アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

アルカン(暗)からモーツァルトへ(明)

2021年04月25日 | ピアノ
さてさて今日の会場は…

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ピアノ二台、横並びでした!! よかった~

と、思ったのですが、そういえばひとつ、うっかりしていたポイントが。一昨日、スタジオで練習するときに、なんとなく成り行きで、私が向かって左のピアノ、右にclalaさんで座ったのです。
スタジオに二台あるピアノなら、どっちがどっちでもいいのですが、舞台では。

ピアノパート(1st)の人が「前」側だよね、と思うと練習と逆です。

逆だからなんなのかって、いやそんなことで左右されるほうが問題アリというか脆弱(笑)なのですが、右にclalaさんのオケパートを感じるイメージですっかり出来上がっていたのが、逆から来るだけで違和感が。

結論から言うと、一昨日のが出来過ぎ…自分ちのめるちゃんで、落ち着いてて、一人で弾くよりもずっとつっかえないで無事に弾けてたのに対して、
今日は、家ではやらない大事故(o_o) まぁ本番だからそのほうがふつうか??

一昨日と特に違ったのは、鍵盤の感触です。いわゆるタッチということもあるのですが、それより表面の触り心地。一昨日のは、黒鍵と指の馴染みがほんとよくて、狙ったとおりにキャッチできるというか、アルペジオがちゃんと弾けちゃったんですよね。今日のはぜんぜんでした。アルペジオ以外は、まぁふつうだったのかな。

一方、アルカンは、準備不足もいいとこだったのですが、思ったよりよかったです。細かいところはあんまり頭に入ってなくて弾き直しもありましたが、こう弾きたいというイメージはすごくはっきりあって、ピアノと会場の響きもとても相性良く感じられ、気持ちよく弾きました。

モーツァルトはアップできる状況じゃないので、アルカンだけ置いておきます。これも発展途上(たぶん)だけど
本日の録音

今日の会では、少し前にショパンの舟歌の演奏がありました(素晴らしい演奏でした)。「さっきのは華やかな明るい舟歌でしたが、どっしり暗い舟歌弾きます」

で、自分でもどっぷり暗く孤独な雰囲気で弾いて最後は沼の底に引きずり込まれそうな半音階で〆て、すぐ次に明るく軽快なモーツァルトだったのですが(続きの出番だったので)、頭の切り替えができず出だしからけっつまづきました。

あとで、きーちゃんさんに「アルカン引きずってモーツァルト弾き始めたでしょ」とズバり言われました。ハイ、そのとおりですが

後半はちょっと持ち直したよ…


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いろんな舟歌

2021年04月24日 | ピアノ
前に「乗り物」テーマのコンサートがあったとき、まぁ乗り物限定で考えるとほとんどの選曲が「舟歌」になりがちという話がでた。

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実際には、みんな工夫してひとひねりふたひねり、舟といっても「ひっくり返ったカヌー」だとか、「鉄道」だとか、私は「トロイカ」弾いたし、「舟歌」以外のものもいろいろあるっちゃあるんですが、「舟歌」でよければ名曲揃いですよね。

ショパンは言うに及ばず、フォーレ、リャードフ、チャイコフスキー、そしてアルカンと。
(ショパンの舟歌はなんか優雅で明るい感じ、
チャイコフスキーの舟歌は、舟歌なのに4分の4ってのがなんか不思議。ちゃんと舟歌に聞こえますけどねぇ。
フォーレは舟歌いっぱい作ってますね。今生のうちに弾いてみたいもんだけど…)

最近はせっせと「モーツァルト二台(協奏曲23番3楽章)」をどうにかしようとしていたのですが、昨日合わせをしてみて、なんとかなりそうだなと思ったのも束の間、
「ハッ、ソロも弾くんだった…」

舟歌の存在を忘れていました。
あ、ショパンじゃないですよ、アルカンです…

いちおうちょろちょろ弾いてはいたんですが、なんか本番に向かう流れとか気合とかぜんぜんなかったなぁ~
壁紙と棚とモーツァルトのことしか頭になかった。

なので今日はせっせとアルカンを練習しました。ちょこっとずつ三回くらい。

一日家にいる休日に、まとめて一時間練習するより、20分ずつ3回に分けたほうが、なんとなく「三日間」練習したみたいな効果がありませんか? 気のせいかなぁ…定着が違いそうな気がするんだけども。

横道に逸れてついショパンの舟歌の楽譜開いたりして…いいよなぁほんとこの曲、楽しい。いかんいかん、それどころじゃないぞと。

それはともかく。

やっぱりアルカン舟歌、好きです。暗いけども。この舟歌って、舟歌では基本の「8分の6拍子」ですが特徴としては一番、「手漕ぎボートのオール」感が強いかなと(^^;;



ほら、「ちゃぷん」って感じ。

明日はせっせと漕いできます。


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モーツァルト二台ピアノ、初合わせ!

