アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

弾き直し癖が少し改善した?

2020年08月14日 | ピアノ
アレッて間違った音を弾くと(←よくある)、どうしても立ち止まって正しい音を弾き直してから先へ行きたくなっちゃう…

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という「弾き直し癖」。プロの人は絶対ミスタッチをしない、ってことはないですが、弾き直しは絶対しませんね。
「正しい音はこれだったんですよ」と示すよりも、音楽の流れを止めないことが大切。

私も別に、(意識としては)わざわざ戻って正しい音を示したいと思っているわけではなくて、
弾き直しをしないとどうしても先へ行けない…自分でわからなくなっちゃうというのが問題だったのです。

でも、さんざん「弾き直し癖の改善」を目標に掲げてきて、
最近の録音を聞くと、少ーしだけマシになってきたように思います。

やっぱり弾き直しているときもあるんですが…

間違ってもテンポどおり先へ進んでることも多い。前と比較すれば多くなってきました。

いちおう心がけたことというのは…当然ですが「歌う」ということです。

過去にもそれを心がけたことがないわけではないのですが、「歌う」ことが、自分の叩く間違った音に邪魔されて乱されるのがいけないので、なんというかもっと確実な流れで「歌う」ことができるようにすべきですね。だから何だってことではないですが。

アンサンブルのときは弾き直さず先に進める(ことが多い)というのは、ほかの人の音に助けられて、なんとかあまり乱れずに歌い続けられるからでしょう。ほかの人の音がなくても乱れないようにするためには…

一つ考えられるのが、「高速ドレミ唱奏法」で紹介したように、ドレミで歌うやり方です。このときの記事では「速く弾く」ための方策として書きましたが、要するに乱れずに思い描けるという意味ですから共通に使えそうです。

もう一つ考えられるのが、そういえばピアノって一人でもアンサンブルしてたよって話です。右手と左手で…二人分どころかいくつもの声部が同時進行していたりするのですが、少なくとも右手のひとつと左手のひとつ、この二つによってしっかり音楽の流れが追えていれば(歌えていれば)片方について間違った音が聞こえてきてもなんとか回復しやすいだろうと考えられます。

問題は、頭の中で二ついっぺんに歌えるのかってことですが…ドレミで二つ歌うってのは無理そうですし…

バッハネイティブの人はたぶんこれが自然にできていて、だからこそプロの人は弾き直ししないんじゃないですかね?? (テキトーに言ってみた)

私はこれができていないけれど、でもまったく無理かというとそうでもないような気がするんです。たとえば英語を読むときって、英語の流れと絡み合って日本語が頭の中で流れますよね。この併行する流れを頭の中に作るのはわりと得意なんで、その要領でいけば二つの声部もイケるんじゃないかって。

なんとなく、そのつもりで弾いていると、それっぽくできるときもあるというか、でもまだまだ不慣れで下手くそなので、ものすごく集中を要するので、長く続けられないし、よくわかった曲じゃないとできない。しかしまぁ、路線としてはよさそうに思います。

---- 今日のブルグミュラー
25の練習曲より 5. 無邪気

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秋の新曲も決めました

2020年08月14日 | ピアノ
今、ベトソナにひと区切りつけて、練習の中心はグラナドスに移っているんだけど…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←「季節もの」はチャンスを逃すと弾けないので今でしょ

グラナドスを弾こうとしているのは、9月にある「踊り」テーマの会です。そのときのラインナップは
ラヴェル/ハイドンの名によるメヌエット(リサイクル曲)
グラナドス/スペイン舞曲集「前奏曲」(新曲)「オリエンタル」(新曲)「サルダーナ」(リサイクル曲)
なのですが、

10月にも素敵な会場で弾ける機会があって、そのときには特にテーマが決まっていないので何でも弾けるんです。
時間は10分。

何を弾こうか、と思ったとき、だらだら練習しているけど完成形が見えず区切りがつけられず手離れの悪い曲が…
米津玄師=かてぃん/海の幽霊

これ、前にいちおう人前で弾いたのですが、そのときあんまり弾けてなかったのでちょっと気持ちが「区切り」にならなかった。

再度挑戦、したい。

そうすると、10分のうち半分くらい使ってしまうので、残り5分弱として、何を弾きたいか??

と、思ったとき、前々からずーっと気になっていて、弾こうと思えば弾けそうな曲なのに、なんだかきっかけがなくてずっと手つかずだった曲に思い至りました。しかも季節はバッチリです。
チャイコフスキー/四季より10月「秋の歌」

四季は、弾いたことあるのが6月「舟歌」と11月「トロイカ」。それと、大昔の話でよければ黒歴史の1月「炉端にて」4月「松雪草」です。何が黒歴史かというと、私が高校生のとき突然またピアノ弾こうとして先生紹介してもらってレッスンにいって
「それ、ピアノ弾いてるつもり?」
って出鼻くじかれたあの事件なんですけど、まぁ時効なんでまた気を取り直して弾くのもいいとは思ってるんですがね。

やはり先に、弾いたことのない曲の中で一番気になる曲を。

チャイコと米津って取り合わせは、どーなんだろうね?? ふつうやらんよな。ま、いっか…

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