アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノでもリズム練習ってあったよね?

2016年03月03日 | ピアノ
音階道場で、突然モツ様登場!! (ディベルティメントの1ページ)

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たいてい、1stバイオリンと2ndバイオリンがあったら、上手な人が1stに回るだろうけど(高い音も出てくるし、目立つし)、この曲については2ndに、「かっ速い」フレーズが出てきてレイトスターター泣かせだそうで(私は弾いたことないです)。

配られたのを見ると、確かに16分音符の連続、そして「音階」でもなく激しくでこぼこ。こりゃ大変だ~しかもモーツァルトなんですから、軽やかに、美しく、優雅に!! です。必死です余裕ありません、がたがたがつがつ。って弾いたら台無しですね。

時間もあまりなくなってたので特急モードで行きましたが、
(1) まずゆっくり弾いて音の並びを確認
(2) 指使いを確認。0と4で迷いがちなところは、とにかく決めて書き込んでしまう。記入するのがポイント!! 視覚からの情報を助けに、0コンマ数秒の迷いを消す。
(3) 一拍(音符4つ)のまとまりで速く弾く~止まる、を繰り返す。止まってる間に次の一拍分を頭の中で準備。さぁ弾きにくいのはどこ?
(4) 弾きにくいところは、まとまりの中で何度か繰り返して無駄のない動きを検討。
(5) まとまりをずらして弾く。つまり、半拍弾いたあと一拍分ずつまとめて弾いていく。
(6) まとまりを二拍にする練習なども。

…さて、そうこうしたところでディベルティメントの問題のフレーズを、ふつうに弾いてみますとあら不思議(不思議でもないか)。スムーズに弾けるようになってますー私でもそこそこ速く弾けたよ確かに。おもしろい。

こういうのってあったよね昔から…

そう、昭和の音楽教室ではけっこう流行っていた(?)リズム練習というやつ。

ショパンとかで細かい音符出てきてそこだけ速くて弾けないと、「タッカタッカ」と「タカッタカッ」で弾きまくって、そうしてるとなんかスムーズに弾けるようになるって方法です。

私がヤマハで大人再開ピアノをやってて、ショパンとか無謀曲いっぱい持って行ってたときは、当然弾けないフレーズとかしょっちゅうあったんだけど、リズム練習しろとはほとんど言われませんでした。もしかしたら言っても無駄だと思ってたかもしれないが(笑) どーぉしてもてこずってたところで一回だけ、ちょっとあんまりお奨めしないがみたいなニュアンスで、「リズム練習する手はあるけど。効きますよ」とか言ってた気がします。

たぶんショパンの曲とかを、「タッカタッカタッカ」…がっしがっしがっし、って弾かれるのが耐えられなかったのね(^^;;

「タッカタッカ」系練習と、
まとまりを急いで弾く系練習と、

似た趣旨なのかなと思いますが、ちょっと似てるところと違うところがあるように感じました。

似てるところというのは、速く弾けないところを遅くだけ弾いててもなかなか速く弾けるようにはならないんで、かといって速くは弾けないわけだから、速く弾くところを作って、そうでないところで余裕を作るっていうところ。

違うところっていうのは、まとまりで止める方式って、すごく能動的に脳みそを使うことが奨励されているのね。止まって考える、何がひっかかりなのか?? って整理していくのが大事。

昭和の「タッカタッカ」はそんなに難しいこと考えないで、体育会ノリでやっていたものね。
さー何度でも練習しようーそのうちなんとかなる、というか。

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コメント (2)
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