K.M. Rodsmiths

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柄下地

2023年04月14日 | 日本刀

今付けている柄は、パーツで買うより完成品の方が安いという不思議な価格設定である。
だから、しばらく使って飽きたら、バラしてパーツだけ再使用し作り替えるのもアリなのだ。
サメは短冊なので、親粒付きの巻きに代える。
目貫は、手持ちの時代物を使う。
柄糸も、全体を短くするので再使用できるかな、と思う。

勿論、大切なのは、強度、そして、持った時の感触である。
日本刀の弱点の一つとして、柄回りが挙げられる。
物斬りに特化した現代刀なら、茎が長いものもある。

だが、江戸以前の刀の場合、多くは柄の半分くらいの長さしかない。
ゆえに、流派にもよるだろうが、竹刀のように両手の間を開けて持つことはしない。
強度については、下地がプラスチックの摸造刀を振る人がいるが、これは危険だと思う。

ま、急ぐ必要はないので、じっくりやる。



とか言いながら、下地の成形がほぼ終わってるし。
次は、縁、頭とのフィッティング、形状の最終決定だ。
特に、全体の長さをどうするか、考えているところだ。
24にするか、23.5、あるいは23で行くか?
短くすると少し細めにしないと、見た目のバランスが悪くなる。



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