七尾山 麓の見事な杉山
丁寧に手を入れて育てられていることの分かる美林である。
12月15日 今年もあと半月となった日、雪に閉ざされる前に、ごろごろ水の採水に洞川に行こうとの連絡を貰った。
月始めの予定では17日(木)に行くことになっていたのだが、週間天気予報では、この日から一気に真冬の寒さが訪れるとのことなので、急遽変更になった。
少し前から体調が悪く、また昨年の今頃のようなしんどい目に合わないかと、体調を整えることに専念していた時だった。
念のため前日内科を受診していたので、気分的にも安心して出かけることにした。
写真は15日の朝、7時頃の東の山(この日に向かう)である。
洞川に入ると、青空が広がって絶好の採水日和となったのが嬉しかった。
温泉街の通りの人影が少ない。
後で知ったのだが、温泉のくみ上げの機械の故障で、各温泉宿と村営の温泉に配水できない状態になっているとのことだった。
これから湯治の季節なので、早く故障が直ることを村の人たちも気が気でなく待ち望んでいることだろう。
旅館街の通りを過ぎて、採水場の少し手前の右側に、山全体が神域のような場所がある。
いつも気になっていたが、駐車するところがなく、後続車にも気を遣わなくてはならないので、見上げては通過しているだけだった。
参道から本堂まで、ずっと工事中だったこともあり、車の中からこのように写真を撮ることができたのは初めてだ。
立派な石段が麓からずっと上まで続いている。
石段の上の立派なお堂は、上のような修験の道場なのだと知った。
杉の木立の間に、これは錫杖というのだろうか、立っていて所々に注連縄につけるような白いお札が付けてある。
いかにも神域なのだといった感じがする。
ネットで調べてみると、次のように書かれていた。
『神秘の霊山・修験節律根本道場総本山です
古来から大蛇が棲息し、人に危害を加えると言われていました
入る人が無かったので蛇の倉と呼ばれ、八大龍王の一神、晃成龍神をともなった由縁の霊山
本尊;真宇王大権現
御真言に妙空現諸仏即通力(ミョウクウゲンショブツソクツウリキ)
今も山は行者信者によって護持されています
女人禁制の山上ヶ岳に対して女性の方の一日修行・登山参拝が多い
戸開けは大峰山と同じで、5月3日
戸閉は9月23日となっています』
本殿の屋根の向こうに薄いピンクの花の咲いた木が見えた。
望遠で写したが、梅なのか桜なのか判別できない。
この石段を登ってお詣りをすれば、何の花か分かるのだが、既に七尾山は戸閉の時期に入っているし、信者でもないものが、立ちいることは神域に対して不遜なことのように思われたので、拝礼して採水場へ向かった。
今朝見ました、早く温泉が元通りになることを願っています
用心のためのお休みと知って、安心しました。
老体には、早めの休息が大切ですね。
見習いますね。
お体の状態が今一のようでご用心ください、
私の腰痛も8割は治っているのですがむりできません。
コメントありがとうございました。
丁度昨年の今頃の救急車搬送のお世話になったのが、思い出されて、その兆候を感じたので、もう2度と緊急入院はごめんだと、掛かりつけの医院へ行きました。
お蔭で、今はブログにも手を付けるような意欲がわいてきました。
ご心配かけました。
風邪の方はもう大丈夫でしょうか。
十分お大事になさってくださいね。
後継者のいない山持ちさんなのでしょうね。
体調はずいぶん楽になりましたが、膝の故障はなかなかです。
無理をしないように気を付けています。
東京老人さんも、お気をつけくださいね。
ありがとうございました。