K.M. Rodsmiths

自分で作ってしまえ (バンブーロッド、ランディングネットetc.)、ネコ、

ルアーに挑戦

2006年12月15日 | フライフィッシング
フライフィッシングをはじめるまで、釣りの経験はほとんどなかった。
二十数年前のある日、理由は自分でも良く分からないが、釣りではなくフライを始めようと思った。
まず、近所の釣具屋で安いテレスコピックのベイトロッドを買い、それに池袋サンスイでリール、ライン、グリップ回りのパーツを手に入れ、フライロッドを捏造したことを記憶している。

ベイトロッドベースのそれは、とにかく硬く、#7でやっと使えるという代物であった。
そんなインチキロッドでフライを始めてしまったので、初めは、キャスティングでだいぶ苦労した。
フライロッドでやればばよいのに、へそ曲がりは昔からだった…
当時通った川は、腕や道具がどうであれ、鈎を流せば魚が釣れる天国のようなところだったもので…

それからは、釣り=フライであった。
ルアーもやってみたかったが、一個の値段を見て、即、断念した。
ところが、去年あたりから子供が、「ルアーなら管釣りに付き合てやってもいいぞ」と言い出した。
オヤジが出来ないのでは教えられないから、という口実でルアーを始めようと思った。

ちょうどそのとき、釣り仲間のO氏のご好意で、子供にとなかなかのスピニングリールをいただいた。
さっそくルアーの道具を揃え、いつものポイントで、スプーンを投げリトリーブすると、画像のヤマメがすごい勢いで食いついてきた。
フライのときとはは明らかに違って、何か獰猛な感じの出方であった。

このときの経験を参考に、ストリーマーを巻いて、同じポイントで試してみた。
ヤマメたちは、ピカピカのストリーマーを、すごい勢いで追いかけてきた。
管釣りなどで使うマラブーリーチなどとは明らかに反応が違う。
ただし、フライに対しスレるのが非常に早い感じがした。

いろんなことをやってみると、これまでの釣り方とは異なる面白さがある。
新しい経験から、また新たな視点が開けてくる。
ルアーにはフライとは違った面白さがある。
でも、やはり、単価が…

2 コメント

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Unknown (釣楽人)
2006-12-15 19:00:54
また投稿させていただきます。山形はここ数日穏やかな天候で積雪は0㎝、何か自然に釣りに出かけそうな感じです。私はフライよりルアーの経験のほうが長いです。バスプロにはなれませんでしたが、相当馬鹿になりました。ルアーの醍醐味はミノーイングです。本物の魚よりリアルに泳ぐあの姿を見ると想像力の世界がぐっと広がります。逃げ惑うミノーそして襲いかかる岩魚・・・正しく素晴しい世界旅行の映像のようです。かなり古い番組ですね・・・笑
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ミノー (K.M. Rodsmith)
2006-12-16 00:32:39
釣楽人様、コメントありがとうございます。
ミノーについてはおっしゃるとおりです。動きもさることながら、あのリアルな美しさも魅力的です。今度機会を見つけて、自作して見ようなんて考えております。そうすれば、一個数千円というコストの問題も解消できる…?
素晴しい世界旅行。懐かしいです。私、大好きでした。私も北国の生まれなので、映像にでてくる熱帯雨林とかジャングルとか、とにかく憧れました。今でもそれは変わっていない様に思います。
ただ実際にそういう地域に行くと、やはり、想像以上であったりするものです。お祭りで使う楽器の取っ手が、人間のあごの骨であったりするとさすがにビビリます。戦に行って、敵の首を刈ったなんてね。首刈りは日本にもありましたね。
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