ここ2カ月ほど、夫が週末も会社へ出かけたりして、
ゆっくり出かけることが出来なかったのですが、
この週末は、久しぶりに、素敵な場所へお出掛けして、
うっとり優雅な気分を楽しんで来ました
さて、今日のタイトル、ものすごく、大げさなタイトルに思われたかもしれません
でも、大げさでなく、本当に、夢のような、
神様が逢わせて下さったのね・・・
今までのこと全てが、この出会いに繋がっていたのね・・・
そう思わずにはいられない、運命の出会いに、
とうとう、出会うことが出来ました
先日、宝塚ホテルで年に2回開かれる、アンティークフェアへ
お友達と出かけてきました♪
いつも、なんとなく、広い場所に行くと、右手から見て回ることが多いのですが、
その日は、たまには、左側から行ってみましょう~と左手へ進みました
後から、ショップの方とお話ししていて、
もし、この時、右手から見ていたら、出会うことはなかったようです。
私のほんの少し後からいらした方が、希望していたそうです
以前、シンプルエレガンスなティーセットを購入した時にも書いたと思うのですが、
ずっと、2人用の、小さなティーセット、ハンドルまで全てが純銀の、
理想は・・・ヴィクトリアン期のロココ装飾のものを探していました。
お知り合いになれた、何人かのアンティークショップの方に
ずっと相談したり、仕入れの依頼をしても、
ヴィクトリアン期は、貴婦人、女性達が大勢でお茶を楽しんだ時代なので、
大ぶりのティーセットはたくさん存在しても、
小さなタイプで、全て純銀で、シュガー、クリームポットまで揃えて
細やかな装飾を全体に埋め尽くして作っているのは
なかなか、見たことが無い・・・というお話でした。
最近は特に、イギリスに仕入れに行かれても、
なかなか日本人好みのアンティークシルバーの数も少なく、
シルバーの価格も上がって来ていて、手に入れることが難しいのだそうです。
そういうお話をずっと聞いてきたので、
さすがに私も、自分の理想のモノは、存在自体が無いのかも・・・
あったとしても、日本まで出回ってこない、と諦めていました。
でも、何事も、諦めてはいけませんね
本気で願ったことは、叶う、と久しぶりに実感しました
会場を左回りに歩き始めてすぐに視界に入り、
我を忘れて、突進してしまいました
手に取った時、あまりの美しさと、ゴージャスさ、
自分の求めていた姿、そのものに、クラクラ・・・
このティーセットは、1899年と1900年に作られて、
グラスゴーのアセイマークが付いています。
イギリスシルバーの中でもロンドン、バーミンガム、シェフィールドなどが
9割を占めているのに対して、
グラスゴーのものは1割ほどで、とてもレアなのだそうです
両手の手のひらに乗るほどの、可愛らしい大きさのティーポットやシュガー、クリーマー、
小さなボディは、様々な技法を使ったロココ文様で埋め尽くされています。
これだけの装飾を施すのは、本当に大変だったのでしょうね。
シュガー、クリーマー、ポットと、2年掛けて作られているのですから。
その上、無傷の状態です
そして、宝塚フェアに、初出店されたショップの方が、本当にいい方でした
アンティークを手にする楽しみや喜びは、
どんな方から、購入するかも、とても大きなポイントです。
品物を購入した幸せな気持ちが、何倍にも大きくなるから・・・
ショップのNさんと、2日間、どれだけお話ししたでしょう・・・
感謝の気持ちでいっぱいです
Nさんが、このティーセットに出会った時のお話も、とても不思議で、
本当に、縁を感じました。
そして、このティーセットを見つけて、興奮してしまい
冷静に考えられなくなってしまった私に、
正直な意見を言って、一緒に考えて、背中を押してくれた、お友達にも感謝しています
ご一緒して頂いて、本当に良かったです。
それから、もちろん、夫にも
実は、品物は、今、最終的なクリーニングをして頂いているので、
私の手元に来るのは、もう少し先です。
我を忘れた出会いから、ようやく落ち着きを取り戻し、
こうやって文章にしていますが、
また手元に来たら、興奮しちゃいそうです~
画像は、フェアの会場で携帯で撮らせて頂いたものですので、
あまり綺麗さが伝わりにくいです。
また写真を撮り直せたら、差し替えようと思います。