管理釣り場―４―

先日親子で訪れた管理釣り場、今度は釣り仲間とK.M.R.親子とで行った。
先に子供のタックルを準備してやると、次々に魚がかかるので、私の準備が全く出来ない。
となりのＯさんＫプロのお二人も、次々と出る魚に大忙し…
一頻り、虹鱒の狂宴を味わった後、なぜか皆笑ってしまいしばらく素に戻ることが出来ない。
Ｋプロなど、“もう、今年の運は使い切った感じ…”なんて言い出す始末。

釣り始めは、ドライなら何にでも出るという状態であった。
ロングキャストの必要など全くなく、誤って足元に落ちたフライでも、そこに魚がいれば食ってくる。
ある程度キャストすれば、最初の１匹が外れても、打ち返そうとリトリーブしてるとすごい勢いでアタックしてくる。

魚の活性の高さは、前回をはるかに上回るだろう。
“魚のこの狂った様な状態は一体何なんだ”と一瞬不安になった。
しかし、釣り始めて２時間を過ぎると、少し落ち着いて来た。
フライも、何でも良かったのが、少しセレクティブになって来た。
ハッチしているムシのサイズに合わせないと、出なくなった。
管釣りといってもこれが本来の姿だ。

虫に合わせて選んだフライに魚が出る様になるとなんだかホッとする。
始めは派手に水しぶきを上げていたのが、次第に小さなライズリングになってきた。
それだけ魚が落ち着いて、確信を持ってライズしているということだろう。
まあ、１日充実した釣りを楽しむことができた。

―追記―
復活真竹ロッドは、３５アップをコウダプロが無事に獲り込んでくれた。
折れる前は３０だろうが４０だろうがかまわず獲っていたが…
これで、ホームで不意に大物が来ても余裕を持って対処できる。
何といっても昨年は、ちょっとした大物ラッシュだったから…
後は、雨を待つだけだ。