2021年04月23日 | ピアノ
今日はグランド二台あるスタジオ借りて初合わせ♪

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二台ピアノ、うちでも練習できないことはないけど、グランド+アップライトで音のバランスもなんだし、配置も変なので、
グランド二台が横並びだとテンション上がります!!

今日は気分もノッてる、ピアノも弾きやすく軽い鍵盤、相方は安定のclalaさんで、私的にはベスト・コンディション。

部屋は一時間借りていたので、通しで何度か弾くことができました。

最初は慎重にゆっくりめ…

慣れてきたらスピードアップで。

相手の音も、自分の音もほどよく聞こえる!!

受け渡しや、掛け合いが楽しい!!

お互いノーミスでなくても、「ちゃんとわかってて合流してくる」と信頼のチームワーク。

今日は自分でもびっくりするくらい「無事」に弾けて…
というのは、別にノーミスなわけじゃないんですが、間違う頻度も低め、間違ったあとの回復も早めで、
これなら問題ないじゃないの(マイ基準による)

いやー、二台ピアノって、モーツァルトって、いいですね(^^)

…あれ、本番は向かい合わせなのかなぁ…(難易度違うよね)

本番のピアノや、配置はまた別なので今日と同じに行く保証はもちろんないけれど、この曲のファースト・シーズンのときよりは安定感が増したのは間違いないと思われます。お願いしてよかった~


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西洋音楽史(2) 古代ギリシャの音楽理論と今日の西洋音楽

2021年04月22日 | ピアノ
今回のテキストには、紀元後一世紀の墓碑(セイキロスの墓碑銘)の写真が出てくるのですが、それに刻まれているのが、なんかアルファベットの連続みたいに見えるけどこれがギリシャの記譜法によって書かれた「楽譜」なんですね。

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で、これじゃ読めないので(^^;; 現在の五線譜に直したものが上記のウィキペディアにも載っていますが…

考えてみれば、すごいことですよ。「内容」をまるっと五線譜に移せちゃうってことは。

つまり…「音高」と「音価(長さ)」が記されているということ。
「音高」というのは、絶対的な音の高さ(周波数)ではなくて、相対的な音の高さですね。そしてそれが、今でいう「音階」にハマっているということ。デジタルで、しかも刻み方の基本が今と変わらないということです。
「音価」というのも、絶対的な音の長さ(秒数)ではなく、相対的な長さです。一番短い音符の、二つ分とか、三つ分とか、そういうことです。

そしてそれらが、「どう演奏するか」の視点ではなく(タブ譜ではなく)、音の(相対的な)高さと、(相対的な)長さを直接記述するという視点で記号化されている。

五線譜で、ロマン派以降ともなれば、音高・音価だけではなくて、音の大きさとか、表情記号とか、ペダリングとか、いろんなことが記入されてますけど、そういうものがなくても音楽として成立するし(バッハの原典版みたいな)、「メロディとリズム」さえあってれば、編曲されて別の楽器で演奏されたり、ちょっとゆっくりしたりちょっと速くしたり、伴奏があったりなかったり、そういういろんな変形はあっても同じ曲として認識されるというような、基本的な発想が同じです。

どうしてそうなっているかというのが、ギリシャ式の記譜法からそのまま発展して五線譜になったわけではないそうですが、音楽理論としては受け継がれて、別の記譜法として生まれました。

その音楽理論…

目に見えない音というものを、コレとわかるように捉える、書き表すというのはちっとも当たり前ではないですが、これの基本を考え付いたのはピタゴラスさんということに伝説ではなってます。
テキストに載っているのは、ピタゴラスが音の調和を発見したときのエピソードなのですが、それが書かれたのはピタゴラスから数百年後のことで、しかも内容が眉唾なんで、事実がどこいらへんにあったのかは不明です。

