい音が出ない、というしろもの。前に何かの都合で試してみたときはあんまりの「けちょさ」に負けてあきらめた。
でも今回、先生に教わった指番号で並べていくと、すっと音程も取れたし、前にひどかったのに比べれば「音」っぽいものが出た。これならなんとか? 一瞬のことだし、そんなに違和感ないかも。(全般に、バッハパルティータbefore/afterで、バイオリンの「鳴り」がよくなったようなか気がする。これは、specificにパルティータ効果というよりは、そもそもこれまでバイオリンの練習時間が短すぎたので、年末年始にまとめてバイオリンに触ったのが効いたのだろう)
そして、指番号より、意外なところが多かったのは弓順。楽譜に書いてあるスラーを切って返すようにしたところがけっこうあって、それで迫力が出たり、弾きやすくなったりと、なかなかおもしろいと思った。ただしこれはチェロと合わせないとおかしいので「チェロの先生と相談してね」ということだけど…
私のほうは、いったん練習しちゃったらイチイチ変えると混乱するので、そこは先生に合わせてもらいましょ。
それで、だいたい弾き方が定まったら次はテンポアップの話。「どう練習したらいいでしょう??」
すると先生は、「あぁそうそういい忘れてた」といって
「ここは長い音を早めに切り上げて…開放弦は響くから大丈夫…元弓のほうにしっかり戻してから弾くのがコツ」
それで試してみるとおぉっ!! ちょっと速く弾ける。
それと、こういうところは
指(左手)を置いたままにできるところを徹底的に追究して、無駄な動きをなくす。
まぁそう…そうなんだよね…
ともかく、この曲の場合、バイオリンパートの細かい(といっても八分音符)部分は数個所に集約されているので、そこに重点を置いて整理していけばいいから…なんとか? なる? といいなぁ。
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はるか実力オーバー曲であるうえに、渾身の人選の結果、明確に私だけが足をひっぱる構成になっているので、できれば…じゃなくて、できるだけ、かける迷惑を最小限にしたい(つまり迷惑かけることは前提)。
・音程のずれを最小限にしたい
・望ましいテンポについていきたい
この課題(とりあえず音楽的にどうこうというのは除外してある)をクリアするのに、最大の障壁は端的に言って「バイオリンが下手」ということであり、これはレッスンにいっても一朝一夕に大幅改善するわけがないから、さてどうしましょうねぇ。と思いつつ、でもレッスンには行ってきた。まずは指番号と弓順をふってもらわねば練習もままならないから。困ったときの中川先生頼み。
中川先生は私が実力オーバー曲を持っていこうがまったく動じない(こないだのバッハを見たあとでは驚けないのかもしれない)。ほいきた、という感じでてきぱきと書き込みをしていく。
指使いを決める際に考えるべきこと、というのは多岐にわたっており、たぶん専門家が考えても、何通りかにばらけるものなんだろうけれども、先生は「私の都合」つまりポジション移動にやや不安があるとかそういうこともふんわりと考慮しながら実際的なものを提案してくださる。
自分で「こうかな?」と思って仮に練習してみたものとは異なる指番号がつけられたところは、なるほどという感じで、より滑らかに、より音程が狂いにくくなった。
ポジション移動がいくらキライだからって、そりゃもう頻繁に出てくるのはしかたがないのだが、たとえば二ヶ月前の自分と比べると、すごくスムーズになったと思う。これはバッハパルティータ効果。
それと、この曲ではこれまで曲中で弾いたことのない最高音「ソ」が出てくる。この音は「3ポジ」までしか弾かないつもりの初心者にしてみると未知の領域にあるものだが、えいやと指を伸ばして試しに弾いてみても、音らしい音が出ない、というしろもの。前に何かの都合で試してみたときはあんまりの「けちょさ」に負けてあきらめた。
でも今回、先生に教わった指番号で並べていくと、すっと音程も取れたし、前にひどかったのに比べれば「音」っぽいものが出た。これならなんとか? 一瞬のことだし、そんなに違和感ないかも。(全般に、バッハパルティータbefore/afterで、バイオリンの「鳴り」がよくなったようなか気がする。これは、specificにパルティータ効果というよりは、そもそもこれまでバイオリンの練習時間が短すぎたので、年末年始にまとめてバイオリンに触ったのが効いたのだろう)
そして、指番号より、意外なところが多かったのは弓順。楽譜に書いてあるスラーを切って返すようにしたところがけっこうあって、それで迫力が出たり、弾きやすくなったりと、なかなかおもしろいと思った。ただしこれはチェロと合わせないとおかしいので「チェロの先生と相談してね」ということだけど…
私のほうは、いったん練習しちゃったらイチイチ変えると混乱するので、そこは先生に合わせてもらいましょ。
それで、だいたい弾き方が定まったら次はテンポアップの話。「どう練習したらいいでしょう??」
すると先生は、「あぁそうそういい忘れてた」といって
「ここは長い音を早めに切り上げて…開放弦は響くから大丈夫…元弓のほうにしっかり戻してから弾くのがコツ」
それで試してみるとおぉっ!! ちょっと速く弾ける。
それと、こういうところは
指(左手)を置いたままにできるところを徹底的に追究して、無駄な動きをなくす。
まぁそう…そうなんだよね…
ともかく、この曲の場合、バイオリンパートの細かい(といっても八分音符)部分は数個所に集約されているので、そこに重点を置いて整理していけばいいから…なんとか? なる? といいなぁ。
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