薔薇とコリアンダーと煎茶の ” アイスグリーンティー"
ダマスクローズペタルが乾燥したので、これを使ってアイスティーを作ってみました。
かってのような、ミントの葉に熱湯を注いて、「はいっ!ミントティーを召し上がれ!」的な安直な?ものではなくて、数種のハーブを組み合わせて色、香り、味、効能を構築するハーブティーが日本でも見られるようになってきました。
ところが、数種のハーブを組み合わせて日常的に家庭でハーブティーを楽しむには少し困難が伴います。いつも手元にたくさんの種類のハーブを置いておくことが難しいからです。かといって市販のものは消毒薬を使用していることは当たり前でしょう。虫の駆除をせずに商品を作り出すことは難しいことです。
そこで手に入りやすい3種のハーブを使った、飲みやすく、作りやすい、熱い夏に向けた「アイスハーブティー」を作ってみました。夏の強い日差しに曝されたお肌に優しい、そしてだらっとした気分をシャキッとさせるハーブティーです。一口飲むとスーッと優しい薔薇の香りが鼻腔を通り抜け、頭の中に残像となって残ります。
材料(5カップ):
知覧茶 2 TBS
コリアンダーシード 1TBS
乾燥ローズペタル 1TBS
湯 200 ml
水 1 L
方法:
知覧茶、コリアンダーシード、乾燥ローズペタルをポットに入れて沸騰寸前、又は沸騰して少し置いた湯を約15秒間入れる。水を注ぎ入れて冷蔵庫の中に3-5時間入れて浸漬する。グラスに注ぎ入れて上に氷を浮かべる。
ベースになる煎茶は知覧茶のような味のはっきりしたものが合うようです。レモンの香りがするコリアンダーシードを煎茶のサポートに、優しい香りのダマスクローズを全体のバランスを取る触媒にしました。
煎茶をベースにしているので日本人には飲みやすいものに仕上がっていると思います。最近はハーブティーのベースに茎茶、煎茶、ほうじ茶など日本茶を使ったものがみられるようになってきました。日本料理が一般的な料理として認知されるようになったからでしょう。紅茶をベースにしていたハーブティーが横滑りしたとも言えます。
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