kouzi_2007~

発火村塾 established 2007

ハドソン 南部十四式拳銃

2009-12-09 17:51:04 | トイガン


ハドソンが残念なことになった。

余より少し上の52年規制以前からのファンや、Do it yourselfなコアなマニアには特別な思い入れがあるようだが、モデルガンがプラスチック主流になってからの余には、シーラカンスのようなイメージのあるメーカーだる。変わりもしなければ無くなりもしないと思っていた。
余はハドソンなどにはあまり興味が無かったので、面白半分に買ったABSのトカレフしか所有していない。
今回、お弔いのつもりで南部14年式拳銃を買った。ガントの最後の在庫だった様だ。いっちょ前に28161円もしやがった。レジで二万出して澄ましていたら足りなかった。ハドソンむかつく。

N3の9ミリカートにマイナーチェンジする前の8ミリカートモデルだ。発火性能向上の為の改良だった様だが、どうせまともに動かないんだろうから8ミリカートが付属していたほうがありがたい。

ハドソンが動かないモデルガンを販売し続けていることに業を煮やすユーザーは多いらしい。「ブローバックモデルを謳いながら動かないとは詐欺である」と言うことらしい。

もっともな意見であるが、余はハドソンには興味がないので飲み会などでは無責任にハドソンを弁護する。
「ブローバックモデルの下にイメージです。と表記されているではないか」
サムライハオーを買ってもらった子供が「ビカビカ稲光しない」「コレじゃない」などと言って泣いたらどうだろうか。もし大人がハドソンを買って「詐欺だ金返せ」と言ったとしたら恥ずかしいのではないか?幼稚なのではないだろうか?

しかしながら、ハドソンも淘汰されたからには理由があるのだろう。
エアソフトガンの治世で動かないのは悪である(ジェリコを喜んで買うアニオタがいたとゆう話もあるが)。眼の肥えたエアソフトガンファンがハドソンなど買わないのは当然かもしれない。
食物連鎖で言ったらエアソフトガンは外来種。ハドソンは在来種。駆逐されてしまったわけだ。余は二万八千円余りをお布施したが、ハドソンが延命できるわけでもない。モデルガンファンを自認する余としては、興味ないとは言わず買い支えておくべきだった。

でも、観賞用にしてもいまひとつ物足りなかったからなあ。買わないなぁ(なんか、高いし)。