昨日は、artomr先生のレクチャーコンサート
「芸術について語る芸術家たち」がありました。ピアノは平行弦のプレイエルです。
←これは「理解されない芸術家」を描いた作品なんです
最初は、クライスレリアーナだけ弾いてあとひたすらしゃべるだけのイメージで企画したんだけれども、
ショパン 3つのマズルカOp.59
も追加して、ショパンとシューマンの違いについても語ろうということでボリュームアップしたそうです。
まぁ一回のコンサートに行って、クライスレリアーナだけというよりはショパンも聞きたい気がしますが
話がながいので(笑)結局ボリュームアップしすぎて、14:00から始まったコンサートが18:00近くまでかかりました。ながすぎじゃろ(サービス満点ともいえるが)
ショパンとシューマンというと世代的にはほぼ同じ。
シューマンはかなりショパン推しだったみたいですが
逆はわりとつれなくて こんな感じ→ショパン物語 第034回 その後のショパンとシューマン
そう、シューマンがショパンに献呈したのがクライスレリアーナなんですね。超名曲です。
一方、ショパンがシューマンに献呈したのは…バラード二番…まぁ名曲ではあるけど…シューマンの綴りを間違えてたとか(o_o;; 失礼なやつ
ショパンはシューマンの何が気に入らなかったのか、なんとなくリストは好きじゃなさそうな気がいかにもするけど(派手なパフォーマンス)、シューマンは??
ロマン派、同時代ということで似たようなくくりで語られることも多いけど、音楽の目指すところは結構違ってたみたいで、
まず大雑把にいってしまうと標題のあるなしとか。シューマンはタイトルありの曲がいろいろあるけど
ショパンはほぼない(歌曲ならタイトルあり)。「雨だれ」「小犬のワルツ」とかは後の人が勝手に呼んでるだけ。
タイトルつけたり(標題音楽)、文学にからめたりして音楽を考える派と違って、
ショパンみたいな人は、音楽そのもので語るってことにこだわるのね(絶対音楽)
ショパンに捧げられたシューマンの曲、クライスレリアーナというタイトルは、ホフマンって人の小説(登場人物名クライスラー)から取られたそうですけど、そゆこと、ショパンはやらないわけで、ショパン的には「違うだろ」って思ってたかもしれないですね。でもクライスレリアーナいい曲ですけど。
昨日のレクチャーコンサートでは、ホフマンの「牡猫ムルの人生観」からの抜粋をクライスレリアーナの各曲と対応させたレジュメが配られ「どうぞ読みながら聞いてください」って話だったけど、それ難しいです(^^;;
ところで、音楽と言葉をからませないショパンさんのほうはというと、音楽そのものに語らせるために、ものすごややこしいことをやっているのですね。メロディーが繰り返されながらもちょっと変形していったり、伴奏が変わっていったり、あれあれあれと目まぐるしく転調していったり…(ものすごく暗譜しにくいらしい)
まぁそんなあたりの話を聞いて、それから実際に演奏を聞いたらば、
ショパン 3つのマズルカOp.59
…ほんとに素晴らしい(^^)
平行弦プレイエルとの相性もばっちりで美しい
クライスレリアーナのほうは、けっこうこのご老体のピアノにこの曲はハードだなって感じで
現代ピアノで弾くほうが無難かも(クリアにはなると思う)
でも、このちょっとくすんだ感じ、全力で頑張ってる感じもおもしろいというかこれはこれで一つの味だろうか。
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最初は、クライスレリアーナだけ弾いてあとひたすらしゃべるだけのイメージで企画したんだけれども、
ショパン 3つのマズルカOp.59
も追加して、ショパンとシューマンの違いについても語ろうということでボリュームアップしたそうです。
まぁ一回のコンサートに行って、クライスレリアーナだけというよりはショパンも聞きたい気がしますが
話がながいので(笑)結局ボリュームアップしすぎて、14:00から始まったコンサートが18:00近くまでかかりました。ながすぎじゃろ(サービス満点ともいえるが)
ショパンとシューマンというと世代的にはほぼ同じ。
シューマンはかなりショパン推しだったみたいですが
逆はわりとつれなくて こんな感じ→ショパン物語 第034回 その後のショパンとシューマン
そう、シューマンがショパンに献呈したのがクライスレリアーナなんですね。超名曲です。
一方、ショパンがシューマンに献呈したのは…バラード二番…まぁ名曲ではあるけど…シューマンの綴りを間違えてたとか(o_o;; 失礼なやつ
ショパンはシューマンの何が気に入らなかったのか、なんとなくリストは好きじゃなさそうな気がいかにもするけど(派手なパフォーマンス)、シューマンは??
ロマン派、同時代ということで似たようなくくりで語られることも多いけど、音楽の目指すところは結構違ってたみたいで、
まず大雑把にいってしまうと標題のあるなしとか。シューマンはタイトルありの曲がいろいろあるけど
ショパンはほぼない(歌曲ならタイトルあり)。「雨だれ」「小犬のワルツ」とかは後の人が勝手に呼んでるだけ。
タイトルつけたり(標題音楽)、文学にからめたりして音楽を考える派と違って、
ショパンみたいな人は、音楽そのもので語るってことにこだわるのね(絶対音楽)
ショパンに捧げられたシューマンの曲、クライスレリアーナというタイトルは、ホフマンって人の小説(登場人物名クライスラー)から取られたそうですけど、そゆこと、ショパンはやらないわけで、ショパン的には「違うだろ」って思ってたかもしれないですね。でもクライスレリアーナいい曲ですけど。
昨日のレクチャーコンサートでは、ホフマンの「牡猫ムルの人生観」からの抜粋をクライスレリアーナの各曲と対応させたレジュメが配られ「どうぞ読みながら聞いてください」って話だったけど、それ難しいです(^^;;
ところで、音楽と言葉をからませないショパンさんのほうはというと、音楽そのものに語らせるために、ものすごややこしいことをやっているのですね。メロディーが繰り返されながらもちょっと変形していったり、伴奏が変わっていったり、あれあれあれと目まぐるしく転調していったり…(ものすごく暗譜しにくいらしい)
まぁそんなあたりの話を聞いて、それから実際に演奏を聞いたらば、
ショパン 3つのマズルカOp.59
…ほんとに素晴らしい(^^)
平行弦プレイエルとの相性もばっちりで美しい
クライスレリアーナのほうは、けっこうこのご老体のピアノにこの曲はハードだなって感じで
現代ピアノで弾くほうが無難かも(クリアにはなると思う)
でも、このちょっとくすんだ感じ、全力で頑張ってる感じもおもしろいというかこれはこれで一つの味だろうか。
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