アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

軽い鍵盤にさっと対応できるようにするには?

2020年11月05日 | ピアノ
弘法じゃないので筆を、いやピアノを選ぶわけで、弾きやすいとか弾きにくいとか重いとか軽いとか、しょっちゅう言ってますが…

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昔、とにかく軽いほうがよくて重いのはホント弾けなかったけども、あれはやまちゃん(めるちゃんがいない頃)の鍵盤が軽かったから、というのもあるかなぁ?? とにかく会場の鍵盤の感触がやまちゃんと違うたびに(ということはほぼいつも)爆死してたような。

今はそこまでひどくないですが。

だいたい、鍵盤の感触が違うからといって滅茶苦茶になるのは、手の感触に頼ってナントナク弾いてるからなんです(たぶん)
どの音を出すのか、頭の中でしっかりわかってて音を出すなら、まぁ望み通りの強さというか打鍵で弾けるかどうかは別として、混乱して間違えまくるというのは(あんまり)ないはずですね。

最近は「音を想像(想定)して出す」ということをなるべく心がけているので、昔ほどは混乱しなくなりましたね。

昔ほどは…

でもやっぱりミスは増えます。

先日弾いたSCHWESTERは、「砂浜に足を取られて」ちょっとランニングしたらぜこぜこになるみたいなピアノだったので、
「海の幽霊」とかは無茶苦茶弾きにくく、スクリャービン前奏曲Op11-11は弾く前から諦め(^^;;
でもスカルラッティソナタ466とスクリャービンOp11-2は返って弾きやすいというか楽しく弾けた。

手ごたえある感触の鍵盤を打鍵している間に(?)できることがいろいろあるというか…
なんか狙ったニュアンスが出しやすいような気がしました。

今日のはそれと対照的なピアノで、鍵盤がものすごく軽いスタインウェイで、カーンと響きます。
最初(指慣らしなしで)スカルラッティソナタ466を弾いたらおっとっと…ってなって、弾き直しさせてもらいました(練習会なのでまぁ)

そのあとも、まぁまぁふつうには弾いたのですがなかなかやりたいことができない感じで、
スカルラッティ/ソナタK.466,L.118
スクリャービン/24の前奏曲よりOp.11-2, 11
リスト/愛の夢第三番
ラヴェル/ハイドンの名によるメヌエット
まで弾いて、ちょっと余った時間にもういっぺん戻って

スカルラッティ/ソナタK.466,L.118
を弾き始めたらようやく、そうそうこんな感じで弾いたらえぇねん、というふうになりました。

これを最初からできてたらいいんだけども。なかなか。

今日のピアノで、弾きやすかったのは
スクリャービン/24の前奏曲よりOp.11-11
です。これ、うぅってなるくらい手広げて頑張って弾く感じなので、軽くてもさらっと音出るのは助かる、というか、録音聞いた感じ、ふだんよりいい流れで弾いてました(いろいろ間違ってはいたけども)

現場対応力…もっと上げたいよねぇ…場数踏むしかないですかね。心がけとしては「ちゃんと音を把握しておく(少なくとも混乱しないように)」ということで。

----- 家に戻ってから弾き直し
スクリャービン/24の前奏曲よりOp.11-2


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棋譜利用の現状(見る将のための)

2020年11月05日 | 生活
最近はピアノで忙しくてw すっかり「見る将」活動もご無沙汰していましたが、藤井くんの王将リーグ状況が気になって、久しぶりに見ました。

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棋譜自体は毎日新聞のサイトで(有料会員なので)見られたのですが、私の棋力だとやっぱり解説とか評価値とかないとイマイチ楽しめないので探してみると、Youtubeで「評価値放送」しているところがいくつか見つかりました。

評価値放送というのはですね、ほら、今どきはパソコンでも人間より「読めちゃう」わけなんで、現局面は先後どちらがどのくらい有利かということ(評価値)と、次の一手の候補とそのそれぞれの評価値といったことも出せます。それをYoutubeで生放送しているのです。人が解説するのと違って、Youtuber自体が将棋そんなに強くなくても、設定さえすればそういう放送ができます。お手軽です。

