アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

白鍵と黒鍵では高さが違うので

2022年06月28日 | ピアノ
おゆき先生んちのシードマイヤーのご機嫌を損ねないように弾くには…

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手の甲の無駄な上下動を避け、基本的にスーーと横移動しながら指で弾いていくことが必要なわけですが、
そういう弾き方をするには、鍵盤の形、というかどれが黒鍵でどれが白鍵なのかを考えながら、手の動きをよく整理しなくてはいけません。

黒鍵なら、高い位置で鍵盤に触れますし、
白鍵なら、それより低い位置まで指を伸ばさないと打鍵できません。

黒鍵なら、奥のほうにしか鍵盤がないけど、
白鍵なら、手前まで鍵盤が伸びてる。というか逆に、もし奥で弾こうとしたら狭くてたいへん。

まぁそんな感じでね…けっこうややこしい。

このややこしさを、いっそとっぱらっちまえ! という考え方で特殊なピアノを作った方がいましたが
過去記事→黒鍵と白鍵

確かに、
・転調してもまったく同じ指の形で弾ける
・半音グリサンドが楽勝
という利点はありますが、

邪魔(?)な黒鍵がない→触っても「ここはどこ?」なのかまったくわからない
もちろん、慣れるまでは弾くのたいへんだろうけど、慣れてもやっぱりミスタッチばりばり多くなる気がするわ。

この方は、なんかいい感じに弾いているけれども
菅野邦彦「未来鍵盤」
まぁ、これほしい、とはなかなか思わないよね…。

ジャズとの馴染みは、わりといいのかもしれない。しかしショパンをこれで弾きたい人はいないだろう。ショパンの曲は、白鍵と黒鍵が現在のような凹凸を持っていることを前提に書かれていると思うから。表現上。

あるいは表現とかそういうレベルでなく、単純に音を探すときにも、凸凹はたいへん役立っていると思うわけです。見なくても、鍵盤上の位置がわかる。

いい音色で弾くために、白鍵と黒鍵の高低差をうまく吸収する弾き方を考えていると、それは触った感じで常に鍵盤上の位置を把握しながら弾けることにもつながり、鍵盤をみないで弾いていても、正確に次の音が触れるということになるはずで、たぶん総合的に仕上がりがよくなる、だろう。

ということで、今日はバラ3の半音階のところとか指使いの再検討も含めてあれこれ試していました。そのわりに結局同じところに落ち着いたんだけども。


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