3. オキシメル( Oxymel )
ビーバームは抗菌性があるので風邪、鬱血、のどの痛みに効果があります。オキシメルとは基本的にハーブをビネガーと蜂蜜の中に入れて有効成分を抽出したものを指します。
写真は、1848年Jean Hardouin i Désiré Nisardによるものです。
私が持っている文献の中で「オキシメル」について一番古い記述は、古代ローマの大プリニウス ( Pliny the Elder , Gaius Plinius Secundus、プリニウス・セクンドゥス ; 22-23-79/8/24 ) が著した『Naturalis Historia;博物誌』です。
プリニウスと私たちとを結びつける?ものにスタビアエ( 「フニクリ・フニクラ」 )があります。79年ローマ西部艦隊の司令長官の任についていたプリニウスは、ベスビオ火山の大噴火に遭遇し、火山現象をくわしく知りたい熱意と、友人らを救出しようという思いから、ナポリ湾を渡ったのですが、スタビアエに上陸したおり、火山ガスを吸って亡くなったといわれています。
彼は古代ローマの博物学者、政治家、軍人で、ローマ帝国の海外領土総督を歴任する傍ら、自然界を網羅する百科全書、『Naturalis Historia;博物誌』を著しました。全37巻の中の薬草の部、二十巻目に、オキシメルに関する記述があります。
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