橿原神宮前の駐車場に、車を預けて電車で奈良まで行った。
膝を痛めてから、電車で奈良まで行ったのは、装具を着けてどれだけ歩けるのか確かめたかった。
車では何度も奈良に行っているが、自分の足で電車を乗り継いで、目的地(今回はならまちの元興寺)まで行きたかった。気候は歩くのに丁度よく22度と、今頃にしては低く汗をかくこともなく、したがって疲れないリハビリを兼ねたような、歩きにはありがたい日だった。
元興寺にはまだ行ったことがないと、そう思い込んでいたが、お寺の受付で「西国四十九薬師巡礼第5番霊場」であることを知って今日のお詣りは2回目であることなのだと分かったが、全く覚えがない。
帰ってから「法話と札所案内」の書物と朱印帳を開いてみて、平成5年1月17日のお詣りしていたのだ。
当時は本堂にお詣りして、お薬師さんの御真言を唱えて御朱印を頂くのが、精いっぱいで、信仰のお寺詣りのみ。
境内の写真など撮りながら散策し鑑賞などしていなかった。
今日のならまちも元興寺さんのみ、ゆっくり足の痛みが来ないように、お詣りの後境内を散策した。
沢山の写真などぼつぼつ整理しながらシリーズとしてUPしていくことにする。
歩数計を見て驚いた。8853歩だ。足を痛める前はこんな歩数は当たりまえで、驚きもしないのだけど右膝に装具をつけてからこんなに歩いたのは初めてだ。それも家に帰って装具を外しても痛みは来ないので、まあ今日の確かめと言うか歩きは、お薬師さんが護ってくださったのだろうと、夜の仏壇でのお務めの時、感謝の言葉を添えた。
残された生涯を歩けるために気長に、状態の改善のため、努力します。
拙い写真ですが、それを撮るために歩くのが今のリハビリ立ち思っています。
元興寺の素敵な写真を何度か拝見し、まず第1歩として元興寺へのご縁を頂きました。