アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

量か質かといっても…

2020年01月17日 | ピアノ
完璧テンポキープで練習するのが大切」の記事を書いたときに…

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瞬時にコードを鍵盤で弾くための練習方法
という動画を紹介しつつ、そこで強調されてた中で「質より量」といっていたところは華麗にスルーしてたんですよね私。

もちろん気が付いてなかったわけじゃなくて、どうでもいいことなのであえて飛ばしたんですけど。

つまりですね。

じゃ、質を犠牲にしても量を増やそうと思ったら増えますか?
増えませんよね。生活上、限界というものがありますから。既に、可能な範囲でめいっぱいピアノ弾いてます。

あるいは、量を犠牲にしたら質を向上させられますか?
無理ですよね。既に、可能な範囲で工夫しているわけですから。

だから、どっちが大事とか言っていても始まらないんです。どちらかを削ってもう片方に回せるもんじゃなし、
いずれも既に「可能な範囲」をほぼ100%活用しちゃってます。

じゃ、紹介した動画で、「質より量」といっているのは間違ってるとか、そういうことを言いたいのではないんです。

やっぱり、何か身につけようってときに、練習の量は必要です。やり方がどうのって、しのごの言っても始まらない、とにかくやっておかないことにはね。ただそれは、現状そんなにやってない場合の話です。やってないのはなぜかというと、趣味ではないから、あるいはメインの趣味ではないから、仮に趣味であってもその部分が好きではないからでしょうね。

たとえば、保育士の資格試験のためにピアノ弾けるようにならないといけない人が、でもなかなか練習してなくって上達もしなくて、どうやったらピアノ弾けるようになるかっていえば、「質より量」でしょ、という忠告がばっちり当てはまると思います。

一方、私のような大人趣味ピアノの人が、なぜ既に可能な範囲でめいっぱい量も質もやっちゃってるのかといったら、そりゃ好きでやってるからですね。楽しいから。

それなら「可能な範囲」というのが固定で、絶対のものかというと、そうでもないです。

「量」についていえば、「好き」「楽しい」の度合いが強まると、たとえばほかの趣味に割く時間を諦めてピアノに回すかもしれません。私の場合なら書道とか…でもピアノに比べるとほかの趣味に使ってる時間がたいしたことないので、もはや限界に近いとはいえます。仕事の時間、家事の時間はもう極限まで削ってますし(^^;; 睡眠などの生活時間を削ったら健康を削ってしまってそれじゃ人生のトータル時間増えませんしね。私の場合、この状況の打破といえばそりゃ定年です。ひたすら定年待ち。

「質」についていえば、「音楽力(?)」が高まってくると、より濃い練習を楽しめるようになるので「可能な範囲=楽しい範囲」の練習の質が向上すると思います。これまでもそうやって向上してきたと思いますし…

つまり、「量」と「質」、どちらが重要とかいっても始まらない。そして、「量」にしても「質」にしても、その可能な範囲を広げていく方法があるとしたら鍵は楽しさです。楽しめる能力。


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コメント (2)
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