毎日ではないので縁日の法要が行われる日であるのだろうと、鐘の音を聞く。
転法輪寺略縁起には、次のようなことが記されている。
その時、一人の猟師があらわれ、二犬に道案内をさせました。
そうして、お大師様は無事に高野山へ行かれ、真言密教の修行の道場を開かれたのです。
この猟師こそ狩場明神であり、出会われたこの地が犬飼であります。」
縁起にある二犬がここに彫られているのが、高野山発祥の霊場として犬を大切にされているのが分かる。
賢そうで優しい犬の表情である。
弘法大師を本尊とする宝形造で、修行大師像約六百体が安置されているそうである。
お参りする多くの信者を見つめるような位置に建立されている。
「身はここに 心もここに 犬飼の 庭の修行を 見つめ守らん」
これは、お大師様が夢枕に立たれ山主に告げたという和歌であるが、近在、遠方から多くの人がこの境内で、祈願のお百度参りや、四国八十八所のお砂踏みをお大師様が見つめられている、信者にとってはありがたいお姿だ。
横に立てられている錫仗を打ち鳴らしながら、写真左のはすの台を踏みしめてお参りをする。
お寺の境内に神社?と思ったが、最初の縁起を読んで納得できた。
狛犬も普通神社にあるようなのでなく、あの透かし彫りと同じ犬で、白と黒だ。
この神社の後ろには、1300年前と推定される、大師塚と明神塚と呼ばれる古墳がある。
いつも通過するだけだった「犬飼さん」(お寺を親しみをこめてそう呼んでいる)を、このたび訪ね、お参りしたことから、地元にあって初めて知ったこともあり、母が生前、お四国参りに、犬飼さんの団体で連れて行ってもらったことなどのご縁をふと思い出した。
福島~上松
山門の透かし彫りや、横の白壁の塀の上の瓦屋根の蓮の飾りも、面白いものでした。
今度、お参りの時は、ご覧下さい。
副住職さんは同級生ですし、その子たちもうちのと同級だったりで、親しみのあるお寺さんなんですが、好奇心が足りなかったようです。
次はちゃんと門から入って、見直してきます。
ここに写真は載せなかったのですが、子安地蔵堂の7月24日大祭には1300人ほどの方のお参りがあると、パンフレットに掲載されていました。ずいぶん遠方からのお参りもあるようですね。
今日はだいぶ過ごしよい日になりました。
酷暑には一区切りでしょうかしら・・・
とても有名で、ご利益が多くてありがたいお寺であります。
私も前を通ると車のなかからですが会釈し無事を祈り喜んでおります。
お寺の鐘はどこで聞いてもいいものですね。
体の中に染み込んでいく思いがします。
日増しに日が短くなってきたのに
日中の暑さは耐え難いものがあります。みなさまお体お大事にしてくださいね。
天気予報が雨だったので、早々とウォーキングに行ってきました。
なんと、陽射し一ぱいの上野公園でした。
午後から なのでしょうかね。
転法輪寺では、21日がお参りの人が一番多いようです。
お大師さんの語縁日ですものね。
高校の1年先輩の人が受付にいたので、縁起を書いたものを頂いてきました。
近くにいながらゆっくりお参りしたのは、この度が初めてなのです。
最期の職場がこの地だったものですから、写生大会などで、子供たちとよく行ったものでした。
機会があればお訪ね下さい。
anikobeさんのブログで時々転法輪寺さんの記述を目にしていたのですが、高野天野の里の丹生比売神社と深い関係があるのですね。
そして狩場明神とお大師さんが出会われたのが、犬飼の地なのですか?
私は天野の里ばかりと思っていました。
是非一度転法輪寺にもお参りしなくてはいけませんね。
ありがとうございました。
多分、お大師さんの手に導かれながら八十八ヶ寺をお参りできるということなのだと思います。
88本並んでいるのは壮観です。
昨夜東京は だったのですね。
最初から観察できたのは、北海道だけだったのではないでしょうかしら・・・
お寺も色々なデザインがあるものですね。
塀の外に釈というんですか?棒が立っている写真が面白いですね。
昨日こちらでは雲がかかって見られませんでしたが、
粘ったanikobeさんやりましたね。
(みんな、ね、になっちゃって)(笑い、でもないか)