お手軽といえば、評価値に加えて盤面や手順も示して放送することは、即、できるわけですけど、それはしていないところが多かったです。あぁそういやそういう(棋譜利用の)問題があったな…

去年の9月に、日本将棋連盟からこういう「お願い」が出ました。「公益社団法人日本将棋連盟と各社が主催する棋戦で作られる棋譜は両者の共通の財産であり、棋譜の無断使用は両者の財産を損なう恐れがあります。」私的利用を越えて棋譜や図面を使用する場合は問い合わせろとのこと。

こういう話を聞くとすぐ「著作権」の話かと思っちゃいますけど…うちら音楽のことをいつも気に掛けてますからね…ほら音楽教室とJASRACがドンパチやってますし。バッハの曲弾いてYoutubeアップするとすぐ著作権どうのこうの文句つくし(笑)。でも、棋譜自体は(異論はあるものの)多分著作物ではない、たとえば野球のスコアのように。

野球の試合をどっかのテレビで放映してて、それを録画してYoutubeにアップしたらダメに決まってるけど(番組は著作物)、スコア自体は単なる事実の記述なので問題ない。そういうような話です。

確かに、著作物だとするとなんだか変な話で、だってプロの将棋では数十手まで同一局面とかもありますし、それ何? 無断使用?? ってね。「●●システム」なんて考案者の名前がついてる戦法だって、プロアマ問わず誰が使うにしろ許可取る著作権料払うとかありえないですよね。

ただ、野球の場合、スコアだけ見てても面白くないしやっぱり映像見たいだろうけど(そちらに商業的価値がある)、将棋ファンは別に対局風景見なくても棋譜見たらある程度満足しちゃうわけで、かなり(なんかしら商業的な)価値の主体が確かに棋譜のほうにあるような気はする。これってどういうこと? 法律的には。

日本将棋連盟が前述の「お願い」を出してから、いろんな将棋Youtuberが「問い合わせ」をしたんだけど、始めのうち、そもそも使用可とも不可とも返答がないことが多くて、来るにしてもすごく遅く、ともかく基準がわからなくて、どうしようもない感じだったらしい。それで、ちゃんと正当に利用できる環境作ってよ、というんで公開質問状を出す人がいたりして
日本将棋連盟からの回答

…ま、いろいろ大変だったらしい。この回答を見てもわかるとおり、日本将棋連盟の立ち回りというか説明があまり賢い感じじゃなくて(著作権ごにゃごにゃといいつつ代わる説明もしてなく)、おい大丈夫かという感じなんだけど、将棋Youtuberの多くは、まぁ将棋が好きで、将棋界を応援する気持ちがあるから、だいたい好意的に解釈して、だいたいこんな感じに
日本将棋連盟の「棋譜利用に関するお願い」と著作権等について
(このまとめが一番わかりやすかった)

要するに、たぶん著作権はないんだけど、棋譜というものに商業的利用価値があるので、それを勝手に横流しするのは不法行為とされる可能性がある。パブリシティー権ともいわれいくつかの裁判事例もある。

弁護士さんが書いたものもだいたいそんな趣旨
棋譜の著作権

日本将棋連盟のアプリを使うと月額500円くらいでプロ将棋の棋譜だいたい見られるんで、見る将の人ならこれに入っておいてあとは解説なり評価値なりYoutubeあれば見るのがリーズナブルだと思うよ。ちゃんとお金落とさないと将棋界つぶれるしね

この状況で気になるのは、まぁタダで見られればなんでもいいって人も多いし、無断で棋譜(図面)利用して評価値放送してるYoutuberがあるというところがね。真面目に「お願い」守ってるYoutuberがなんかかわいそうな感じ。日本将棋連盟も、「棋譜は両者の共通の財産」を守っていくつもりがあるならJAS●ACみたいにタダ乗り許さじと戦わないとね。


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