例えばですね、日本史のテストで、鎌倉時代の出来事が4つ、A~Dとあって、これを年代順に並べなさいって問題があったとします。
←若いころは自然と暗譜できたって話もよく聞きますが私は若いころがなかったのでわかりません
それで、流れを思い出して、これよりこれが先のはずで…これがあってからこれになるから…とかかすかな記憶も総動員して手繰り寄せ、知っていることと矛盾しない並べ方を探し出し、ADBCでしょ!! おーし正解!! という場合と、
全部、何年の出来事か覚えていてさっと並べるだけって場合。
こりゃもう、かかる時間が断然違います。いってみれば、この問題に限っては仮に同じ「マル」でも、テスト全体ではたぶん点数がだいぶ違うでしょうね。
あと、何年かってのをただ丸暗記してる人と、流れも含めてしっかり理解してる人ってのも違います。前者は、今回の定期テストではこの問題をさっと解けたかもしれませんが、しばらく経つとあやふやになったり、ちょっと数字を勘違いしたときに気づかずそのまま間違いを書いてしまったりするわけです。
何を言いたいかというと、記憶「している」と一言でいっても、それにはいろんなレベルがあるもので、何とかかんとか思い出せるというのと、さっと使える、違う角度からきっかけがあっても即座に対応が取れるとかいうのはずいぶん違うことだということです。
「エオリアンハープ」で、3~4ページ目で「弾き直し」を抑えられないのは、音がよく頭に入ってないからという話を書きました。
でも、3~4ページ目を記憶してないかというと、そうでもないんです。何しろ、旋律部分(大きな音符)はさすがに歌えますし、それ以外もなんとなく聞き覚えてはいるし、なんとなく手の癖として残っている部分もあるので、音を鳴らしてみて、こうじゃない、こうだこうだ…みたいにゆっくりtrial&errorが許されればたぶん確実に音の並びを思い出せると思います。
とはいえ、そんな記憶の仕方では、とてもじゃないけど「弾き直しをしないですむ確実な脳内イメージ」を支えるには足りないわけで。
ピアノサークルの会の後、3ページ目を練習してみました。
まずは見ないで超ゆっくり思い出し弾きして…
だんだん早くしてみる…
これがうまくいくためには、短く区切るのがよいようです。3ページ目全部とか無理。2小節か4小節。
ただし、区切って練習してうまくいったような気がしても、また少しずつ場所を移動して3ページ目を網羅したあと、戻ってくるとまたあやふや~みたいに、自分の覚えが悪くてイラッとします(-_-#
大雑把にですが、2小節ずつ8つの部分があるとして、1→2→3→4→…→8→1→…と順繰りに繰り返そうとするよりも、1→2→1→2→3→1→2→3→4と「復習コミコミスタイル」でやるほうがよいようです。「1」のあたりがもう飽きた、盤石、と思えるようになったら外すくらいで。
まぁとにかく、どうもこんがらがってしまうところって、何度もやってもやっぱりうまくいかなかったりして、
あ゛ーーーもう!!
って感じです。どうせそんなにまとめて時間取れるわけじゃないので、たいして進まないうちに時間切れ。
おもしろいなと思うのは、ある日ものすごくてこずって、何度やってもごちゃごちゃしたまま進歩が感じられなかった個所が、一晩寝て起きるとあら不思議すっきり通っちゃったりすることです。いろいろ真剣にやってみるけど、短時間でさっと引き上げて、寝て起きてみるというのは案外いいかもしれません。
寝て起きると忘れるかというと、そうでもありそうでもなし、
なんか直接的な記憶というんですか、数小節で区切って見ないで繰り返し弾いてみている最中のホットな記憶はやっぱり薄れているような気はしますけど、別に楽譜を見ないで弾くことが目的ではないので、次の日、楽譜を見て弾いてみると、ぐーんと弾きやすくなってるってことがあって、それってある意味定着かなと思うわけです。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←若いころは自然と暗譜できたって話もよく聞きますが私は若いころがなかったのでわかりません
それで、流れを思い出して、これよりこれが先のはずで…これがあってからこれになるから…とかかすかな記憶も総動員して手繰り寄せ、知っていることと矛盾しない並べ方を探し出し、ADBCでしょ!! おーし正解!! という場合と、
全部、何年の出来事か覚えていてさっと並べるだけって場合。
こりゃもう、かかる時間が断然違います。いってみれば、この問題に限っては仮に同じ「マル」でも、テスト全体ではたぶん点数がだいぶ違うでしょうね。
あと、何年かってのをただ丸暗記してる人と、流れも含めてしっかり理解してる人ってのも違います。前者は、今回の定期テストではこの問題をさっと解けたかもしれませんが、しばらく経つとあやふやになったり、ちょっと数字を勘違いしたときに気づかずそのまま間違いを書いてしまったりするわけです。
何を言いたいかというと、記憶「している」と一言でいっても、それにはいろんなレベルがあるもので、何とかかんとか思い出せるというのと、さっと使える、違う角度からきっかけがあっても即座に対応が取れるとかいうのはずいぶん違うことだということです。
「エオリアンハープ」で、3~4ページ目で「弾き直し」を抑えられないのは、音がよく頭に入ってないからという話を書きました。
でも、3~4ページ目を記憶してないかというと、そうでもないんです。何しろ、旋律部分(大きな音符)はさすがに歌えますし、それ以外もなんとなく聞き覚えてはいるし、なんとなく手の癖として残っている部分もあるので、音を鳴らしてみて、こうじゃない、こうだこうだ…みたいにゆっくりtrial&errorが許されればたぶん確実に音の並びを思い出せると思います。
とはいえ、そんな記憶の仕方では、とてもじゃないけど「弾き直しをしないですむ確実な脳内イメージ」を支えるには足りないわけで。
ピアノサークルの会の後、3ページ目を練習してみました。
まずは見ないで超ゆっくり思い出し弾きして…
だんだん早くしてみる…
これがうまくいくためには、短く区切るのがよいようです。3ページ目全部とか無理。2小節か4小節。
ただし、区切って練習してうまくいったような気がしても、また少しずつ場所を移動して3ページ目を網羅したあと、戻ってくるとまたあやふや~みたいに、自分の覚えが悪くてイラッとします(-_-#
大雑把にですが、2小節ずつ8つの部分があるとして、1→2→3→4→…→8→1→…と順繰りに繰り返そうとするよりも、1→2→1→2→3→1→2→3→4と「復習コミコミスタイル」でやるほうがよいようです。「1」のあたりがもう飽きた、盤石、と思えるようになったら外すくらいで。
まぁとにかく、どうもこんがらがってしまうところって、何度もやってもやっぱりうまくいかなかったりして、
あ゛ーーーもう!!
って感じです。どうせそんなにまとめて時間取れるわけじゃないので、たいして進まないうちに時間切れ。
おもしろいなと思うのは、ある日ものすごくてこずって、何度やってもごちゃごちゃしたまま進歩が感じられなかった個所が、一晩寝て起きるとあら不思議すっきり通っちゃったりすることです。いろいろ真剣にやってみるけど、短時間でさっと引き上げて、寝て起きてみるというのは案外いいかもしれません。
寝て起きると忘れるかというと、そうでもありそうでもなし、
なんか直接的な記憶というんですか、数小節で区切って見ないで繰り返し弾いてみている最中のホットな記憶はやっぱり薄れているような気はしますけど、別に楽譜を見ないで弾くことが目的ではないので、次の日、楽譜を見て弾いてみると、ぐーんと弾きやすくなってるってことがあって、それってある意味定着かなと思うわけです。
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(今回もイラストはまたろう)