アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ホールで30分のプログラムを

2019年05月11日 | ピアノ
今日はホール練習会、しかも30分たっぷり弾かせてもらえて、お値段リーズナブル(というより激安)

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ピアノはスタインウェイ、フルコンです。借りてあるのは舞台上だけということで、聞く人も舞台に椅子出して座ってるというなかなかびっくりな配置。

たぶん音は、客席で聞くのとまた違うんだろうとは思うんですが、よく響いていて、残響もとても美しかったです。
「幸せは音の消えぎわに宿る」派の私としては、とてもお得な練習会でした。

とてもきれいな音色で丁寧に弾かれる方ばかりで、耳福な時間(^^)

自分で弾いたのは、
チャイコフスキー 子供のためのアルバムより「朝の祈り」
チャイコフスキー 四季より六月「舟歌」
ショパン エチュードop25-1 エオリアンハープ
フォーレ ノクターン第六番
ガーシュウイン 三つの前奏曲より第一曲
グラナドス スペイン舞曲集より「サルダーナ」

…私の計算によれば、これでしっかり30分に収まるはず。

なんでこの順番になってるかといえば、もちろん「サルダーナ」が派手だからというのはあるんですが、
実はこの曲を弾く自信がなかったからというのがあります。

途中で弾けなくなったらそこでやめて気が向いた曲どれか戻ろうと思って。

というのも、GW前日に傷めた(打撲)右手小指が…

痛くない範囲で遠慮して弾いてるつもりなのに、日々すこーしずつすこーしずつ痛みが増してきて、
今朝確かめた感じではこれはヤヴァイ

特にグラナドスがやばい。

痛いときというのはかなり限られていて、小指をだいぶ伸ばした状態で強く弾くとき。
たとえば、「ドミソド」みたいな、オクターブの中にいくつか音が入ってるやつをばーん、ってのがまずい。
「ドド」(オクターブのみ、間なし)だったら問題ない。

それで、痛いところは弱く弾いたり、ずらして弾いたり、音抜かしたり、指使い変更したり、時間短めにしたり、だましだましやってるんだけど、
でもやっぱりつい「これだと痛いかな? どうかな??」とか追究(実験)しちゃうってのもあるし「あ、やっちまった」ってのもあるから
どうもそうやって日々暮らしてるとだんだん痛くなるみたい。

会社行って帰りに囲碁やって遅いからもう寝るとかだと次の日はわりとよいらしい(笑)

ま、そんな調子なのだけれど、今日のスタインウェイは鍵盤軽くって、ほとんど痛くなくて、快調にサルダーナまで弾き切りました。

最後の音を弾いてスマホみたら「29分」。

フォーレでは派手に迷子になったほか、事故は多くて「朝の祈り」以外の曲は傷だらけでしたが、
「傷」を自動でカットする機能がついた耳を持っているので(^^;;
とても気持ちよく弾きました。だって、とてもいい音なんだもの♪

30分のコンサートをしているピアニストの気分で弾かないともったいないですよ。

やっぱり、よいピアノにはよい音響。ホールあってのフルコンです。

最後、椅子のお片付けをしたあと、バッハ平均律第一巻第一番プレリュード(ドミソドミソドミ)を弾かせてもらいました。
しみじみと、誰もいない客席に染みわたるようで、ほんとうに気持ちよかった。

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