アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

格付け(楽器、邦楽アンサンブル)

2018年01月02日 | ピアノ
芸能人格付けチェックという、たいへんお正月にふさわしいくだらないテレビ番組があって、昨日家族で見ていました。

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たとえば「ワイン」であれば、
・一本5000円のワイン
・一本百万円(!?)のワイン
(いずれもボルドー)をA, Bとしてテイステイングさせて、いずれが高いほうなのかを当てさせるというものです。

昨日の番組だと、一人だけ正しく当てて、ほかの人はみんな5000円のほうがおいしいって言ってたのね。(あ、ここで「みんな」というのはGACKTチームを別にすればという意味です。詳細省略)

私は百万円のワインを飲んだことがないのでわかりませんが、まぁ想像するに、5000円のワインだったら十分おいしいのがあるわけで、それに比べて超々高級ワインなんて、別にふつうの人が飲んでみて「より」飲みやすくおいしく感じるものではないってことかもしれませんね。百万円のワインについては、「なんか混じってる」とまで表現した人がいました。コクというか深みというか、そういう部分がそう感じられるのでしょうか。


音楽関係の「格付け」では、邦楽アンサンブルと、弦楽三重奏がありました。

邦楽アンサンブルのほうは、よりすぐりの学生を集めてきたチームと、ふだんからアンサンブルをしているプロ集団の比較でした。

お琴と三味線と尺八のアンサンブルで、編成は同じ、曲も同じです。

邦楽なんて滅多に聞きませんので、わかるものかな~?? と思ったのですが、テレビ放映越しでも差は歴然で、アンサンブルの合い方、尺八の音色の自在さ、音の消え際の美しさとかが全然違いました。学生ももちろんかなりうまいんですが、ふだんからアンサンブルをしているグループなのかどうかという差も大きいような気がします。

音楽に特に詳しくない芸能人でも、当てた人が多かったです。

ということで、演奏者が違うパターンというのは、差がわかりやすい出題かと思いました。次は楽器の差があるというもので…

弦楽三重奏で、三つの楽器のお値段合計が
・80万円
・39億円(o_o)
というA, Bチェックでした。

39億ってねぇ…そこまで来ると骨とう品の値段なので、値段があるようなないような、別にほら、5億円より10億円のほうが倍(?)いい音がするってわけにはいかないよね。

それに、ストラディみたいな楽器は、その楽器と奏者が馴染んで、十分に楽器を鳴らすにも時間がかかるということがありそうですし、撮影でさっと貸与されてハイこれ弾いてとかそんなんでうまく鳴らせるんかな。

もし、奏者のマイ楽器とストラディだったらどっちがいい感じに聞こえるか怪しいような気がしますよね。

そう思って聞いてみますと、これはでも、「80万円」セットがわりとはっきり「けちょい」鳴りをしていまして、はなひめが最初の一小節聞いて即座に「Bがいい」と言ったくらい違っていたので、番組内でも当てた人が多かったです。

3人分で80万円という設定がね…

これだとほんとに初心者楽器になっちゃうので。私が最初に買った、本体・弓・ケース・松脂もろもろセットで6万円の楽器を中川先生に弾いてもらって実験したときは、もちろん先生がうまく弾いていてちゃんと音楽になってるんですが、生で聞いてもなんだか「安いラジカセで聞いたような」音になっていました。

セットで6万円のバイオリン
先生のマイバイオリン

(ただ、安いバイオリンだと「けちょい録音を通して聞いたみたい」になるという特性から、YouTubeアップしてパソコンのスピーカーで聞いたりすると限りなく似てくるってのはあります。前に「格付け」番組を誰かがYouTubeアップしてあるのを見たことがありますが、圧縮で音質が悪くなっていて、そのときの楽器チェックは全然わからなかった)

私が今持ってるチョビくん(80万くらい)と先生のマイ楽器だとわりと甲乙つけがたいというか、好みでどっちちがいいって人もいるかな? くらい近くなってきます。今度弾いてもらって録音してみようかな♪


3人分で300万とかの設定にして、39億と聞き分けられるかGACKT様に試していただきたい(^^)

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コメント (2)
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