今日、会社へ行く電車の中で上巻の半分を読み、
会社から帰る電車の中で残り半分を読み、
それで10ページくらい残っていたので家に着いてすぐ読み終えた。
←演奏は勝手に頭の中で
こんなこと滅多にしないんですよ。電車で座ると即眠くなることが多いし(笑)
スマホいじったりもするからフルで読書することは少ない。
それに家に帰ってすぐは貴重な「めるちゃんタイム」。
ここを犠牲にして本読むなんてふつうはしないからね。
「蜜蜂と遠雷」、個性豊かなピアニストの演奏を次々聞いている緊迫感で一気に引き込まれてしまった。
コンクールといえばちょうど昨日、「ピアノの森」最終回クライマックスを見たところなんだけど。
なんというか…(^^;;
アニメーションとして具体的に展開されちゃうシーンというものが、
文字から想起されて頭の中で展開されるシーンには本質的に勝てないというか。
圧倒的な迫力の違いでございました。
作品として「蜜蜂と遠雷」が「ピアノの森(の漫画原作)」に圧勝しているのかどうかわからないんだけど(漫画読んでないから)、
ピアノの森アニメの出来があんまりにもアレなのでなんか邪魔されちゃって、
せっかく演奏はいいし、ストーリーもけっこうおもしろい(らしい)のに集中できない。
ちゃんと味わうには漫画のほう読まないとアカンね。
「蜜蜂と遠雷」の主人公は若いコ(たち)なんだろうけど、上巻を読んでいる中では、高島明石という登場人物が非常に興味深かった。
この人は28歳ということで年齢制限ぎりぎり、でもコンクールという場面ではフレッシュ。
サラリーマンをしていて結婚して子どももいて、音楽の表舞台からは遠ざかっている。当然だけど日々、ピアノ弾く以外のことで忙しい。
そこを押して、一念発起してやっぱりもう一度ここで本気にピアノを!! と、無理くり時間を捻りだして、お金も捻りだして、頑張っているわけ。
決して天才タイプでなく(そういうタイプならそもそも若いうちにデビューしているだろう)、泥臭く悩んで揺れて、
でもその結果、ちゃんとこの人ならではの演奏をするんですねステージ上で…
年齢が高いことは(28歳なんてじゅうぶん若いけどね!!)ハンデでもあるけど
ずっとピアノを続けてコンクールを受け続けているという年の取り方とはまた違う味をちゃんと出す。
そこがいいなと思いました。
若いころ(音大生だったころ)、ピアノが素晴らしくて人柄もよかったのでモテモテだったけど、
卒業が近くなってそれぞれが現実を考えるようになったら
すーっと潮が引くように(^^;;
女の子たちがいなくなったという、
なんだか切ない描写が説得力あって(o_o)
ま、でもちゃんと結婚して子どももいるわけで、奥さんは、このだんなさんの挑戦を応援してくれているんだから、
十分リア充ですけどね。
奥さんのほうは研究者志望の物理やさんだったところ、研究者としては挫折して教師をしているというところが、
ピアニストを諦めて楽器店に勤めているだんなさんと重なるわけです。
さて下巻に突入。。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
会社から帰る電車の中で残り半分を読み、
それで10ページくらい残っていたので家に着いてすぐ読み終えた。
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それに家に帰ってすぐは貴重な「めるちゃんタイム」。
ここを犠牲にして本読むなんてふつうはしないからね。
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コンクールといえばちょうど昨日、「ピアノの森」最終回クライマックスを見たところなんだけど。
なんというか…(^^;;
アニメーションとして具体的に展開されちゃうシーンというものが、
文字から想起されて頭の中で展開されるシーンには本質的に勝てないというか。
圧倒的な迫力の違いでございました。
作品として「蜜蜂と遠雷」が「ピアノの森(の漫画原作)」に圧勝しているのかどうかわからないんだけど(漫画読んでないから)、
ピアノの森アニメの出来があんまりにもアレなのでなんか邪魔されちゃって、
せっかく演奏はいいし、ストーリーもけっこうおもしろい(らしい)のに集中できない。
ちゃんと味わうには漫画のほう読まないとアカンね。
「蜜蜂と遠雷」の主人公は若いコ(たち)なんだろうけど、上巻を読んでいる中では、高島明石という登場人物が非常に興味深かった。
この人は28歳ということで年齢制限ぎりぎり、でもコンクールという場面ではフレッシュ。
サラリーマンをしていて結婚して子どももいて、音楽の表舞台からは遠ざかっている。当然だけど日々、ピアノ弾く以外のことで忙しい。
そこを押して、一念発起してやっぱりもう一度ここで本気にピアノを!! と、無理くり時間を捻りだして、お金も捻りだして、頑張っているわけ。
決して天才タイプでなく(そういうタイプならそもそも若いうちにデビューしているだろう)、泥臭く悩んで揺れて、
でもその結果、ちゃんとこの人ならではの演奏をするんですねステージ上で…
年齢が高いことは(28歳なんてじゅうぶん若いけどね!!)ハンデでもあるけど
ずっとピアノを続けてコンクールを受け続けているという年の取り方とはまた違う味をちゃんと出す。
そこがいいなと思いました。
若いころ(音大生だったころ)、ピアノが素晴らしくて人柄もよかったのでモテモテだったけど、
卒業が近くなってそれぞれが現実を考えるようになったら
すーっと潮が引くように(^^;;
女の子たちがいなくなったという、
なんだか切ない描写が説得力あって(o_o)
ま、でもちゃんと結婚して子どももいるわけで、奥さんは、このだんなさんの挑戦を応援してくれているんだから、
十分リア充ですけどね。
奥さんのほうは研究者志望の物理やさんだったところ、研究者としては挫折して教師をしているというところが、
ピアニストを諦めて楽器店に勤めているだんなさんと重なるわけです。
さて下巻に突入。。
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