カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

吉野川今昔

2005年01月06日 | ☆ ふるさと・大和
街道の裏手に沿って大きな川がある。
この町を越すと名前が紀ノ川となるが、吉野からこの町までは吉野川と呼ばれている。
今では草の生える川原であるが、子供の頃は、様々な大きさの石にびっしりと覆われた、川原だった。
子供の頃夏には、殆どの時間をここで過ごした。
水着と藁草履で、家を走り出る。路地を抜けるとすぐ川原である。
川原に干してある真っ白なシーツを踏まないように、水辺まで、ヒョコヒョコ飛ぶように走る。
日焼けした子供たちの天国であった。
この川筋から生まれたオリンピック選手が何人かいる。
スイミングプールなどなかった時代の事である。
あの柔道野村選手のお母さんも、この川のある町で育った水泳選手である。


今は、川で遊ぶ白鷺の姿だけであるが、夏から秋にかけては、梁漁があり、観光に寄与しているし、子供たちのためには、川を学ぶ自然環境も整えられている。題して「水辺の楽校」。「がっこう」と読ませているのが面白い。
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
呼び名 (comugi)
2005-01-06 07:33:45
紀ノ川は上流では 違う名前なんですか

堤防で仕切られていない

ゆったりした流れですね

対岸の山に 雪発見!

やはり そちらは寒いんですね
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堤防の上の散策道 (anikobe)
2005-01-06 08:29:02
地図の上では紀ノ川ですが、奈良県を流れているところは吉野川と名づけられています。

高くて長~~い堤防があって、そこが散策道になってウォーキングをする人のコースに最適です。

そこから写しました。雪のあるのが、隣接する吉野郡の山々、さらに奥の山は、雪が降っているらしく見えませんでした。寒いですね。
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吉野川=紀ノ川 (polo181)
2005-01-06 11:02:38
だったのか。知らなかったなあ。ここはかなり上流だと思いますが水量がたっぷりですね。昔は気軽に川へ遊びに出ました。魚つかみ、ウナギの仕掛けなどして遊んだ。海に近かったから春は潮干狩りで、どっさりアサリを採ったものだった。
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水量 (anikobe)
2005-01-06 12:43:59
奥吉野の深い山々の水を集めて豊かな水量になっているのでしょうね。

川が遊び場だったpoloさんは、紀ノ川のもっと川幅の広い、海に注ぐ辺りだったのでしょうか・・・

子供と水辺は、いつも結びついていた時代ですね。
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残念! (紅蓮)
2005-01-06 16:30:19
そういう話しを聞くと、東京で生まれ育ったことは残念だったなあと思います。

子どもたちの天国で遊びたかった~。

とりたてのアサリもおいしいでしょうね。



ところで、poloさんもこの近辺のの出身なんですか?

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古いよき時代のお話 (anikobe)
2005-01-06 18:15:06
その点此の頃の子は、沢山別の楽しみ方を知っていますね。



poloさんのコメントでは、もっと河口のほうのようですね。ここから海までは、40キロ以上もありますから・・・

河口近くなら、アサリも採れるのでしょうね。
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和歌山市で (polo181)
2005-01-06 21:42:45
育ちました。紅連さん、こんばんは。anikobeさんが書いて居られるように、私は河口、つまり和歌山市で幼年期を過ごしました。だから、anikobeさんとは同じ水辺で遊んだことになります。歳も二つしか違いませんから、まさに同じ川の子です。
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お返事ありがとう (紅蓮)
2005-01-07 09:38:25
そうなんですか。

poloさんとanikobeさんは、同じ空気を吸っていたことがあるんですね。



poloさんは、今は東京かな~と、思ったことがあるので、ちょっと疑問に感じたのです。

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水辺の楽校 (久遠寺哲哉)
2005-01-07 21:46:32
子供の頃は、どの川も水が美しかった。

もちろん、水泳は川であった。

今でも、清流は残っていると思う。

しかし、多くの川は汚れて水遊び場とはならない。スポーツ施設や散歩のコースとなっている。

山を歩いていると、その清流には感動さえ覚える。

「山紫水明」←これ好きです(^-^)ニコッ!
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綺麗な川 (anikobe)
2005-01-08 00:04:29
poloさんへ

紅連さんへ

同じ川の水で育ったって、言葉の響き良いですね。同じ空気を吸った育った(世代)これは、さらにいいなぁと思いました。



久遠寺さんへ

山歩きのお好きな人は、自然を愛する人ですね。久遠寺さんさんの研ぎ澄まされた感性は、そこが源流でしょうね。去年行った四国の四万十川、すっごく綺麗でした。
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