この中では、ピタゴラスは均一な性質と長さの紐を用意して、吊り下げる錘の重さを変えて、音の違いを調べたとあります。それで重さが倍ならオクターヴだったとか、1.5倍なら5度だったとか書いてあるのですが、これ出鱈目ですね。

だって、音の高さ(周波数)は重さ(というか張力)に比例するんじゃなくて、1/2乗に比例するものね。つまり、重さ4倍なら1オクターヴ上ってことになりますけど。

錘の重さではなくて、一定の張力で張った弦の長さで考えればすっきりします。弦の長さが半分なら周波数は倍、つまりオクターヴになりますから。
(「物理」の解説についてはこの動画を見てください→和音が気持ち良い数値的な理由〜音楽と物理をつなぐ)

ピタゴラスさんは、というかギリシャの音楽理論では、完全5度(3 : 2)と完全4度(4 : 3)を重視しています。完全5度を繰り返しとっていくと「音階」が作れるんだけど、でもこれだと3度が調和しない。

「純正率」は、3度が調和するように(5 : 4)作っています。平均律ではさらに、おしなべて同じ比率で刻んじゃったんですが、まぁ細かい違いはいいとしてw (気になる方は計算して眺めてみてください→こんな感じ)

整数比キモチイイ!! これで音の階段作っちゃおう!! って思いついた人はすごいですね。

ところで、音価というかリズムのほうは、ギリシャの言葉、というかより正確にいえば詩の韻律から来ているそうなんですが、これが「単位長さ」の考え方に馴染むというのはちょっと不思議に思える。元々、短音節2つを長音節1つで置き換えられるルールだったとかで、叙事詩なら
「タンタタ、タンタタ、タンタタ、タンタタ、タンタタ、タンタン」(4分の2拍子の6小節?)
という具合なんですが…なんか出来過ぎな話ですねぇ…というか、出来過ぎと思えてしまうほどに、現代の我々に至るまでがギリシャの音楽理論に「毒されている」ということなのかしらん。

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ロールスクリーン、カーテン

2021年04月21日 | 生活
ゴミ捨ても進んできてそろそろ終盤戦…

     にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記へ ←GWにはいよいよ寝られる部屋になる!?

最大のブツ「ライティングデスク」をどうやってゴミ集積場まで運ぶのか問題が残っていましたが、
まず、上置きとの分解…ネジ外したら簡単だった
収集日の運搬…GW中の日にちを予約できたので、またろうかこじろうがいるから(たぶん)大丈夫
と、なんとかなった。

ということで、ようやく次の段階に頭が回ってきて
窓にかかっているロールスクリーン…

ずいぶん汚れているし、色もイメージに合わないんだが、何より「遮光」じゃない!
こんなんじゃ寝坊したいときにも目が覚めてしまうじゃないか。

ロールスクリーンて、そういえば自分で取り付けたことがないんですよね。
これまで、みんな何かの工事のときに合わせて頼んでて、それで済んでしまったんです。

しかし、便利な世の中なので「ロールスクリーン 取り付け方」検索
で、出てきた動画見たりして…まぁなんとかなりそう…
「天井づけ」にするか「正面づけ」にするか決めてよく確認してサイズ測って買うのがミソなんですね。

じゃ、通販でポチればいいか!!

サイズオーダーできて、遮光が選べて…
で、これにしました:
(カタログより)

…え? いいトシして少女趣味だって?? いやー、この写真は周りがそういう感じで撮影されてますからアレですけど、実際はこんなピンクムードじゃなくて白い壁ですからそんなことないと思う…まぁちょっとかわいいけど…
アクセントクロス(黄色)にも合うよね。
サイズオーダーだからけっこう届くまで日にちかかるらしい。

それと、収納の扉がわりのカーテンは、安くて色が気にならなくて、洗濯が簡単で、寸法が合う市販品を頑張って探しました。
ミラーレースカーテン

なかなか思った寸法(と値段)のがなくて、レースに対象を広げたら見つかりました。「白」だから色は気にならない、ウォッシャブル、それにこのレースはレースにしては透けないようです。

こちらはポチした翌日に到着したのでさっそくかけてみました。
Before → After


ところで、Beforeのカーテンはなぜこんなに短いのでしょう。今となってはいきさつを覚えていません…


今日の書道:


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